診療所へ行く
色々見ていて気がついた時には、すっかり昼を過ぎたようだった。診療所の方もきっと人で溢れかえっていると思ったが予想に反してそんな場所は無く、何度か道に迷ってようやく辿り着いた。そこは診療所と言うよりもただの家にしか見えず、思わず何度か確かめたが扉の横に「診療所」と書かれていたので、勇気を出してノックしてみた。
すぐに「開いてるから入って来てー」と返事が返って来た。意外にもその声は女性だった。ノックして入ると、その声の主が机に向かって何か書いている所だった。目が合うと、女性は笑顔をこちらに向けた。
「あら、珍しいわね。ライカンさんは元気?」
この人は前の自分を知っているようだった。
おっさんは元気だと答えたがその後は言葉に詰まった。正直に言えば良いのだろうか?
「どうしたの?具合でも悪くしちゃった?」
女性は近づくなや頬を自分の頬にぺったりくっつけ手を額に当てて来る。年齢は20代後半か、褐色の肌はまだ瑞々しく、長い黒髪は綺麗に三つ編みで束ねられている。顔は言う間でも無く美人だ、知的にも見えたのでこの人がおっさんの言っていた医者で間違いないだろう。まさか女性とは思っても見なかったが...しかし、このいきなりスキンシップは不意打ち過ぎた。いや、そんな事よりも彼女が動くたびにその豊満な胸が色んな部位に当たる。香水は独特の香りがするが、どこかオリエンタルチックで悪くない。と言うかおっぱいがいっぱいである。この国女性は誰もがこんな感じなのだろうか?
「ねぇ、本当に大丈夫なの?」
「あ、はい、その大丈夫です」
いかんいかん、おっぱいすぎてつい言葉さえ忘れる所だった。
とりあえず、 仕事中急に気を失い、目が覚めた時には記憶が無くなっていたと話すと、急にじっとこちらを見つめ、そして徐にその巨乳で自分の顔を抱きしめてきたのだ。
「そうなの、でも大丈夫よ、きっと元に戻るわ」
言葉の最後に力が入るタイミングで、さらにむぎゅ〜とおっぱいに圧力がかかる。素晴らしいし、嬉しいのだけど息ができない。息が出来ないのでは自分は死んでしまう。おっぱいに挟まれて死ぬのもけして悪くないが、この時ばかりは流石にタップした。もちろんおっぱいタップだ。ぽよよん、ぽよよんとね。苦しいけど良い感触。揉めないのが残念。
「あ、ごめんなさい。気がつかなくて」
そう言うと女医のお姉さんは体を離した。
その時の自分の顔はきっとバナナだったに違いない。色々と苦難と不幸な人生を歩んで来たが、ここにきて最高のラッキースケベに遭遇できた。パンツも良いけどおっぱいも良い。まさしく甲乙つけがたしである。
「でも、ごめんなさい。私、そういう事に関しては専門外で、力になれそうもないわ」
いやいや、十分過ぎるほどおっぱいでした。
それに今の文化レベルじゃ、何処へ行ったところでまともに診れる所も無い。何より、そもそも記憶障害ですら無いのだからお姉さんが謝る必要も無い。騙しているのは自分の方だ。
「あのー良かったら、お姉さんの事教えてくれませんか?」
記憶が戻るキッカケになるかもしれない、と言うお姉さんのプライベートを知る上で最高の切り出し方が出来たと思わず心の中でガッツポーズをとった。
お姉さんの名前はシャビーデさん。元々は商人の生まれだが、親を説得して医学の道を歩むため、単身、首都のハビンガムで医学を学んで来たとの事だが、その道のりもけして順風満帆とはいかなったらしい。
「本当はまだ学ぶ事がたくさんあるから、向こうに居るつもりだったんだけど、病が流行しちゃて、それで急いで戻って来て、もうそこから後は大変で、なんとか落ち着いたけど、結局大勢の人が亡くなったわ...」
「今のままじゃまた流行り病が来た時も同じ事になると思って、また首都で勉強するつもりだったんだけど、ここの人たちに残るようにお願いされちゃってね」
なるほど、それが今と言う訳か。
でも、その割には...
「あんまり流行ってないでしょ?実力不足よね」
「いえ、そんな事は」
何か言うべきだと思ったが、自分が知っている事は彼女のおっぱいの感触だけだ。
「私もそうだけど、医者と言う仕事そのものの風当たりが厳しいのよ。この国の人達は神の力こそ絶大だと信じている。人が人を救えるはずが無いって、そう思ってる」
なるほど、けして馬鹿にはできない話だ。
新しい事に挑戦しても、誰にも認めて貰えない。
こう言う事は地道に結果を出していくしか無いのだ。シャビーテさんの話によると医者のカーストはそこまで高くは無いそうだ。基本的に職業選択の自由はないが、特定の職業に関しては条件をクリアして就くことが出来るらしい。勿論、その条件が厳しいのは言うまでもない。さらにカーストも高くないのでは割に合わないとさえ思う。
「それでも、風邪ぐらいなら早く治せるからここを頼ってくれる人は増えて来ているのよ」
診療所があると言うだけでどれほど多くの人が安心するか思えば、彼女がしてきた功績がけして無駄では無いと分かる。ただ...
「ずっとお一人なんですか?」
自分は今最も心配している事を聞いてみた。
「ええ、婚期も逃しちゃったし、医者になるような女、誰ももらってくれないでしょう?」
んなこたーない!
と言いたかったが、さすがにここで彼女のファインセに志願する気は無い。否、まだ早い。それにしても、20代後半で婚期が終わるのか。中々厳しいもんだ。それでは護衛や助手でもと聞いてみたが、金銭的に厳しいとの事だった。
医者が貧乏だなんて救いようが無い異世界だよホント。
彼女自体はカーストは上位だから、多少は安全としても、やっぱり心配になる。夜道に女1人で歩きもすれば翌日には死体が上がってくるようなこの世界で、美人の独り身と言うのは余りにも危険すぎる気がしたのだ。
「心配してくれるの?ありがとう、嬉しい」
そう言うとまた目の前におっぱいが迫ってきた。
カーモンベイビーおっぱい!ウェルカムおっぱい!
だが、そのふくよかな感触が顔に当たるより先に首元に鋭利な何かが当たり、思わずはっとする。なんと胸の下に短刀を仕込ませていたのだ。
「ふふ、驚いちゃった?流石に何もしてないって訳じゃないのよ?」
「まいりました」
両手をあげて降参ポーズを取る。
しかし彼女のあまりに魅力的な容姿を前に、その抵抗が果たしてどれだけ効果があるのだろう。襲ってくる輩が単独とも限らない。寧ろ複数と考えた時…抵抗を諦め、なすがままに服を脱がされている彼女を想像し、慌ててその邪な妄想をかき消した。
その後は体を色々と調べられ、特に異常がないとの事なので、お礼を言った後、家に帰った。何も無くてもたまには遊びに来てと最後に言ってくれたので、街に寄った時は必ず行くようにした。まぁ当然ですな。
帰り道でも当然シャビーテさんのことを考える。
彼女がもし日本で同じように、医者を目指していたのならきっと成功したに違いない。駅のプラットホームの反対側にある巨大な看板にそれこそ無駄に胸を強調した写真と共に、病院の宣伝としてにこやかに笑っていたのかもしれない(もっとも朝っぱらからアレを見るのはキツいもんがあるけど)勿論、努力が必ず成功に繋がるだの言うつもりはない。だけど、失敗する事の多いこの世界において彼女と言う存在は大きく見える。後世で教科書に載るような人と言うのは彼女の事を言うのだろう。
とりあえず彼女の身辺の事は改めておっさんに相談する事にした。そこまで考えた時、急に腹がなる。そういえば今日は朝から何も食べてない。そして家には何もない。辺りはすっかり日が暮れようとしていて、何処からかまたカレーの匂いが流れてきた。幸い市街地なので何処か店はあるはずだ。口笛はあんまり得意じゃ無いけど、とあるメロディを囀りながらカレーの匂いに誘われるように夕闇を駆け出した。
ジュテーム。
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そこからしばらくは仕事だけで無く、生活習慣までもルーティン化していた。仕事を終え、家に帰る。雨が降れば雨水を溜め、水釜の水を変えた。川はとんでもなく汚かったので極力利用は避けた。利用するにしても雨が降った後で、汚水が流れ切った後に急いで洗濯すると言う感じだ。料理は一切せず、食事はもっぱらサリーおばさんのカレーで賄う。と言うか、何処に入っても大体カレーしかない。でもこれがうまいのだから仕方ない。カレー一つにしても色んなカレーがあり、舌が飽きる事もない。何より一日一食でもカレーならば十分腹に残るのだから皆カレーを食べる。カレーは偉大であった。
そして近くの子供達と仲良くなったのも良い傾向だった。明らかにこっちの方が治安が悪いのに子供たちは人懐っこく、親には逆に感謝された。インターネットや新聞などで起こった犯罪をいちいち親の危機感に塗りたくるような真似さえしなければ日本だって子供と気兼ねなく遊べたかもしれない。犯罪を警鐘するのは悪い事では無い。しかし、そればかりが目立つと社会は息も詰まる程、窮屈になっていく。勿論、一番悪いのは犯罪者達だ。逆にメディアが悪いと言うのは筋違いな気もするが偏重報道、オーバーな誇張報道もある。親達も過剰すぎている感も否めない。全てが悪い方向に向いていてその深みにどんどん嵌っている。修正にも期待できない所が悲しい。
そんな事よりアレだ。
子供達には当然幼女も少女もいる。例によってこの子達もパンツは履いてない。ここから先は最早野暮というものだろう。日本じゃ児童ポルノと称され、その写真を所持するだけでも逮捕に繋がるあのアレが直で、見放題なのである。ヤバいね、ヤバすぎるだろタエちゃん...。
子供の、特に幼女の性犯罪防止策については、実際の性犯罪の実害影響よりも、それに性的興奮を覚える変態に対しての親、特に母親や同性からの計り知れない嫌悪感に対する配慮の方が大きい気がする。だが幼女だろうがなんであろうが、性に興味を抱くのは自然である。悪いがドン引きされようが何だろうが知った事では無いというのが自分の考えだ。だから全く異性関係が無かった訳なんだけどね。悲しくないよ。
まぁとにかく、ネットじゃあ成人したグロテクスなアレだったり、無理やり造形した擬似的なアレだったりでその正解を見る事が最早叶わなくなっているアレを、アレを直に!はぁはぁ!見る事が出来る!!のだ!!ハァハァ(;´д`)
と、思って興奮していた頃もありましたが今は普通の人間戻れています。道もこの通り外していません。見たのか?と言われれば答えは「YES」。と言うか現在進行形で今も見えてる。
そこにはなんて事は無い、綺麗なつるぺたが存在しただけだった。想像通りと言うか、こんな感じかと納得した。正直になんでわざわざこれを規制するのかとさえ思ってしまった。確かに造形は良いがいかんせん未熟すぎる。見つめれば見つめる程この蕾が無事に育ってほしいなどと言うささやかな謎性まで沸き起こってくる。これに興奮は覚えない。やはりパンツが欲しい所だ。
そう、やっぱりはっきりと見えすぎるのも問題なように思える。女性の最終防衛ラインがなんの対策のされて無いのは味気ない。隠れているからこそ興奮すると言うもの。それこそ純白な布地一枚でギリギリ最後の秘部を隠すと言うあの感じが一番エ...合理的なんじゃ無いかと、そう思う訳だ。だから自分はあの時、天啓を得た。この世界の女性がパンツを履かない、知らないのであれば...それを教え、広めていく事こそ我が覇王の道なりと、パンツが無いのなら作って見せよう、おパンツをと、あの時に誓ったのである。パンツが流行れば女性も大事なデリケートゾーンを気にすることなくスッキリ出来るだろうし、見えても良いものにすれば、死ぬまで町中のあらゆるパンツを眺めることが出来る。見たくないものまで見てしまう恐れがあるが、所詮些細事である。明らかメリットしか無いのだからこれからの人生をかけてもいい。寧ろ自分はこの為に異世界に来たのだとさえ感じる、いやきっとそうに違いない。神は我に受けたもうた、白き布を纏いしその女、聖女となりて、その祝福を与えんと。
そしてそれを作りし者こそ、真なる英雄であると!!!
まぁちょっと飛躍しすぎやしたかね?
まぁ小さな事からコツコツと、と言う事でまずは幼女達に記念すべき最初のパンツを捧げようと思っている。と言うのも日々の賃金から材料を揃えるのも大変だからである。裁縫は得意だったから布と糸さえあればすぐにでも作れるのだが。
それにしても、見えても良いはずのパンツを何故隠すようになったのだろう。時代の流れがそうさせたと言うのなら悲しい事だ。全パンツ化計画が終わったら、はっきり言ってもう二度と日本へ戻りたいなど思わないだろう。と言うか日本はダメだ。しょーもないダブダブのズボンしか履かないしなんの魅力も無い。自分がそれで良いと思うならそれで良いのだろうが、あんなモンを良しとしている女のセンスが全く分からない。恋愛は男を刺激させるキッカケが無いと何も始まらない事に、全く気づいていないのだ。いつまでも都合の良い金持ちで若くてのイケメンが、急接近して来るのをモンペを履いてずっと待っている。パンツを恥じらう、その事実だけでもう未来は無いとすら感じる。そうやって一生パンツも自分さえも隠し続ければいい、いずれ未来の発掘家が発見するまで埋もれていれば良いのだ。このばーか!!
前から思ったんですがパンツの事になると嫌に情熱的ですね、ですって?テメェ!己の性癖を舐めんなよ!と反論したいのですが、いいえ気のせいであります。気のせいです。




