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人外転生狼として生きる道  作者: サブレ
3/3

圧倒的強者

「そっちに行ったぞっ!」


その大きな声によってビビり上がりそうになるが再度気を引き締めて獲物を見定める。

狩りが始まってもう半日ほど経つのではないだろうか、もう俺はヘトヘトになっていた だが獲物といえども気を抜くと攻撃してくるし、下手をすると大怪我を追ってしまうかもしれない。今相手をしているのは熊のような魔物だ大きさは体長2メートルぐらいで日本にいた頃の熊と見た目は大差はないが、力を比べると月と鼈の様だなんだって軽く手を振っただけで地面に傷跡が残るし、触られただけで即死しそうだ。熊を【鑑定】してみるか。


ステータス

パワーベアー

Lv. 80

HP 536/850

MP 152/200

攻撃力 5362

守備力 2310

魔攻 300

魔防 350

スキル

【剛腕】Lv.2【飛爪】Lv.4


名前が安直なやつだ とこんな感じの獲物だ俺も今日魔物を狩ってきたのでそこそこLv.が上がってスキルも覚えたが、1つ疑問なところがある先ほど熊が腕を振っただけで地面がえぐれていたがそれは恐らくスキル【飛爪】のせいだろうそこはいいのだがこのスキルを見た瞬間頭の中に今日何度も聞いた機械音が聞こえてきた。

(スキル【飛爪】を習得しました)

とこのように、何故か俺は、一度観たり説明されたスキルを習得できてしまうのだ....

なんでだよ?!おかしいだろ観ただけでスキルがポンポン覚えられるんだぞ?!おかげでこっちは物凄い勢いでスキルを覚えてるぞ

おそらくこの現象は俺の持つスキルの一つの【完全理解】のせいだろう。

(【完全理解】を【鑑定】)心の中でのちょっと観てみようそしたら頭の中に機械音が流れてきた


【完全理解】

観たり聞いたりした事を完全に理解してしまう能力任意でON/OFF可能


なんだこのぶっ壊れスキル...マジで最強じゃん俺が覚えたスキルはこれで5個目かなとりあえず見てもらった方が早いだろう。

(ステータスオープン)

ステータス

名前 ギン

Lv. 30

HP 2500/2500

MP 1150/1200

攻撃力 1820

防御力 1850

魔攻 2050

魔防 1850

スキル

【創造魔法】Lv.1【鑑定】Lv.2【風属性魔法】Lv.2【水属性魔法】Lv.1【火属性魔法】Lv.1【身体強化】Lv.2【飛爪】Lv.1【言語理解】【狼王の威圧】【完全理解】


こんな感じかなじゃぁちょっと新たに覚えたやつは紹介しようかな

【風属性魔法】

ウィンドカッター

ストーム

トルネード

【水属性魔法】

ウォーターボール

ウォーターウォール

【火属性魔法】

ファイアーボール

ファイアーウォール

【飛爪】

風魔法の派生版

爪に魔力を流しそれを振る事で真空波を放つことが出来る

【身体強化】

身体に魔力を流すことで身体の力を底上げ出来る

【狼王の威圧】

自分よりLv.が下の敵に対して威圧し敵の身体能力を減少させる(Lv.が上の敵に対しては無効)

【創造魔法】

自分の考えた通りの魔法が発動できるようになるただし発動するには明確なイメージが必要、また一定レベルになるまで使用不可


とこんなような事を覚えることが出来たかな


「ウガァァァァ」


パワーベアーが力任せに振ってきた手を身体を少しずらすだけで避け足に噛みつくパワーベアーが重心がズレて倒れた所に素早く【飛爪】をとばして首を切り落としてパワーベアーは絶命した。


「おぉ、大分狩りが上手くなってきたなさっきの熊はパワーベアーっていってなかなかこの森では強いのだがお前は余裕で倒せるか。」


パワーベアーはなかなか強かったらしい、まぁ俺は結構余裕を持って倒すことが出来たけど。もしかしたら俺結構強いんじゃね?この森の中じゃ敵なしかな!....え?両親?この2匹は別格ですねハイ。どう頑張っても倒せる気がしない...


「僕もう少し奥まで行って狩りをしてくるね!」


流石に女の子なのに「俺」は変かと思い一人称は僕にしたがなかなかムズかゆいな。

おっあそこ何だか祠みたいになっている場所があるな、ちょっと気になるから行ってみるかな。

何だか洞窟の中にある変なとこだなもう少し奥まで行ってみるかな、

そこにはだいぶ広い空間が広がっていたそしてその広い空間の真ん中ほどに祠があった。

この祠はだいぶ昔の物なのだろうコケがビッシリ張り付いてあるどんな事が書いてあるんだろう?

ギンが手を置いた瞬間

ガコン

と何かのトラップが作動した様な音が洞窟全体に響き渡った。その瞬間にクロードが叫んだ


「ギンその祠から離れろっ!その祠はこの地を昔支配していた魔獣を封印した祠なんだよ。」


そう言われても封印を解いてしまったものはどうにもならない、祠のしたからなんだがドス黒い煙が出てきてその煙りがだんだんと獣の形を成していく。


「早く離れろ!」


クロードがそう言ってギンを弾き飛ばしたギンは、弾き飛ばされリサに受け止められたそんなことをしている間にも魔獣は形を成していく。


「GAAAAAAAAAAAAAA」


耳をつんざくような雄叫びをあげて出てきたのはまさに ドラゴン 真っ赤な色をした大きさ8メートルはあるだろう鱗はギラギラひかり、鍵爪に至っては1メートルはある。ドラゴン俺たちの姿を確認したのかもう一度雄叫びを上げてきた、絶対的である強者の前ににさすがのクロードも怯んでしまっている。


「ここは俺が食い止めるからさっさと逃げろ!!俺はすぐこいつを倒して行くから大丈夫だ」


嘘を言っている そんな事は俺でも分かる。確かにクロードならそこそこいい戦いをするだろうがそれでも勝てない...俺はドラゴンを【鑑定】してみてそう絶望した。

ステータス

名前 ファイアドラゴン

LV 1056

HP 154600/154600

MP 5740/5740

攻撃力 105360

守備力 86350 

魔攻  8964

魔防

スキル

【火属性魔法】LV8【飛爪】LV7【龍魔法】LV6【飛翔魔法】LV4【索敵】LV5【ドラゴンの威圧】LV4【攻撃力倍化】

称号

【龍王】【絶対的強者】【魔幹部】



これが今目の前にいる圧倒的強者のステータスだ…

てかおかしいだろ?!LVに至っては1000を越してるし攻撃力は父親の2倍はあるぞ、ドラゴンがスキルの【飛爪】を父親に向かって飛ばしてきた。親父が横っ跳びして攻撃をかわすが、ドラゴンが息もつかせない攻撃の連打によって親父がさばききれなくなってきたのか体から血がにじみ出てきている。親父が反撃とばかりに【風属性魔法】のハリケーンを放ち大きな風の渦ができてドラゴンに向かって迫っていくがドラゴンの【火属せう魔法】ファイアーボムを生成して放ち相殺させる、親父が諦めずに連撃するもそのすべてが避けられるか防がれている。


「くっ、お前ら早く逃げろ!! 俺でも長くは食い止められないぞ。こいつは封印が解かれたといってもいまだ力が全開じゃないうちにまた俺が封印する!」


親父がそう言って再度ドラゴンに向かって攻撃を仕掛けに行く、親父の魔法はドラゴンには全く効かない攻撃はすべて避けられる。これは逃げるしかないようだ…だけど母親がなかなか親父を置いて逃げようとしない。


「お母さん逃げようよ、お父さんがここは任せろって言ってるし家で待ってれば帰ってくるよ」


俺が封印を解いといてこんなことを思うのはあれだが、このドラゴンはどう頑張っても勝てる気がしないそれにドラゴンていうのはもっと後に出てくるべき敵だろ!俺に親父がいつまで、もつかわからないし早く逃げないと俺らまで巻き込まれてしますここは親父に任せて俺らは家に帰って待っていたほうがいいだろう。


「分かったわ、絶対あなた帰ってきてね。」


母親の声が裏が裏返っていて悲しんでいるのがよくわかる、母親もおそらく親父がレッドドラゴンに勝てないことは直感的に分かるのだろう。だがそれでも応援せずにはいられない。それに母親はここに残って親父と一緒に戦いたいのだろう、だが俺がいるせいでどっちかが逃げなければいけない。そのことは母親も理解しているだからか。

母親が俺の首にかみつきそのまま一目散で走り出した。ものすごいスピードで光景が変わっていく、そんなことをしていたらすぐ家に着くだろうそして家に着いたら母親が俺にってきた。


「私はお父さんを助け来るから、お前はここに隠れていなさい。もし一日して帰ってこなかったら私たちは死んだと思ってこの森を出て遠くに行きなさい。そして強く生きなさい。」


「お母さん絶対お父さん連れて帰ってきてね。僕家で待ってるから、そしてまた一緒に暮らそうね。」


そんなことを言っている俺に対してっは親はニッコリと微笑みかけてくれた、この両親が俺の本当の両親じゃないと分かっているが、それでも俺を身をていして守ってくれている両親は日本のころにいた本当の両親と変わらない感謝を感じている。なので両親には無事に帰ってきてもらいたいたとえそれが無理な願いだったとしても…だ。

お読みいただきありがとうございます

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