死闘
なかなかバトル描写って慣れないですね。
文字だけで伝えるのが本当に難しいです
暇つぶし程度に読んでってください
13話です
「何が分かったっていうのさ?」
クロノスはこちらを見てニコリと微笑む
「最初の戦いも、今の戦いでもそうだった。まずお前の時間の支配者には弱点がある。時間の支配者は連続では使えない。少なからず時間を要するはずだ、そうだろう!」
「うんうん、大正解。でもなんでそんなことが分かったの?」
「最初の戦いでお前は、俺の槍を素手で止めた。そして、グリンの攻撃もまともに受けた。本来なら、時を止めてどうにかできるだろう?」
「おぉー、なかなかやるねぇ。でもまさか、それだけで見抜いたっていうの?」
「そしてさっきも、全員の攻撃を時間の支配者で止めた後の俺の槍は時を止めないでないで止めた。このことからお前の時間の支配者は連続して使えないことがわかったんだ!」
「すごいね、大正解。でも、まずってことは他にも弱点、分かったんでしょ?聞かせてよ」
「もう一つは、時間を止めてる最中お前は俺たちに攻撃することができない、そうだろう?」
「君、やるね。でもなんで時間の支配者中は攻撃出来ないかわかるかい?」
「いや、それは…」
「それはね、時間を止めるという事は君たちに想像できないほどの力を使うんだ。君たちの魔力とは比にならないほどにね。時を止めてる最中に何かに影響を与えるのに使う魔力の消費量は想像を絶するよ。」
クロノスは嬉しそうに俺に言った
そして俺はあることに気づく。
「お前もしかして魔力もうそんなに無いんじゃないか?」
ぎくり。とした顔でクロノスは驚く。
「もしかしたら魔王から呼ばれたってのも本当は魔力がなかったんだろう?」
「いやいや、魔王様に呼ばれたのは本当だよ。あの時は魔力あったから。」
「あの時は?」
クロノスは何か悟ったかと思うと
「もういいや。さっき君が話したこと全部大正解、本当にすごいよ、君は」
クロノスは素直に俺に感心していた。
「前言ったことをあやまるね。君はつまらなくないよ、面白い人間だ。僕も全力で殺らせてもらう」
「てめぇが死ぬんだよ。」
「何!?」
そこにはグリンの姿があった。
グリンは爪でクロノスに攻撃する、がクロノスは剣で受け止める。
「てめえらが長々と話している間に沙月に回復してもらったんだよ。」
「え!?沙月って回復魔法使えんの?」
「あったりまえじゃない!防御に特化してるのに回復魔法が使えなくてどうすんの!」
そういうと
「ここであんたを叩く!」
沙月はフライパンをクロノスの脇腹にぶち当てた。
「がはっ!」
クロノスは血を吐く
「やはりてめぇはもう時間の支配者を使えねえ見てえだな。今ならお前の頭に俺の爪が届く!」
「マーティ、ちょっと」
「ありゃあ……これはちょっとまずいねぇ、もうあまり使えないけど…」
時間の支配者
「な!消えやがった!」
「どこにいったの!」
俺とマーティだけが奴の場所が分かった。
さっきの沙月とグリンの攻撃している最中に、俺とマーティは距離をとっていた。
「ぜぇ……ぜぇ……ちょっと…予想外だったかな」
クロノスは疲れ果てていた
今しかない
「マーティ!水の雪崩だ!できるだけ長く出し続けろ!」
「任せな!」
マーティの口から激流がクロノスに向かって飛び出す
《草の板》
俺は草の板を創り、マーティが出した激流に乗る。
そして
《抹茶の槍》
槍を創り出し、
「終わりだ!クロノス!!」
クロノスの腹を突き刺した
なんかみんなの性格が不安定だけど、気にしない、気にしない
14話で会いましょう