俺が失ったモノ ~大切な君以外にも~
少しあっさりしているというのか、変な作品です。
ですが、よろしくお願いします^^ では、どうぞ。
俺は大切な何かを失ってしまった。
まるで心が焼き切れたかのように、根を上げている。
『助けてくれ』 ――そう、叫んでも誰も助けは来ないけど。
そんなことはわかっているけど、ついつい苦しいから助けて欲しくって。
俺は大切なモノを失ってしまった。
いつからだろうか? 俺達の関係がすれ違うようになったのは。
昔は大好きだった。 今も、別れる寸前もその想いに違いはなかった。
なかったはずなのに、結局別れる事になってしまった俺達。 なんでなんだ?
なんで、俺達はズレてしまうことに? そうなるなんて、思ってもいなかったのに。
気が付けば、俺は失っていた。 とてもとても大切なモノを。
いつの日か、約束をした。 『来年も、再来年も一緒にここに来よう』って。
だけど、俺はその約束を守ることができなかった。 君と別れたのがとても辛くって。
でも、君はそこにいたのだろうか? 約束の場所にいたのだろうか? 俺はすごく気になって。
だけど、お前が俺と別れたことで幸せになれたのなら、俺はそれでよかったとも思う。
けど、忘れないで欲しい。 その幸せは俺に苦しみと辛さをもたらしたという現実を。