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第4話 ギルド、そして最初のクエスト

ギルドに向かって歩いている時

ドンッ

「キャッ!」

「おわぁ!?」

建物の角から飛び出してきた女の子とぶつかった

「ま、前見てなかった!ごめんなさい!」

「う、うん、大丈夫だよ、ケガはない?」

「うん!大丈夫!ありがとう!おにいちゃん!ぶつかってごめんなさい!」

そう言って女の子は走り去って言った


「なんだったんだ…?」

「マスターこそおケガ無いですか?守れずすみません」

「あ、いや今のを守るのは無理だから大丈夫だよ、気にしないで、クラフィ」

「ありがとうございます。それはそうとマスター?今の子私達と同じ方向に向かって行きましたね?ギルドでしょうか…?あんな幼い子が…」

「どうだろうね、ま、俺達もギルド行こうか」

「はいマスター」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ギルドが近くになるに連れてプレイヤー達もちらほら見えるようになってきた

それと同時に思うのは


(木の棒装備してるのガチで俺だけじゃんか…)

皆ガチャを引いたやつを装備してるのだろう

武器か防具は確実にレア度が高そうなやつを付けている

なんなら武器も買ったのだろうか鉄剣とかをつけてる人もいるのだ

装備買わないと今明らかに浮いている…

「まぁ一旦ギルド管理所に入るか…はは…

よし、じゃあ、おじゃしまーす…?」


中に入ると結構人がいた

「 プレイヤーもCPUもいる感じなんだな」

と、さっきの女の子が受付っぽいところで受付嬢の人かな?と話をしている

「なんでですか…、こんなに人いるのに…どうして…」

「ごめんね…その金額で依頼出しても誰もやってくれないの…だから私達も断るしかないの」

どうやら依頼を出したいようだが所持金が足りず依頼を出せないという感じらしい


「さっきの子だね?どうしたの?」

「あっ、ぶつかっちゃったお兄ちゃん…えっと、私依頼したいんだけど…お金無くて依頼できなくて…助けて欲しいのにどうしようもないの…」


やっぱそういうことか

「どんな依頼なの?」

「えっとね、アルバスの森にスモールウルフの群れのボスが居て、最近凄く暴れてて…倒して欲しいの!」


さっきミーナと会った時も言ってたな、群れの近くにスポーンして逃げてたっけ


「分かった、お兄ちゃんがスモールウルフの群れとボスを倒してきてあげるよ」

「えっ!…本当に!?ありがとう…!気をつけてね!お金は出せないけど代わりになるものあげるから!頑張ってね!お兄ちゃん!」


【クエスト ウルフリーダーの討伐を受注しました。】


おぉ、こんな感じにクエスト受けれるんだ

クラフィもいるしまあ何とか倒せるだろう…?

ただ武器だけは何とかしないとな


「おいあんちゃん、今からアルバスの森に行ってウルフのボスを倒すんだって?それにしちゃあ武器が貧弱すぎじゃねぇの?オイラ、工房をやってるゴンザってモノだ、どうだ、買ってかねぇか?」


丁度いい所でCPUが話しかけてきた

そういうストーリーなのだろうか?


「あぁ、なら買わせてもらおうかな」

「へいさんきゅー!ならついてきなあんちゃん!」

「お兄ちゃん!頑張ってね!私はギルドで待ってるね!」

「うん、行ってくるよ!」


そしてゴンザについて行き工房に着いた


「あんちゃんほらよ、好きなの1つ選びな」

選びな…?

と疑問に思うと

「あんちゃん、あの場では伏せてたけどクラフィ様の主様なんだな、おいら精霊について調べてた頃があってクラフィ様のことはよく知ってる、あんちゃんはきっと将来すげぇ敵と戦う事になるんだと思う。

そんな人に打った武器を渡せるってのはすげぇ光栄なことなんだと思う。だから1つ持ってってくれ!半人前のおいらだけど木の棒よりは当たり前だけだけどいいもの作ってるから!」

(クラフィのおかげか…様々だなほんとに)

「じゃあ有難く貰うとするよ、丁度武器がなくて困ってたところなんだ」


と言いながら100程ある武器を見渡す

(剣に斧に槍、色々あるな…ん?)

目を引かれた

その剣は特にレア度が高いわけでも性能がいい訳でもない

ただ剣道やってた身からすると人生で1度は振ってみたい物

そう

「刀…!」


あまりにも俺向きな武器だった

(yugoはガチャから刀引いてたな、あれも凄い羨ましいけど俺はタダで貰ってるしこれでいいか!)

「よし、俺はこの刀にするよ」


「おっ、そいつか!いいぜあんちゃん!持ってきな!」

そして俺は刀を手に入れることが出来た


(これで俺もまともな武器を入手したぞ…!そしてウルフのボスを倒しに行ける!)


「よしクラフィ、アルバスの森に戻ってウルフ狩りだ!」

「はい、マスター。

その武器マスターお使いになったことあるのですか?凄くしっくり来るというか、似合ってます。」

「あぁ多分、訓練っていうか、そういうのずっとしてきたからね、この武器は多分凄く俺向けな気がするよ」

「そうなんですね、では今後戦闘はどうなさいますか?」

「んーまだ俺1人じゃ前衛は厳しいからクラフィにも戦闘頼みたいかな」

「かしこまりました、では引き続き弓で支援の方をしていきます」

「頼むよクラフィ」

「お任せ下さい、マスター」


じゃあ向かうとしようか

スポーンした森に

2~3話に1回攻略スレの話入れます

次攻略スレの話です

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