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第10話 リスポーン、そして新たな武器

だいぶ会話回です

【ランダムエンカウントの十大厄災によってのデスペナルティはございません。】

『【称号 獣帝に狙わられし者】を獲得しました。』

・獣帝とのエンカウント率が0.1%上がる

・獣帝との戦闘時、狙われやすくなる

・この称号を持つプレイヤーに何かある場合獣帝が来るかもしれない


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


目を開けたらさっきも見たギルド

だが先程と違うことは2つ

1つはクラフィはスポーンしてないこと

もう1つは


「おい急いで東口に警戒を!」

「戦える人は東口にお願いします!」

「東口第1陣がさっき出発したそうです!」

「冒険者の方々も各自向かってくれてるそうです!」

「大規模レイドだ!急げ!」


とこのようにかなり騒がしい

恐らくたった今俺が負けた相手

獣帝が出現したからだろう

とぼんやり考えていると


「君!君も冒険者かい!?急いで東口に向かって欲しいんだ!とんでもなく強いモンスターが近くに現れたんだ、すぐ討伐部隊に入って向かって欲しい!」

「ごめん、俺は今は行けない、そいつにこっ酷くやられちゃった上に武器も折れちゃってさ」


と刀を見せながら肩をすくませる


「こっ酷くやられた!?もしかして最初の被害者か!ならついてきてくれ、町長とギルド管理長の2人が今対策会議していて話を聞きたがってる!」


ということなので男に連れられ対策会議している場へ行くことになった


「失礼します!今回の第1被害者と思われる方を発見しました!」

『入ってくれ』

「はっ!失礼します、よし入ろうか君」

「はい」

中に入ると6人ほど集まっていた


「やぁ、大丈夫だったかね、私は街長のゲルティア・ハルベスターだ」

「ローグの街のギルド管理長をしています、フィナート・アルバーナです、あと4人は書記と対策部隊の方々です、では早速で申し訳ないのですけど、お名前をお聞かせください」

「ルーラーです」

「ルーラー君、君が1番最初の目撃者かな?」

「多分そうかと…」


空が真っ黒になり降りてきて戦闘になった事を報告した


「なるほど、ありがとう」

「聞きたいんですけど、十大厄災ってなんですか?」

「そうか、君は冒険者か、そうだね、十大厄災とは」


話によると

まず十大厄災とは

出会ってボコボコにされた獣帝、魔王、龍皇りゅうおう屍王しおう鯱王こおう鷲王しゅうおう天帝てんてい地帝ちてい、悪魔王、人王じんおうの十体で

その中でも獣帝と鯱王の2体は特定の住処があるもののあちこちに出現するらしく

その中でも空を飛び回る獣帝は目撃情報も多いらしい


逆に魔王、屍王、人王、天帝、地帝があちこちで見ることは無く、これらの領土あるいは城等で暴れたりすることがない限り出会うことは無いそうだ


そして厄災とあるようにこの10体は尋常じゃない戦闘力を持つ

これは俺も身をもって体験している

(何せダメージが4桁当たり前に出てたからな)


「じゃあ本当に不運だったわけだ…」

「そうなるね…」


ドンドン!

「失礼します!獣帝について報告があります」

「なんだ」

「獣帝、既に行方を眩ませています!戦闘のあった形跡はあれど獣帝が見つかりません!」

「なんだと…!」

「まるで俺だけ狩って満足したみたいな…」

「えぇ…その可能性すらあるわね…如何いかんせん情報が足りない…まだ厳戒態勢を敷いて頂戴」

「はっ!」


「さて話を聞かせてくれてありがとう。武器は折れたのだったね、いい鍛冶師を紹介しよう」

「それは助かります」

「ではついてきたまえ」


これは思ってもない幸運

さらにいい武器が手に入るかもしれない


【ローグの街 カルバハ工房】

「カルバハいるかー?」

「おう、ゲルティアか、なんの用事だ、獣帝を倒せるような武器はねぇぞ」

「獣帝はどっか行ったそうだ、まだ厳戒態勢は敷いてるがな」

「なら何の用だよ」

「獣帝の最初の目撃者で戦闘した時に武器が折れたようでな、新しい武器を見繕ってくれないか? 」

「ほう」

「どうも、ルーラーと言います」

「おめぇさん不思議な感じするなぁ。」

「不思議な感じ?」

「あぁ、あんた、1人じゃないな」

「分かるんだな」

「あぁ、この感じは精霊か?」

「そういえばそろそろ召喚できるか」

「どういうことだ?」

「いやぁ獣帝に一緒に倒されちゃってね、再召喚までに時間かかるんだよ」

「なるほどなぁ、まぁいいさ、あんた武器はどういうのが好みだ」

「俺は刀がいいな」

「刀ぁ…ちっと今手持ちにねぇな、来な、8000ベガで好きな武器1つやろう」


刀は無いのか…残念だ…

とりあえず何も無いよりはマシだし8000で何でも好きなのと言ってる、これは貰っといて損は無いだろう


「ありがとう、見せてもらうよ」

「おう、来な」


というわけで工房に来たが

さっきの人も凄かったけどもっと凄い


そして更に俺の目に入った剣

70cm程だろうか。赤みがかかった両刃の刀身、そして龍の文様の入ったグリップ


「これいいな」

「ほう、迷わずそれに行くか、そいつは火属性の剣、銘をグラディアンと言う。そいつを装備してると自然と火属性初期初級魔法の【ファイア】火属性初級魔法の【フレイム】の2種類を必要MP半分で打てるようになる」


なんという武器だ

これがガチャ産じゃなく貰えるのか

これは8000出す価値があるだろう

「こいつにするよ」

「毎度あり、8000ベガ貰うぜ」

8000ベガを渡し

グラディアンを受け取り装備する


「また来てくれよな」

「あぁ、また利用させてもらうよ」


というわけで新たな武器を手にし改めて東口に向かうのだった

美咲は既にらすまおに入ってます

けど初期スポーン地点が近場じゃない為ゲームで2人が会うのは先になります

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