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第8話 お出かけ、そして出会い(仮)

タイトルが全然決まらなかった…

本文より時間かかっちゃった:( ;´꒳`;)

「ふんふふ〜ん♪」

やたらテンションの高い美咲と共に朝も来たゲーム屋に来ていた

朝とは打って変わって列は無くなっていた


「おや、また来たのかい?」


店主にそう言われ


「はい、まだVRと新作ゲームありますか?」

「お、いいね両方丁度最後だよ、買うかい」

「いいよね、美咲?」

「残ってる!?やったー!」


美咲も無事に買うことができたので


「よし、帰るか」

「えぇ!もう帰るの!?ちょっとデパートとか行こうよ!」

「行って何するのさ、こんなデケェの持って…」

「うぅ…だめー…?」

「ったく…わかったよ…行こうか、美咲」

「ありがとうるーくん!」


(美咲との買い物も久しぶりだしたまにはいいか)


「じゃあデパートいこー!」


ゲーム屋から歩いて10分ほどでつく

大きめのデパートがある

特段すごいものがあるわけでもなく

ただデパートで

買い物するならここ、といった感じだ


「るーくんとの買い物久しぶりだー、なんか買いたいものある?」

「俺はないかなぁ?美咲は何かあるの?」

「私…はちょっと服見たいかな、るーくん選んでよ〜」

「俺のセンス無いの分かってて言ってるのか」

「分かってるよー、私がいくつか好きなの選ぶから、そん中からるーくんの好きなの選んでよ〜」

「それでいいならいいか」

「やった」


なんだかんだ美咲とはもう10年ほどの付き合いだ

なんとなくどんな服を選んでくるかも分かるし、多分美咲もその上で俺がどれを選ぶかも分かってるだろう


そんなこんなで美咲が選んできたのは

薄ピンクのロングコート

ベージュのハイネックカーディガン


紫のゴスロリパーカー


「最後の何それ」

「ええ、可愛くない?」

「美咲には合わんな…」

「えー!そんなぁ…じゃあるーくんは残り2つならどっち?」

「ロングコートの方かな」

「やっぱりそう言うと思ったー!買おー」


最後のあのパーカーはなんだったんだ

まぁ美咲には合わないとは言ったけど

美咲は小柄で顔がかなりいい為

なんだかんだ着こなしそうではあった


あまり隣歩いてて欲しくは無いから却下したけど


というわけで美咲は早速買った薄ピンクのロングコートを着て歩いていた


「まだ何か買う?」

「んーん、もう用事済んだー、お茶しよ!」

「りょーかい、じゃあフードコート行くか」

「んー」


フードコートに着き店が沢山あり何を頼もうか迷っていると


どんっ


「あっごめんなさい」

「こちらこそごめんなさい!お怪我無いですか?」

「俺はないよ、そっちこそ怪我は無い?」

「はい、ありがとうございます」


女の子とぶつかってしまった

俺がぼーっと突っ立ってたのが悪いかったためすぐ謝り何事もなかった


「るーくん大丈夫ー?」

「あぁ大丈夫、俺がぼーっとしてたからぶつかっちゃった」

「大丈夫だった?るーくんがごめんねー」

「は、はい、ありがとうございます、私は大丈夫です!」


ちょっと遠くから

「りおなー、行くわよー」

「あ、お母さんに呼ばれちゃいました、すみませんでした!私もう行きますね!

…またどこかで会えそうな気がします」


と言い去っていった

「るーくん今の子知り合い?」

「いいや全然、美咲は?」

「私も知らなーい」

「まぁいいや何か飲もうぜー」

「そーしよ!さっき見回してたらスパバに新作のいちごチョコバナナフラペチーノとかいうのあったよ!」

「それ絶対くどいだろ…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


私は知らない男の子にぶつかってしまった

前を見ずスレを見ながら歩いて居たのが間違いなく原因だ

しかし

たまたまスレを見ていたから

たまたまそのスレで話題に上がっていたから

たまたまそのスレにスクリーンショットでその人の写真があったから

たまたまその男の子と一緒にいた女の子が

るーくんと呼んでいたから

たまたまその女の子が

VR一式とらすまおを買った袋を持っていたから

これだけたまたまが重なればバカでもわかる

今の人は

間違いない

『ルーラー』だ

あのSS精霊を引き大剣王を負かし

話題沸騰中の彼だ

まさかサーペントのクエストに引き込もうとしてたタイミングで現実の方で会うとは…

奇遇すぎる、これはゲームの方でも話題を作れそうだ


私『アルマ』はゲーム内でいつかまた会う彼と共に戦うことを夢見ながら

前に気をつけながらスレをまた見始めた


ーーーーーーーーーーーーーーーー

「これ美味しいねるーくん」

「いやわかってたけどくどいわこれ」

「ええ甘くて美味しいよ〜!」

「俺には甘すぎるわ…」

「もー、飲めないなら飲もーか?」

「飲めんほどじゃないから大丈夫だよ」

「そっか、残念」

「残念?」

「なんでもないよーだ」

「そういや美咲、らすまおって情報としてどれくらいあるの?」

「知ってるのはすごい人気でPVが再生数がヤバい!ってことしか知らないなー」

「お、ならまじで知識は俺と同じくらいか、どうする?一緒にやる?」

「やれるの?いきなり」

「うん多分でき……るのか?最初の地点バラバラかも」

「じゃあできないじゃんー、まぁいつかやれるかー…でも絶対合流しよーね!」

「そだね、一緒に狩りしたいね、俺の仲間も紹介したいし」

「…仲間?」

「そう、可愛い子が仲間になってさぁー」


瞬間空気の温度が一気に低くなる感じがする


「…女の子なんだ?」

「え、あぁ…そうだよ…?……美咲…?」

「ふーん…可愛いんだ?」

「まぁ可愛いと思うぞ…?」

「…いくつくらいの子さ」

「えぇ…あれいくつくらいだ…わかんね…」

「分からないくらいの子なの!?」

「まぁ精霊、なんていうかな、ガチャから出てきた俺専用の仲間みたいな子だよ」


空気の温度が戻る感じがする


「なーんだ人じゃないんだ!」

「そーだよ、超戦力になってるし、万能だし、美咲にも紹介したいかな」

「それなら是非紹介してよ!」

「なら早くゲーム内で合流しないとな」

「そうだね!その為にも家戻ってやろー!」

「おっけ、ならそろそろ戻るか」

「はぁい」


というわけで帰る途中で美咲と別れそれぞれの家に戻るのだった

アルマは

有間莉緒菜ありまりおな

ヒーラー系統の職業です


そんでもって美咲は主人公のことが…?

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