3話 就任前日
1ヶ月早速空いてすいません!忙しさゆえに忘れてました……笑
それもあってかちょっと薄い気もしますが、新年、投稿もりもりして行きますのでよろしくお願いします!では、3話どうぞ〜
「おーきーなーさいっ!」
イタッ。ゲンコツ1発、ストライク。
「授業出てきたのは良いけど、寝過ぎないでくださいよ?ほら、隣の子も影響受けて寝ちゃってるし(バシッ」
国語担当、南都ゆう。まだ優しい方だから有難いけどあまり怒らせるとやばそうだな……
「はーい……顔洗ってきまーす」
「バシって覚ましてきなーよ?」
国語は退屈なもんだ。特に新しいこともなく、ただ文をよむ。読書嫌いなのだろうか。
顔を洗って戻ると、ちょうど授業が終了。
ふぅ、やらなくてすんだよ……
次は……よっしゃい!社会じゃん!
社会の世界史は大好きだ。知ることに楽しみを感じる。特に近現代の激動は大好物。
授業に出てき始めて1週間。校長に示された条件は、やってみれば普通に出来るものだった。なんでやらなかったんだろう?そう思える時もある。
しかし全ては明日に控えた就任式のため。そして、姫琉のため。変なことは、出来ない。
「きょうのー?、授業はー?、……WW1っ!」
よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
大好物その1!戦争史っ!ホルティとか、チャクマクとか、ピウツスキとかとか!たまんねぇ〜!
「ちなみに、聞いてみるぞ?
戦争ってなんだ? 」
ザワザワ ザワザワ ザワザワ…
「君の近所の、かーわいいかーわいい……っクソガキがよ?……」
クラスに笑いがひびく。
そう、導善 修二 社会科の担当であり、私のクラスの担任だ。溢れ出るボケと毒舌でいつも笑いっぱなしにさせてくる神先生だ。どうやら天然らしいが…?
「「ね゛ぇね゛ぇ!戦争ってなぁにー?」って聞いてきたら、どする?」
言い方があれだが戦争?喧嘩みたいなもの?
「国同士の喧嘩!」
「意見の違いからの争い!」
「欲しいものねだり!」
「そうだな。そんな感じが戦争ってやつかな。けど、忘れちゃならないのは、戦争は、"上部の価値観"と"上部の価値観"がぶつかって起こるんだ。これは誰でも同じだぞ?規模がちっちゃくなったらそれは喧嘩みたいなものだ。おっけー??」
なるほど……。結構繋がるんだな。私もそうなっちゃいけないってことか。この先生、導前渡琉。深いな。
明日、就任式である。
ええ、先生2人登場、毎回2人の新人いますねw
最初はこんなもんかな?次話は、わかんないですw