助けてって何?
携帯変えたと同時にアドレス変えたら過去のがなくなっちゃいました。新しく書きます(。・ω・。)ゞよろしくお願いいたします
「頼む!…俺を助けてくれ!」
「え?」
春、私 月宮光はとんでもない騒動に巻き込まれてしまった
「今日から高校の入学式でしょ!遅刻しないようにしなさいよ」
朝、母に声をかけられながら朝食をむさぼる私は今日から高校生になる
惑夜高校。なんともネーミングセンスの欠片もない名前だが、この高校には古い言い伝えがあるらしい
高校ができるまえ、そこはお城でそこには8人の王子がいたそうだ。8人の仲はよく国は賑わい平和な世の中が続いていた。しかしそこに一人の姫が現れる
姫は8人の心を奪い、国を乗っ取ってしまった
王子たちは姫に尽くす。仲の良かったはずの王子たちは互いに競いあい、いがみ合い、そして姫の身勝手な行いと王子たちの堕落した城を国民が非難し国は滅んでしまった。しかしそこに二人の魔法使いが現れ、王子たちを散り散りに他の星へと移し姫を城の地下に封印した。
そしてその王子たちのなをなぞって今の君たちのしる惑星の名前ができたのです。
つまり、惑星の産まれた学校が我が校であり誇り。そして二度と滅ぶことのないように身勝手な行動は災いをもたらすと言うことを頭に入れておいてください!これで私からの話しは以上です」
校長の話が終わる。中学の見知った友達もいない学校を選んでしまった私は不安にかられながらも入学式を乗りきった。
そして自分達の教室に行き自己紹介をした
今日をなんとか乗りきった!
私は友達はできなかったものを隣の子と何度か話をして今日は帰ろうとした
もとから部活には入る予定ではない。それに私は今日からバイトを始める
荷物をつかみ教室をでる。三階に教室があるため靴箱まではちょっと遠いがパタパタと階段を下り始めた。
「帰ってバイトだー!」
小さく漏らす。だが
「ぐぇ」
二階に降りた途端におもいっきり首根っこを捕まれどこかの教室へと引きずりこまれた
「頼む!…俺を助けてくれ!」
「え?」
思考が停止し動けずにいると私を引きずった人物が私の前で土下座した
銀髪でいかにもチャラそうな男。擦りきれたズボンによれたシャツをみて見るからに先輩のようだ。しかしなぜか私の前で土下座している。
私が黙った間までいるのを不思議に思ったのか先輩(仮)が頭を上げた。金色の瞳が私を見る。顔がものすごく整っている
「あのー、何を助けるんでしょうか?」
「助けてくれるのか?」
先輩(仮)は私の言葉に頬を緩めるといきなり抱きついてきた
てかなんだこの人。
てかバイト遅刻だ!!!!
「ごめんなさい、き、今日はちょっと!また話聞きますんでまた!」
バイトを思い出した私はべりっと先輩(仮)を引き剥がすと、教室をでてバイトに走り出した。
「はっ?ちょっおい!」
先輩(仮)がなんかいってるが私には関係ないことだ!またな、つか誰だアレ
しかし私は後悔することとなる