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無自覚に女性の心を掴んでしまうブラッド

 ブルックの町まで五日。

 今回は乗合馬車のルートから逸れていたため、徒歩で向かわなければならなかった。

 ブラッドとヴァルブルガは、草原の広がる丘陵地帯を越え、小川を渡り、風に揺れる花々を横目にひたすら歩き続けた。

 道中、ヴァルブルガは一度だって、ごねたりわがままを言ったりしなかったが、四歳の子供の歩みはどうしても遅い。

 しかもヴァルブルガは時折眠気に襲われるらしく、歩きながらこくりこくりとやりはじめることもあった。

 当然だ。四歳はまだ昼寝が必要な年齢なのだから。

 だからヴァルブルガがうとうとしはじめた際には、不本意ながらブラッドが抱きかかえて運ぶしかなかった。

 五日後、ブルックの町が見えてきた時も、ヴァルブルガはブラッドの腕の中でうたた寝をしていた。

 最初に目についたのは、町を守る重厚な門と、その前にでんと聳え立つ巨大な石像だった。


「随分と悪趣味だな」


 思わずそんな独り言が零れる。

 ブラッドの呟きを聞いてヴァルブルガも目を覚ましたらしい。


「ブラッド、なにあれ! ネズミさんがいっぱい!」


 寝起きの掠れた声でヴァルブルガがそう指摘する。

 ブラッドはヴァルブルガを地面に下ろしてから、もう一度石像を仰いだ。

 石の台座の上、片手を腰に当て、もう一方の手を天高く突き上げた男は、驚くほど太っている。

 その太った男の肩や頭、手の先には、これまた石造りのネズミがちょこんと乗っていた。

 石像の飾られた台座には【ネズミ・コロス・ベカラズ・ネコ・オコトワリ】という文字が彫り込まれている。

 その文言の下には、ポーズをとる男の名前が記されていた。

 アロー・ジュニア。

 アロー・ジュニアとネズミの物語は、国中で有名だった。


(やはり噂に聞いていた通りの町らしいな)


 もし、なんの情報も持たない異国の人間がブルックを訪れたら、目の前の石像を見て面食らうはずだ。

 疫病をばらまく恐れのあるネズミは、普通だったら排除すべき対象でしかない。

 ところがこの町ブルックでは違う。

 ブルックではネズミは益獣扱いされているのだ。

 なぜネズミがそこまで重宝されるのか。

 ひとたび町の門を潜れば、おのずと理解するはずだ。


「わあ……。ネズミさんがもっともっといっぱい……」


 門を潜った先に続く広場を指さして、ヴァルブルガが驚きの声を上げる。

 ヴァルブルガの言う通り、二人の視線の先では無数のネズミが忙しなく行き交っている。

 大人と違ってネズミによる害を知らないからか、ヴァルブルガは嫌悪の感情を抱いてはいないらしい。

 それでも目の前を行きかう数多のネズミを前に、若干怖気づいているようだ。

 その反応になるのも当たり前だ。

 道を行きかうネズミの数は、ザッとみても百匹を下らなかった。


「あれが本物のネズミなら大問題だが」

「え?」


 きょとんとした顔でヴァルブルガが振り返る。


「あのネズミたちは、すべて人工的に造り出された魔道具だよ」


 ネズミ魔道具の産みの親は、街の入口に石像が立っていた発明家のアロー・ジュニアだ。

 彼は、父アロー・シニアから受け継いだ技術と知識をもとに、数々の画期的な発明を成し遂げてきた。

 とくに数年前、アロー・ジュニアが心血を注いで開発した魔道具『お手伝いネズミ』への注目度は高い。

 見た目がネズミそっくりのこの魔道具は、掃除や修理、生産や買い物、それから荷物運びなど、様々な作業をこなせるのだ。

 現状実験的にブルックの町限定で運用されているのだが、便利さゆえ多くの町民に支持されていた。

 魔道具はその強力な力ゆえに危険を伴う。だから国全体で使用するための認可を得るには、多くの段階を踏まなければならない。

 お手伝いネズミも例外ではなく、安全性と効果が確認されるまで慎重に運用される手筈となったのだ。

 興味深いことに、町がこのプロジェクトに協力的である背景には、アロー・ジュニアが多額の献金を配ったという噂がついて回った。

 とはいえ真相は定かではない。

 いずれにせよ、町の住民たちはお手伝いネズミの恩恵を受け、日々の生活が信じられないくらい楽になった事実に感謝していた。

 アロー・ジュニアは町の協力のもと、この画期的な魔道具の実用化を進めており、将来への期待が高まっていた。


「本物のネズミさんはお荷物運んだりしない?」


 せっせと働くお手伝いネズミたちを目で追いながら、ヴァルブルガが不思議そうに問いかけてくる。

 当たり前だろと言いかけて、ブラッドは思い留まった。

 娘を失って以来長らく忘れていたが、大人には当然な出来事も、幼児にとっては新鮮な驚きを与える奇跡だったりする。


「……」


 ブラッドはやるせない想いを抱きながら、むっつりと黙り込んだ。

 ヴァルブルガをどこまで子供扱いすべきか、相変わらず答えは見つからないまま。

 こうやって失った娘との交流を思い出すような場面に出くわすたび、ブラッドは戸惑いを覚えるのだった。


「ね、ね! 本物のネズミさんは働き者じゃない?」

「いいから行くぞ」


 会話を一方的に打ち切って歩き出すと、ヴァルブルガは慌ててついてきた。

 置いていかれるのを恐れる子ガモのような態度は、ますますブラッドを鬱々とした気持ちにさせた。

 そんな感情から逃れたくて、ブラッドは町の風景に意識を逸らした。

 町はしんと静まり返り、人間の姿はまったく見られない。

 平日の日中だというのにこれは奇妙だ。

 本来、街中で働いているはずの人々はどこにいるのか。

 訝しく思いながら橋を渡り、民家の間の坂を上る。

 建物と建物の間に渡された縄には、洗濯物がかけられ、風を浴びてはためいている。

 生活の気配のある廃墟のような町並みというのも不気味なものだった。

 何度も階段を下り、坂を上がったり下りたりしていると、やがて商店街に出た。

 そこで、ようやくお手伝いネズミではなく、人間の姿を確認できた。

 太陽光が作る濃い陰影の中に立つカフェ。

 そのテラス席のくたびれたパラソルの下には、崩れた姿勢で椅子に体を預ける人々の姿がある。

 足を投げ出しまどろんでいる若者、暇つぶしにぷかぷかと煙草を吹かす老人、テーブルに頬づえをつく気だるげな婦人。

 向かいのカフェも同じ有様。

 その先にあるカフェも、そのまた先にあるカフェも同様だ。


(というかやたらとカフェが多いな)


 理由はなんとなく予想がついた。


「怠惰を極めた人間の末路か」


 お手伝いネズミに自分たちの仕事をすべて押しつけた住人たちに必要なのは、暇を潰せる居場所だ。

 住人の需要に応えるため、カフェが乱立したのだろう。

 馬車馬のごとく働くのが人生というわけではないが、怠けるだけの生活は果たして幸福なのか。

 人々の退屈そうな瞳を見れば、自ずと答えが導き出された。


(まあ、俺には関係ないが)


 そんなことを思いながらカフェ通りを過ぎ、何度か道を曲がった先に目的のココット一族素材店はあった。

 店先には様々な荷物や箱が山積みにされ、通りにまで溢れ出している。


(整理が苦手な店主なのか?)


 物が多すぎるせいで、店内への入口を見つけ出すまでに、辺りを三周もしなければならなかった。

 若干の不安を抱きながら、恐る恐る扉を開く。

 店内の散々たる有様は、ブラッドの予想を遥かに上回っていた。

『営業中』と書かれた看板を確認してから扉を開けたのだが、思わず外に戻って確認しそうになった。


(本当にこれで営業できているのか?)


 思わずそう疑うほど、店内はひどい状態なのだ。

 在庫整理が追いつかないのか、素材屋の内部には所狭しと品物が散乱していた。

 棚にはぎっしりと商品が詰め込まれ、溢れた品々が床に無造作に置かれている。

 古びた木箱や麻袋が積み重なって通路を塞ぎ、何かを踏まなければ、店の中に入っていくこともかなわない。

 仕方ないので、入口に立ったまま店の奥へ向かって声をかける。


「誰かいるか?」

「いるかー!」


 ヴァルブルガが真似をして大声を出す。


「あ、はーい! ちょっと待ってくださーい。今、行きま……きゃあああっ!?」


 女性の声で返事がしたと思ったら、突然悲鳴が聞こえた。

 一拍置いて、荷物が崩れる音が店中に響いた。

 空気が動き、塵埃が光の中に舞う。


「わあ、キラキラ、きれい! ……こほこほっ」


 埃に向かって手を伸ばそうとしたヴァルブルガが咳き込む。

 店内は一体いつから片づけられていなのか。

 ブラッドは深く考えるのをやめた。


「す、すみません、お待たせしました……!」


 雪崩を起こした荷をかき分けながら、店主マデリンと思しき女性が姿を現した。

 マデリンは、おっとりとした印象を与える垂れ目が特徴的な、二〇代前半の女性だった。

 両肩に垂れる太めの編み込みヘアは、柔らかいクリーム色をしている。襟が大きく開いた肩出しブラウスや、ふんわりとした素材のロングスカートと相まって、彼女からは女性的で穏やかな雰囲気が伝わってきた。

 彼女が首元から下げているネックレスは、かなり年季が入っている。恐らく先祖から代々受け継がれているものだろう。そんなところから、古い物や家族との繋がりを大事にするマデリンの人柄が伺えた。


「ええっと、お探しの品はなんでしょう? といっても、置き場所を把握している商品しかご案内できないんですが」


 乱れた髪を恥ずかしそうに直しながら、マデリンが言う。


「記憶の果実という素材を探しているんだが」

「あっ、ごめんなさい。記憶の果実は最近全然入荷がなくて……」


 レア素材なのは百も承知だ。

 在庫が確保されているだろうと、期待してきたわけではない。


「記憶の果実を持ち込んだ素材屋に、問い合わせてもらえるか? 素材の仕入れが可能か尋ねてほしいんだ」

「在庫管理伝票を見れば、どなたが持ち込んだかはわかると思うんですが……」


 マデリンの気まずそうな視線が足元に向かう。

 書類の山で埋もれた床。


「もしかして伝票もあの中に?」

「はい……」


 この状態から一枚の伝票を見つけ出すのは、相当骨が折れそうだ。

 しかも書類は床に散らかるだけでなく、荷物の下敷きになっていたり、棚に押し込まれていたりもする。

 下手したら、店中に溢れた積荷をすべてどかさなければ見つからないかもしれない。

 そうこうしている間にも、お手伝いネズミたちが大量の荷物を運んできた。

 店の扉脇に荷の入った木箱を積み上げたネズミたちは、マデリンからサインをもらうとすぐに撤収していった。

 きっと次の仕事に向かうのだろう。


「お荷物どんどんいっぱいになる……!」


 ネズミが運んできた積荷を見上げながらヴァルブルガが呟く。

 マデリンは苦笑しながらヴァルブルガの隣に立った。


「そうなの。毎日数回この量の入荷があるから、一人だと商品を管理するだけで手一杯で。一度、お店をちゃんと整理すれば、状況を改善できるかなとは思うんですが、片づける時間さえ取れなくて……」


 実際、今も手を止めている暇がないらしく、マデリンは喋りながら山の上の木箱に手を伸ばした。

 ところがそれはマデリンが思っていた以上に重みがあったらしく――。


「あっ!?」


 木箱を両手で抱えたままバランスを崩したマデリンの体が、残りの積荷にぶつかる。

 ぐらりと傾いた積荷の塔は崩壊寸前だ。


「おねえさん、危ないっ」


 ヴァルブルガが切羽詰まった声で叫ぶ。

 マデリンの周囲には、退避するスペースなどなかった。

 咄嗟に魔法で積荷を吹っ飛ばす手が思い浮かんだが、この散らかった店内でそんなことをすれば、二次災害を起こしかねない。

 結局、ブラッドは身を挺してマデリンを庇うほうを選んだ。

 もちろん直前に防御の魔法を自らにかけるのも忘れない。

 ガラガラドシャンッ――。

 荷物が崩れ落ちる音と、肩への衝撃が訪れた。

 防御魔法を貫通した結果から、相当な重さの積荷だったとわかる。

 無防備なマデリンが下敷きになっていたら、ひどい怪我を負っていたはずだ。


「大丈夫か?」

「あっ、はい……! でも、えっ!? 瞬間移動!?」


 ブラッドの行動が速すぎたせいで、マデリンには一瞬で目の前に現れたように感じられたのだろう。


「って、あなたのほうはお怪我をされたんじゃ……!」

「問題ない」


 覆いかぶさるようにして庇ったため、マデリンと間近で目が合う。

 途端にマデリンの頬に赤みがさした。

 急いで身を引こうとしたせいでマデリンが、今度は体を支えていた手を滑らせる。


「きゃあ!?」

「おっと」


 背中に腕を回して、マデリンが転倒するのを防ぐ。

 どうやらマデリンは落ち着きを失いやすいタイプらしい。


「頭を打ったら危険だぞ」

「……す、すみません。私、おっちょこちょいで……」

「そのようだな」

「毎日一回は積荷をひっくり返してしまって……。そのせいで、ただでさえ整理の追いついていなかった店がこの有様です」


 力自慢だった先代は、一人でも問題なく店を切り盛りしていたらしいが、細身のマデリンが同じように品物を捌けるとは思えない。


「従業員を入れる気はないのか?」

「もちろん絶賛募集中です! 求人案内も出していますし。でも全然応募がなくって……。今のこの町では、好き好んで働く人間なんて、私ぐらいしかいないみたいです」


 マデリンの言葉を聞いたブラッドは、この店に辿り着くまでに目にした光景を思い出した。

 たしかに町の人々は、お手伝いネズミに仕事を押しつけ、怠け倒していた。


「あんたは、お手伝いネズミを使わないのか?」


 マデリンが悲しげな顔で頷く。


「お手伝いネズミが現れる前は、みんなあんな怠けものじゃなかったんですよ……。毎日忙しそうにはしていましたけど、充実した日々の中で、楽しそうに過ごしていました。それが今では……。私はあの状況を恐ろしく感じています」

「だからお手伝いネズミを頼りたくないのか」

「はい。それに私はもともとネズミが苦手で。だってネズミ好きのせいであの子は……」

 独り言のように呟いたマデリンが黙り込む。

「あの子?」

「あっ、いえ! すみません。なんでもないんです」


 思わず口にしてしまった言葉を誤魔化すように、マデリンがぎこちなく笑う。

 何やらわけありらしい。

 そう気づいたが、マデリンの事情に首を突っ込むつもりはない。


(だが在庫管理伝票のほうだけはなんとかしたいな)


 有能なお手伝いネズミたちの手を借りれば、この店の惨状もなんとかなりそうだが、マデリンがお手伝いネズミを避けたがる気持ちも理解できる。

 どうしたものか考え込んでいると、ブラッドの背後からヴァルブルガがひょこっと顔を覗かせた。


「ね、ね! ネズミさんに頼むと、このおねえさんもぽけーっとするようになっちゃうの?」


 ヴァルブルガが純粋な瞳で鋭い質問を投げかける。

 それを聞いたマデリンは、青ざめながら両手を振り回した。


「私はすべてをお手伝いネズミに任せて、楽をしたいなんて一切思っていないので……!!」


 怠惰な町の人々に比べて、マデリンの感覚は正常だ。


「でも、現状一人では店が回らないんだな」

「はい……」

「だが町にはお手伝いネズミ以外、働き手がないと」

「はい……」

「近隣の町は?」

「一番近い集落でも、ここから馬車で二日はかかるので……」

「交通費まで考えると、外の人間を雇うのはわりに合わないか。そもそも二日もかけて素材屋へ出稼ぎにくるなんて、現実的ではないな」

「はいぃ……」

「おねえちゃんしょんぼりしちゃった。よしよし。げんきだしてねー」


 しゃがみこんで膝を抱えてしまったマデリンの頭を、ヴァルブルガが撫でている。


(お手伝いネズミに頼りたくないネズミ嫌いと、出稼ぎ問題か)


 ぼんやりとそんなことを考えた直後、ブラッドは閃いた。


「なあ、ケット・シーを雇うのはどうだ?」


 ケット・シー――別名妖精猫は人間に好意的な獣人族で、働き者の種族として知られている。

 このウィンドリア王国で人間と共存している獣人族の中で、もっとも数が多いのは彼らだ。

 だから仕事を求めるケット・シーを探すのは、たいして難しくないだろう。

 ブラッドの提案を聞いたマデリンは、一瞬瞳を輝かせたが、すぐに思案顔になった。


「ケット・シーは温和で有能だって評判ですもんね。でもどうかしら……。お手伝いネズミの開発者であるアロー・ジュニアは、大の猫嫌いで有名なの。アロー・ジュニアに恩を感じている町の人たちは、すっかり彼の思想に染められていて……。助太刀に来てくれたケット・シーが嫌な思いをさせられないか心配なんです」

「長期の手伝いとして雇うのは難しいんだな」

「ええ……」

「だったら俺の手伝いとして、短期間だけ働いてもらうのはどうだ? あんたも町の人々に対して角が立たないはずだ。あくまでも、店を片づけて伝票を探すための臨時雇いだからな。一度店が片づけば、体勢を立て直せるかもしれないんだろう? 俺も伝票が出てくれば助かるし。俺一人で、この積荷の下から目的の伝票を発掘するのは、かなり厳しかったからな」

「ひとりじゃないよ。ヴァルがいるよ」

「おまえを頭数に入れられるか」

「むう! ヴァル、役に立てるよ」


 そう言ってヴァルブルガがむくれる。

 相手にしていてもしょうがないので、ブラッドはマデリンに視線を戻した。


「あんたが構わなければ、さっそく呼び寄せてみるが」

「この惨状をなんとかしてもらえるのなら、もちろん助かります……! でも、お客さんのあなたにそこまで面倒を見ていただくのは……」

「さっきも言っただろう。ケット・シーを呼ぶのはこちらの都合だ。あんたのためじゃない」


 ブラッドは変に気を遣わせたくなくて、敢えて突き放すような物言いをした。

 マデリンには冷たい言葉として響いたはずだ。

 ところがブラッドの思惑に反して、マデリンはふっと表情を崩した。


「ありがとうございます。優しいんですね」


 目を細めたマデリンが、微笑みかけてくる。

 予想外の反応を返されたブラッドは、戸惑いと居心地の悪さを感じながら視線を逸らした。

本日、まだまだ更新します。

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