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社畜の転生

「ね、寝みィ……」

俺は要陽25歳いたって普通の社畜だ。数年前にこの会社に入社したが……朝から晩まで仕事仕事仕事ばっかの毎日を過ごし現在に至る。

現在深夜3時25分普通の社会人ならもう家に帰っている時間である

「はぁ……今日も終電逃したな…もう会社辞めたい」

そんなこんなで今日も会社で寝泊まりが確定したわけだが……あ~マジで仕事が一つも進まねぇ…。少しだけ仮眠を取るか―――




「ん……あれ?ここどこだ?」

やけに殺風景だな……ㇵッ!もしかしてここは夢の中⁈ということはもうちょい寝れるな!よしならさっそくおやす…


「待ってください!」


今さっきまではいなかった場所に黄色い長い髪の女がいるぞ。まさか俺は夢の中でも仕事を⁈

「そんなことしません!」


ん⁈こいつ今俺の心を……

「私は転生神リリー・クラウヴェル申します。私は貴方から見て異世界の転生神になります!」

は?こいつは何言ってるんだ……いやこれはもしやラノベで見た俺が求めていた転生⁈。


「はい!その転生であっています!」

「もしかしてスキルとか職業とかがあるのか⁈」

俺の長年求めていた転生無双がついに叶うのか!


「…スキルや職業に関してなんですけど……」

一体どうしたんだ?なんか嫌な予感はするが。


「陽様落ち着いてよく聞いてください……実は職業やスキルはもうあまり残っていないのです」

うっそだろ……マジかよ⁈

「はい……実は魔族側の神…魔神ととある魔族が一つ契約をしてしまいまして…言いにくいのですが……私の世界に転生させた1005490人のスキルや職業は全て奪われてしまいました」


「で……本当にスキルもあまり強くもなく職業も選択肢が少ない俺にもその魔族が倒せる可能性があるから俺を呼んだんですよね?」

「はい実はとある5つのスキルが世界に散らばっていてですね…そのスキルを手に入れれば多分勝てますし、スキルも後々覚えれるのが多いので可能性はあります!」

不安だがまあいいだろ


「もう話は分かったので転生お願いします」

もうとにかく努力あるのみってことだからな

「気おつけてくださいね!もう私の持つスキルも何も無いので貴方だけが希望なので!」



そう女神が言った瞬間俺は光に包まれた

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