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生産職と挑戦と戦闘開始

大変時間を開けてしまい申し訳ありません。

これからも生活の都合上起こるかもしれませんがこれからも暖かく見守っていただけると幸いです。

この作品は初めて投稿した時から約1年が経ちました。

1年で5話しか投稿できなかったという…すみませんでした。今年はコロナとか大変でしたが頑張って参ります。

俺たちはチャンネンに挑むために湖の畔についた。


ハル姉たちは潜水スキルを持っていなかったが、潜水・弐で新しくできるようになった『共泳』によって一緒に潜れるようになったので洞窟までは問題なくたどり着いた。

しかし前回とは違い、入り口に入った瞬間に「ユニーククエストが発生しました。『古代帝霊を解放しろ』ターゲット・古代帝霊チャンネン1体」というアナウンスが聞こえてきた。前回来た時はこんなことはなかったとハル姉たちに言うと、恐らくクエストの発生条件が前回は揃わなかったのではという答えが帰ってきた。

なんでもクエストは大まかに3つの種類に分けられるらしいその3つとは『ソロ』、『パーティー』、『レイド』でパーティーは最大六人。レイドは最大60人というふうになっているらしい。今回はどうやらパーティー型だったようだ。


そして洞窟を進もうとすると目の前からゴースト、スケルトンなどのアンデット系モンスターが湧いて出てきた。そしてそのすべてが敵対Mobだった。


どうやらクエスト発生に従い、洞窟がダンジョン化したようだ。幸いポーション系はダース単位で用意してあったのでアロマさんに砲台になってもらい敵を倒してもらった。そのあとは俺も殲滅に参加してチャンネンのいる場所までたどり着いた。


そして通路から全員が部屋に入り終わると部屋の中心でうつむいていたチャンネンが顔を上げ、


『貴様ら程度が帝王である我に平穏をもたらせるのか?』


と仰々しく言うと立ち上がると何処からか出現した杖を取り詠唱を始めていきなり戦闘へと突入した。

それもただの詠唱ではなく、スキルの効果でスピードが上がる高速詠唱というものだ。


それをきっかけにハタハタが真っ先に突っ込んでいき、そのサポートとしてアロマが先ほどの魔法を警戒して防御を上げる魔法を使う。


スキルによって動作補助された神速の一撃がチャンネンの目前まで迫り、その異形の顔を断ち切った!!...ように見えた。


確かにハタハタの一撃は異形の顔を斬った。しかしそれはチャンネンの前に立ちはだかった別のアンデットだった。


...そう、先程から詠唱を続けていたチャンネンの魔法がその効果を発揮したのだ。


次々と青白く光る魔方陣が現れ、4体のアンデットが後方に下がっていた俺たちの間に出現した。

突貫したハタハタとその少し後方にいたハルの前衛組と後衛組みが分断されてしまった。


~~後方サイド~~


唯一後衛にはノノさんがいるが火力不足になっている状況だ。幸い今は俺がすべてのMOBアンデットを盾で何とか押さえつけれているがその均衡も長くは持たない。


そこで俺はノノさんにある提案をした。

その結果。俺は召喚されたすべてのアンデットに囲まれ、俺は自爆した。


HPは残り一割。お荷物の俺が取り巻きをすべて引き受けることで結果的にみんなの負担がなくなった。なお、取り巻きはきちんと始末しました。


その正体は新しく取得してレベルを上げまくっていた自爆スキル。その中でもかなり高レベルで覚えられる


『範囲指定自爆』。


これは自分から一定の範囲にいる敵を自分のHPの八割を犠牲にして超高威力の攻撃を食らわせるものでその範囲外には自爆の影響を与えないという優れものだ。


対価のHPがマイナスになればデスペナが増えるがちゃんと回復薬を使ったので大丈夫だった。まずはしっかり回復してと......もうみんなが先にやってるけど俺たちの反撃はこれからだ!!


~~前方サイド~~


「しまった!!」

「まずいわねぇこれじゃあろくに突っ込めないわ」


そう話しながらも敵の攻撃を避け、いなし、配下のアンデットを片付けてチャンネンに肉薄していく。


「とりあえず後方は二人に任せて今できることを精一杯やっておくわよ。」


チャンネンは結界を生み出し、それを右へ左へ時には分裂させて華麗に受け流していく。


そうして二人の攻めに耐え、今度はドーム状の結界を作り、それが破られないうちにさらに3枚重ねてより強固なものにしていく。


二人は必死になって削るがバフもかかっていないこの状態ではまともにダメージを入れることができない。それに二人のうち片方はアタッカーではなくタンク職だ。チャンネンは結界の中で自身の体力を回復させようと回復魔法を唱える。しかし、本来ならばアンデットに聖属性である回復魔法は弱点のはず。そんな疑問に目の前のアンデットが答えを与えてくれた。


なんと身体から煙を出しながらどんどんと体力が減っていき、7割で止まった。身体の煙をはたく様なそぶりを見せながら立ち上がり、自身の両手を上へと上げ、先程の煙を集め、二つの塊へとその姿を変えてさらに人型へと変化していった。片方は大きな太刀を持ったシールド・アンデット。もう片方は両手に自身の身長を夕に超える大きさのタワーシールドを構えたシールド・アンデットだった。


その2体は今まで倒した雑魚とは一味違っていた。

スピード、パワーはもちろん何よりその防御力がやっかいだった。


両手のタワーシールドを巧みに操り、攻撃と防御、さらにはカウンターまで行ってくるようになった。

そしてその鉄壁の壁に守られたチャンネンは補助魔法を使って地力の差があった二対を強化し、同等以上までの力にした。さらに魔法でちょっかいをかけてきたり、シールド・アンデットを回復したりと大変なことになってきた。


そしてとうとうチャンネンがこの勝負に蹴りをつけようと魔法の詠唱を始めた。


その詠唱を解除しようと二人はその攻撃をさらに過激なものへと変化させていくがその刃はシールド・アンデットによって防がれる。そしてその魔法が発動される瞬間...


「ファイアーバレット!!」


突如支援がもはや望めないと思っていた後方から魔法が飛んできてチャンネンの魔法の発動をキャンセルした。


「ごめんなさい!遅れました!」

「もお!遅かったじゃない!うちの従兄弟、役に立った?」

「まさかあんな手段があったとは……すごいというかなんというか…」


なんて言いながらも短剣の柄を打撃として使い、シールドアンデットの関節を破壊したことにより行動阻害のデバフが相手にかかる。


膝が動かなくなったシールドアンデットは前線プレイヤーにとっては人形も同然。無駄にでかい盾のせいでまともに動けなくなったシールドアンデットの首に斬撃が綺麗にクリティカルヒットしてそのHPを消し飛ばす。


そのままの勢いでチャンネンが回復させる暇もなくその骨の体を崩した。


「やった!あとはボスだけよ!」


これで何とかなるかもしれない……そう思っていた矢先だった。

何とかHPを7割ぐらいまで削ったとき、何の予兆も無くチャンネンから黒い光と衝撃波が放たれた。

その衝撃によって前衛の2人が吹き飛ばされて後衛の所まで一度下がった。


すると崩れてばらばらになったシールドアンデットの残骸がチャンネンの身体に集まっていき、シールドアンデットの骨がロボットアニメの装甲の様にくっついていった。手にはガントレットの様なものができ、右は鉤爪、左は小手がついて右足のかかとには大きな爪が着いた。


顔の部分は某バッタのバイク乗りの様な感じになった。


『我が配下を打ち破り、我をこの姿にさせるとはなかなかやるではないか。さあ第二ラウンドだ!』


そう言うと一気に距離を詰めてきた。

どうやら今度は自身を近接攻撃型に返信させたらしくその動きのキレは先ほどまでとは雲泥の差があり、さらにその鉤爪と小手をうまく使い分けるせいで攻め切ることが出来なくなっていた。


攻撃に偏っているらしく少し剣がかするだけでHPが削れた。しかしこちらが一撃入れようとするとチャンネンはその隙を突いて2撃、3撃と攻撃をしてくる。さらに時々離れてはかかとの爪で地面を削ってそのつぶてを飛ばしてきたり四股を踏んで地面を揺らしたりという妨害技も交えてきてまともに攻撃が入らない。武技や戦技をつかおうにも発動の兆候を見るとすぐに妨害をしてくる。


しかし、そんな状況を打破するきっかけとなったのは思いもよらないものだった。


~~一方そのころサクラは...

「えい!えい!...弓あたらね~」

激しく動き回るチャンネンに矢を当てられず、大量の矢を浪費していた・・・しかしサクラの実らない努力はいずれ実るのだろうか………

クイですが、5センチくらいのハエトリグモみたいなイメージです。


〜4月6日〜

桜「今日から下級生が入ってくるのか〜」

木下「可愛い子いないかなぁ…ぐへへ」

桜「バカ言ってないでお前は勉強をしっかりしろ」

木下「へーい」

放送「ピンポンパンポーン…ガチャ『え〜2年D組木下君、2年D組木下君今すぐ職員室まで来なさい』…ガチャ」

桜「そういや今って職員室前で一年生が生徒手帳もらってるんじゃなかったっけ?」

木下「ガッデム!!」\( ˆoˆ )/オワター

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