兵亂

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天下長爭短泰時

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負矛征戦送人悲

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新豐翁例古今庶

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兵亂無窮君可知

【句形】

七言絶句、仄起式

【押韻】

上平4支（時、悲、知）

【訓読】

天下(てんか)長(なが)く争(あらそ)ひて泰時(たいじ)短(みじか)し

矛(ほこ)を負(お)ひ戦(いくさ)に征(ゆ)けば送(おく)る人(ひと)悲(かな)しむ

新豊翁(しんぽうおう)の例(ためし)　古今(こきん)庶(おほ)し

兵乱(へいらん)窮(きは)まり無(な)し　君(きみ)知(し)るべし

【大意】

世界は争いに満ちていて平和な時はわずか。

矛をしょって戦いに行けば送る人は悲しむ。

新豊翁の例は昔から多い。

戦争には限りがないと君は知るべきだ。