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Report01

 こんにちは、私の名前は蘭子です。

 去年、リベレーション社から発売した世界初のVRMMOゲームが発売しました。

 ゲーム好きの私はもちろんプレイしています。

 VRMMOというのはVRシステムを使いそのゲーム世界に自分自身が入ったかのようなプレイができる超技術で世界の人とつながるオンラインゲームです。

 つまりゲーム世界に入れると思ってくれれば間違っていません。

 それから1年がたち、なんと同じ会社から2つ目のソフトが発売します!

 他の会社からも様々な作品がこの1年ででましたが、私はこのゲームがでる以前のパソコンでやるオンラインゲーム時代からこの会社のゲームを良くプレイしているのです。

 前作は完全なよくいうドラモンクエストとかみたいな西洋ファンタジーの感じでしたが、今回はなんと現代ファンタジーという話です。

 私はもちろん予約しました。

 そして今日引き取りに行ってきます。

 

「お兄ちゃん、起きて〜。今日発売日だよ」

「んん……あと少し寝かせてくれ」


 この声は男の子見た目は女の子よりの人は私のお兄ちゃんです。

 名前は真弓、今日発売する新しいゲームを作った会社の前作で引き込んだ新プレイヤーです。

 今年受験生らしいけど、色々方針は決まっててゲームする時間はあるらしいです。

 一夜漬けするタイプじゃないもんね。

 こういう時はこうするに限ります。


「愛姫ちゃんとの待ち合わせ遅れても知らないよ」

「脅しと一緒に布団を剥ぐな! 起きるよ起きるから下で待ってろ、着替えたら行くから」


 お兄ちゃん、起床任務完了です。

 朝ごはんを食べたあとは予定通り予約しておいたゲーム店で向かいます。


「さすがに人多いな……」

「だね~。この人達全員が今日の午後には新しいゲームの世界にいるんだよ」

「絶対一人や二人には遭遇しそうだな」

「だよね~……愛姫ちゃんはどこかな」


 私は待ち合わせしていた友達を探します。

 ゲーム内だと目立つ髪色だけどリアルだとさすがに数人以外は黒髪か茶髪がほとんどだから人が多いと見つけるのが大変です。


「おっ、メール来た」

「どこどこー?」

「エレベーター近くだって」

「よし、じゃあ行こう!」


 人混みの中を進んで私達はエレベーター前に到着しました。

 そこには待ち合わせしていた愛姫ちゃんがいたりします。


「蘭子ちゃんこっちー!」

「愛姫ちゃん、おはよう!」

「おはよう」

「先輩もおはようございます」


 愛姫ちゃんとお兄ちゃんはラブカップルです。

 最近は自重しますけど付き合った当初は周りから爆発しなくていいからもう少し甘さ控えめでお願いしますと言われるレベルでしたよ。

 

「揃ったところで並ぼう!」

「予約してるからそんなに急がなくても平気だよ」

「そうだそうだ……っとメール、夕二からか」


 夕二さんはお兄ちゃんと同じ学年の人です。

 お兄ちゃんをVRMMOへと引き込んだ人物でもあります。


「なんて~?」

「『今回もフラゲ成功したぜ。でもまだサービス開始じゃないからログイン不能。購入任務成功時、メール求む』だそうだ」

「いつもどおりだね~」


 その後は世間話しながら開店をまって、発売をみんなで祝って購入空いたら家に帰りました。

 さぁ、ゲームを始めますよ!



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