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気持ちの変化

玲花が退院してからも

時間を見つけては実家に行っていた。

舞は両親から反対をされていた。



流夜[お父さん]

「高校は日本で卒業しなさい。

男関係なら二度と留学させない。」


美菜歩[お母さん]

「今回は舞嫁に賛成できない。

社会勉強での留学は間違いだった。」




そんなやり取りをして

数ヵ月経った頃だった。


玲花

「私が舞を説得してみる。

上手くいくか…分からないけど。

両親よりも素直になるかも?」



美菜歩

「反対してて

舞嫁が意固地になってるって?」


玲花

「姉妹でしか出来ない話だって

多分だけど…ある。

私の結婚についてもね?」



結果としては

両親は玲花に任せることにした。



これ以上

引き延ばせないし

現状維持で解決しない

だから可能性に賭けることにした。



------

舞嫁が自室に入ったのを見ると

ノックをして玲花も入っていった。


玲花

「話があるんだけど…。」


怒るでもない、諭すでもない

普段通りに声を掛けた。


舞嫁

「彼の話はしない。

だから話したくない、出てって。」


玲花を振り向かずに

まともに取り合ってもくれない。


玲花

「結婚…のこと。

ここに座って話さない?」


玲花の右側のガラステーブルを

爪で軽くコンコンとした。


舞の表情が一瞬だったが

変わったのが玲花には分かった。


渋々ながら

机の前から離れて

玲花の隣に座ってくれた。



玲花

「気持ちは変わらずなの…?

私に言いに来た時と同じ?」


舞嫁

「………。」

無言で何も言わなかったが

首だけは横に振った。


玲花

「違うの?

お母さん達はそう思ってないよ?」

玲花の頭は疑問ばかりが巡っていた。

先ずは疑問を解いていこうと考えた。



玲花

「どうやって出会ったのか、

彼氏との結婚について、

何が気持ちを変化させたのか。

これを順序立てて話してみて。」


舞嫁

「近頃、両親とは話してないから

最近の私の気持ちはしらないの。」


玲花が頷くと舞嫁が話を始めた。


舞嫁

「留学先の韓国の学校で出会ったの。

彼から声を掛けてきて、2人で遊んだりして

交際が始まったの。

そして、1年後彼と一緒に帰って来た。

彼は私の影響を受けて語学留学したの。」



玲花は舞嫁の話を頷きながら

一言も話さずに考えながら聞いていた。


舞嫁

「日本に帰る直前に

彼はペアネックレスをくれて言われの。

「俺が日本に行くのは勉強だけじゃない。

ずっと一番近くにいたいから。」って。

でも、段々連絡が取れなくなったの。」


ここで、少し言葉を詰まらせたが

またゆっくりと話を始めた。


舞嫁

「そして、急に別れのメールが来たから

逢って話をしたの。

近くにいたいって言ったのに。

もう、彼の首には何も無かった。」



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