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キカイジカケの青春  作者: 藍野シント
活動の始まり
3/10

分担作業の方が効率は良い!

久しぶりかな?

部活に入ってから、早いもので1週間経った。

俺は部室の扉をゆっくりと開けた。いつもなら聞こえている、罵声や嘲笑が、一切聞こえないからだ。

中にはちゃんと3人とも居た。静かに何かを囲んでいる。

「ウース。何してんだ?」

声をかけたら、やっとルミアが俺の方を見た。

「活動よ。」

と、素っ気なく答えて、また視線を戻す。俺も3人に近づき、除くように3人が見てるものを、見る。

3人が囲んで見ていたのは、携帯電話であった。

「携帯電話...?」

「そう。」

ミノリも素っ気ない。

「携帯電話の改造よ!」

相変わらず、イクミはうるせーな。

ってか、改造ぅ!?そんな事しちゃうのでございますか?何言ってんだろ?俺?

「改造って、具体的に、どんな・・・」

俺がそう言ったら、3人共目を見合わせ、ハッと驚いた。

考えてなかったのかよ・・・

俺は呆れる事しかできないでいた。

「お前が、何の考えも無しに改造しよとか言うからだろ!」

ルミアがキレる。キレられた対象のイクミもすかさず噛み付く。

「私はアイデアとか出すのは苦手なの。設計とかなら得意だけど。だからあんたが、アイデアださないからでしょ!」

俺はやれやれと肩を落とし、ミノリにコーヒーを入れ、渡す。

「ありがと」

ミノリはほんの少し頬を赤らめて言った。俺はそれにドキッとしてしまうが、平静を装って、

「どういたしまして」

と返す。ミノリはボケェーっと、喧嘩してる所を見ていた。

「毎日のように喧嘩して、よく飽きないな。

仲が悪すぎるだろ。」

俺は椅子に座るように、ミノリを促す。しかしミノリは首を横に振った。

「案外、仲が良いのかもね」

ミノリは言った。

見るからに仲が悪いけどな。

俺は疑問に思うしか無かった。

「私も設計する側の人間だ。アイデアは無理!だからお前がやるんだ」

「なっ!設計は私よっ!」

「お前の設計した、機械なんか5秒も持たずに壊れてしまうわ」

俺は、うるさいのは、鬱陶しいので仲裁に入る。

「はいはい。そろそろお辞めにしましょうねー」

「「メカは黙ってろ!」」

ごめんなさい。

「喧嘩止めるの?止めないの?ハッキリしなきゃ」

ミノリが俺に助言する。危ねえ。心折れかけたわ。

「だから、辞めろって!

俺がアイデア出すのになるからさ。な?」

俺が言ったら、2人は渋々と、納得したように頷いた。

その後、役割を決めたからこんな感じになった。


アイデア係:俺

設計:ルミア、イクミ

デザイン:ミノリ


何かと、足りてないような気もするが、気にしない。

ルミアとイクミは一緒な事に、少し不服を覚えているようであったが、無視する。


ちなみに、その後俺が出した、携帯電話の改造アイデア。そう、ヌンチャクに変形すると言う、糞アイデア。

一応ヌンチャク電話を作って見たが、絶対に使う機会は無い。だから、すぐ廃棄処分になってしまった。

しょうがないことですがね・・・


次は頑張る!

これから、文章力上げて、読んだ方みなさんにレビューとか書いてもらえるように頑張ります。目指せ100ポイント。


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