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絹の織物


「 みたこともない金の模様がうかんでて、藤の花みたいないい色なのに、すけてみえるんだよ。 うすくって軽いんだから風がふいたら、たしかに『あまころも』みたいにとぶだろうとみんなおもったよ」

 むこうの空をみるようにうっとりとしたかとおもうと、はっとしたようヒコイチに目をもどし、ともかくお店のあのお宝は本物なんだよ、と肩をいれるようはっきり言ってから、これからはなすものは、あの羽衣とはまったくちがうんだ、 だけど、 ―― 。  と迷ったように口をとじた。



「 ・・・旦那さま、ああいう《しゃ》の織物って言うのは、やっぱり絹糸でございますよねえ?」


 自信ないように聞くのに、セイベイはしっかりうなずき、ふつうはそうだな、とヒコイチをみた。

「 《もじり織り》の品ならおまえも売り物で扱ったことはあるだろうが、絹糸で織ったものは、やはり手触りも見た目もすぐにそれと知れよう?」


「そうだが。・・・サネばあさん、さっき『枕』っていわなかったかい?」



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