出会い
不定期投稿でファンタジーものを書こうと思います。
忙しいので次の投稿はいつになるかわかりません。
「また一瞬で終わっちゃった…。」
彼女の周りには、数多の死体が転がっている。
彼女の名前は、夜空星菜。魔法が蔓延る世界で、世界平和のために戦う孤独な魔法使いだ。
彼女の扱う魔法は「ピアネータ・マピュレイト」と呼ばれる魔法で、世界でも5本指に入るほどの強さを誇る魔法だ。
また彼女は、魔法使いとしてもとても強い。現役魔法使いとしても、また5本指に入るほどの強さである。
これは、そんな彼女の、少し不思議な、正義のために戦う物語。
ある日、彼女は才能に出会う。
それは、ただひたすらに努力し続ける才能だ。
とある少女が、中級のモンスターと戦っていた。
何度吹き飛ばされても必死に立ち上がり、ほとんどないような魔力を絞り出し、必死に戦っていた。
その隣には、中年の魔法使いらしき人が倒れていた。
彼女は、その中年の魔法使いに近づいた。
しかし、もう既に事切れていた。
つまり、今戦っている少女は、この魔法使いの弟子なのだ。
「きゃっ、」
その少女も倒れた。
モンスターにトドメを刺されるかと思ったその時。
「ルーナ・クレシエンテ」
星菜が、モンスターに向け、三日月状の大きな、重い斬撃を放った。
その斬撃は美しく、モンスターに命中しモンスターはそのまま塵になって消えた。
それを確認した星菜は、少女の元へ行き、手を差し伸べた。
「大丈夫?」
「はい、何とか…」
と、少し慌てた様子で少女は答えた。
「なら良かった。」
内心、星菜は戸惑っていた。普段なら、見捨てて終わるはずの他の魔法使いを助けているのだ。
なんで助けたんだろ…と考えることに気を取られてるうちに、少女が突然話しかけてきた。
「あの…弟子にして貰えませんか…?」
「え?」
思わず、本心が言葉に出てしまった。
「その、師匠は今の戦いで死んでしまって…。師匠がなかなか帰ってこないので、様子を見に来たらこう…。」
「…。」
星菜は黙り込んでしまった。と同時に、彼女の頭の中にはさっきの少女の立ち上がって戦う姿が思い出される。
「やっぱり、だめ、ですかね…。
そう、ですよね…。私弱いですし…。変な事言ってごめんなさい…。」
そう言って、少女は無理に立ち上がり帰ろうとした。
その時、星菜は言葉で彼女を制した。
「君、名前は?」
少女は少し驚いた顔で振り返りながら、
「水無月寧音です。」
「そう。弟子にするよ、寧音を。」
すると、寧音は嬉しそうに、こちらを向き
「ありがとうございます!師匠。」
と言ってきた、私は師匠と呼ばれるのは好きではない。
そのため、
「師匠じゃなくて、星菜と呼んでくれ。
そういえば、名乗っていなかったな…。
私は夜空星菜。改めてよろしくね。寧音。」
二人の旅が、幕を開ける。




