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黄色い魔女は理不尽  作者: 有限の熊
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黄色い魔女

朱美はページを読もうとしている。

日常のちょっとした変化を「事件」とし、それを解決する小学生4人の団体がいた。

名前は少年少女探偵クラブ

本来クラブの字はclubだが、小学生はclubという英単語を知らないと、情報処理倫理委員会が判断したため少年少年探偵クラブという名前で登録されている。


2017年7月24日午前8時27分

要義県事自漫市

小学生達がはしゃぎだし、勿論少年少女探偵クラブも活動しようとしたその時、

黄色い魔女は公園に現れた。

魔女はジャングルジムに触れた。

魔女の顔が少し笑ったように見えた。

魔女は少年少女探偵クラブのメンバー4人を殺害した。


※注意 このページの殺害の定義は、あなたの考えているものではないかもしれません。


黄色い魔女7.24のページを読んだ佐藤朱美は、未来の自分が小学生4人を殺害する事に驚いたが、最後の注意を読み少しホッとした。

朱美は笑った。

勢いよくタクシーに乗り込んだ。

朱美はタクシーの運転手に行き先を言い、窓にもたれかかりながら、自分が黄色い魔女になるまで死なない事に安堵した。

朱美はページを読んだのである。

紛れもない事実、時間軸の編集でもこれは変えられない。

くまモンがいたこともね。

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