勧誘電話の断り方
先日、アルファベットだらけのリサイクルショップから『履かない靴はありませんか?』という電話がきた。
「履かない靴は捨てるので、履く靴しかありません」
『あぁ、そうなんですね。でも、一足ぐらいあると思いませんか?普段履かない草履とか下駄とか。さっきもそういった草履が700円の値段がついたんですよ』
下駄も草履も普段履かない。ついでにサンダルやブーツも普段履きではない。
でも、履くのだ。季節が回れば履くのだ。
なぜ、お前の店に提供しなければならんのだ。
「そりゃね。毎日履かない靴はありますよ。でも履く予定があるものをどうしてリサイクルに出さなきゃならないんです?」
『いえいえ、そういう事ではなくてですね』
「すみませーん。履く靴しかないんで失礼しまーす」
なんか喋ってたが構わず切る。
リサイクル店は不用品だけでなく、あれやこれやと予定にないものまで買い取るらしい。もはや強盗の如し。……言い過ぎか。
押しかけてきてひとんちの物強奪していくイメージしかない。
要らん物があれば売りに行くから大人しく待ってろと言いたい。
昔に比べてかなり減った勧誘の電話ですが、手を替え品を替えまだかかってくる。
子どもの塾・家庭教師、電気の乗り換え、アパート管理なんてのもあった。
勧誘電話は明るく元気に断る事にしている。怒ると向こうも気分が悪いじゃないか。それでも、強引に切り上げて切るので、どっちもどっちだと思わなくもない。
そんな私の断り方の一例を書いてみようと思う。
① 塾や家庭教師などの勉強系。
「うちの子頭いいんで、必要ないです」
親バカ全開で笑顔で言う。見えてないが雰囲気大事。
『でしたら、まだ上に行けるようにしてみませんか?』
「いえいえ、本人も頑張ってますので見守りたいと思ってます。はーい、それじゃあ失礼します」
② 電気・ガスの乗り換え系
「すみませ〜ん、親戚関係なんで切り替えられないんです」
親戚・お世話になった方。義理人情が絡むと大抵怯んでくれる。
③ リサイクル系
『着ない服、要らない服の引き取りに伺います』
「ちょうど先週に断捨離したばっかりで何も無いんですよ〜」
『本当になんでもいいので、ありませんか?』
「ありませんね〜。綺麗にスパッと捨てたんで、なーんにもありません。ごめんなさいね」
嘘でない事もあるので、良心は全く痛みません。
④ お金系
これは昔、働いていた会社での話だが、ちょっと前は手形を高く買い取りますよ?ってのがあった。胡散臭さMAXである。
そんな時、私の尊敬する上司のおばちゃんは
「悪いわね。うちはお金有り余ってんのよ。必要ないわ。はいはい、それじゃあね」
と流れる様に切っていた。
言ってみたい台詞ではあるが、今は法律も変わりかかってこないので披露する場はない。
基本的に【笑顔で明るく拒否】がモットーだが、気分が悪く攻撃的な時もある。人間だもの。
そんな時にかかってきたのが不動産購入しませんか?って電話だった。
「(イライラ中)うちの電話番号はどこでお知りになりました?」
『あ、電話番号はランダムにおかけしてるんです』
「そんなわけありませんよね?ランダムで電話番号?馬鹿言わないでくださいよ。どこで入手したか知りませんが、不動産に興味は一片たりともありませんから、今後二度とかけてこないでください。ついでに、うちの電話番号は一覧から消去しておいてくださね」
めっちゃ不機嫌に一気に喋れば向こうは「あ、はい、すみません」と切ってくれた。
ちょうど機嫌が悪かった時にかけた不運を恨んでくれ。そして、二度とかけて来ないでほしい。
幸い、あれから一度もかかってません。
一番良い方法は留守番電話にして取らない事なんでしょうけどね。どうやって断ってやろうか。なんて事を考えちゃうんですよね。
こんな断り方してます。
こんな断り方したことあります。
なんて、経験談教えて頂けたら参考にしたいです。
お読みくださりありがとうございます。
ご自身の経験など教えて頂けましたら幸いです。