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異能力を貰って人生変えようと思ったんだが・・・  作者: 剣真
3ヶ月経過 新体制スタート
110/257

110 新たな仲間と・・・

次の日、昼休憩が終わった後、あの三人から話があると呼ばれた。

面談という形式にして会議室の一室を借りて話をする事にした。

会議室でクリスと一緒に待っていると三人が現れた。

「お疲れ様、そこら辺に適当に座って」

「「「失礼します」」」

「え〜と、話って何かな?」

「まず最初に、ストーカーの件ありがとうございました。助けが無かったら私達三人とも乱暴されて人生終わってました」

俺じゃないって言っても、もうバレてるし黙って聴くことにした。

「いや、最悪を回避出来て良かったよ。

もう忘れた方がいい、前を向いていい男見つけなよ。

私からはこの件に関しては、表沙汰に出来ないから見返り等の事は心配しなくていい、それよりもなかった事にしてもらえるとありがたいんだが」

そんな事は出来ないとみんな首を振りながら息を合わせるように

「「「ありがとうございました!」」」

「どういたしまして」

形式上こう言わないと終わらないと思い挨拶を返した。


「じゃあ、話は終わったと思うからこれで・・・」

席を立とうとした所、

「「「本題はそこじゃないんです!」」」

ちょっと待ってと訴える目が、なんか必死過ぎてちょっと笑いそうになってしまった。

クリスが目線で、あまり虐めるなよって訴えてる。

「本題って何かな?」

クリスの目がちょっと怖いな・・・

三人で目を合わせた後、高田さんが話し始めた。

「実は昨日の夜、晩御飯食べた後に妖精っぽいのがいきなり現れて、

“おめでとう!今回あなたが選ばれました。

我々の実験に協力してもらえれば異能力を授けますが、どうしますか?”って言われたんですよ」

相変わらずいきなりの突撃だな、こいつら。

「意味がわからず???ってフリーズするでしょ?普通。

びっくりしていると、要らないの?みたいに問いかけて来るから、最初から説明してもらって、しばらく考えて受けたんです」

似たような進行だな、残りの二人も頷いている。

「それで、どうしたの?」

「はい、それで願いを一生懸命考えて希望する能力を貰いました」

「希望通り貰えて良かったじゃないかい?」

「ええ、それでこんな秘密、黙っている事無理ですよね?

それでどうしようかって思ってたら、ゆっきーとよっしーの後ろに似たような妖精が・・・

びっくりしていると、二人も気づいてお互いフリーズになってこんな事あるのかと不思議に思ってたら、昼食時クリスちゃんからネタばらしがあって・・・」

「それで三人揃って話に来たわけか・・・

それで何を聴きたいんだい?」

高田さんは下を向いてモジモジしながら、意を決して話し始めた。

「あの・・・対価は私ですか?」

「・・・・・」

「・・・・・」

「えっ?」

「・・・いやだから1回でもいいですか?

私、平面の男の人が好きなんで、リアルの男の人の人の相手は慣れてなくて・・・・その経験ないんで・・・」

ゴゴゴゴッと音が後ろから聴こえたような・・・

後ろ向きたくねぇ〜〜〜

代わりに結城・吉井両名の方を向くとニヤニヤしている。

てめえら謀ったな!


時間にして数秒だったと思う。

なんとかフリーズ状態から抜け出し、考えた。

少し脅すかな、これからの人生経験の為にも。


「そうだな、初めてなら1回でもいいよ。

ちなみに、そこの二人は各5回の生で契約したよ。

いや〜若い娘は肌も綺麗だし気持ちよかった〜

後4回ずつ残ってるよな〜〜」

「「ちょ・ちょっとなっ」」

「高田さんは今日にでも終わらせる?

嫌な事はさっさと終わらせるに限るよね?

いい身体つきしてるから楽しめそうだね」

青ざめてなんか泣きそうになってる。

残りの二人もちょっと焦ってるからこのくらいにしとこうかな。

お灸を据えるのはこのくらいでいいかな、というより、その前にクリスをなんとかしないとまずい。

次の行為を最後に俺の息子が噛み千切られそうだ。

そうなる前にネタばらしをする事にした。




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