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#28 本来なら今頃。

※また少し遅れました。すみません。

※しかも短いです。


※調整しました。

 

「ただいま戻りました。」


「おかえり!」


「え?愛梨!どうしたの?もしかして僕を待っててくれたの?」


「うん。ちょっと聞きたいことがあるの。あ、でも海にぃ剣道して来たんでしょ?


 だったら汗かいて気持ち悪いと思うし、着替えとかも済ませてからでいいよ。」


 私、中学で一時期剣道部だったからわかるよ。剣道って汗やばいよね。


 まあ私の場合、痛いし暑いし汗びちょびちょになるしで嫌だったから転部しちゃったけど。


 やっぱり運動部は無理でした。テヘペロ。てそんなことやってる時じゃなかった。


「わかった。すぐに済ませてくる。」


「え?」


 あ、行っちゃった。そんなに急がなくてもいいんだけど。廊下は走っちゃダメだよ海にぃ。


 礼儀作法習ってるはずなのにね。


 ……うーん。暇だな。


 昼食が何か見てこよう。






「あ、愛梨様!このような所に入って来てはいけません!」


「え。」


 ……追い出されてしまった。


 ご飯前だし忙しい時間だから邪魔ってことかな?


 それともお嬢様は厨房には入っちゃダメなのかな?


 なんにしても今話しかけるのは悪いな。


 うーん、暇。


 海にぃの部屋行ってみよう。






「海にぃー。」


 あ、またノック忘れちゃった。


「お、おい!愛梨!今は来るな!出てなさい!」


 おっと、着替え中でしたか。失礼失礼。


 ま、私は小学生の着替えなんて見ても何にも思わないけどね。


 なんせ中身は高校生、じゃないな。もう20代。あれ?本来だったら今頃何歳だ?


 17歳で多分死んで……いやそうと決まった訳じゃないよ?


 異世界転生だったとしたらって仮定して、今……6歳。23歳?


 はー、今頃生きてたら大学か就職なのか。


 あんまり実感湧かないなー。


「もういいよ、愛梨。」


 お、もういい?


「今度からはちゃんとノックしないとダメだぞ。で?何か聞きたいことがあるんだろ?」


「うん。体力作りしようと思ってるんだけど何したら良いかなーと思って。


 確か海にぃは朝ランニングしてるよね。」


「ああ、してるよ。他にも、時間あるときはトレーニングルームで筋トレとか。」


「トレーニングルーム?」


「ああ、愛梨は使わないよな。使わなくてもあるのはわかるだろう?」


 海にぃの問いかけに私は首を横に振る。


「あれ?知らなかったのか?てっきりうちにいる人なら誰でも知ってると思ってたんだけど。」


 いやいや逆になんで知ってるん?私聞いたこともなかったよ?


「じゃあ昼食食べたら行ってみようか?」


「いいの?」


「ッ、もちろん!ダメな訳ないじゃないか!」


「え、でも午後はピアノレッスン?なんでしょ?」


「大丈夫大丈夫。どうとでもなるさ。さ、お昼ご飯を食べに行こうか。」


 なんかよくわからんが、本人が大丈夫というなら大丈夫なんだろう。


 まずはランチだ!今日のメニューはなんだろなー。







※愛梨は、いいの?の時、首を傾げています。さらに言うと海にぃより背が低いので上目遣いです。

海にぃが「ッ 」てなった訳、わかりました?


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