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#23 なぜ来た。

※遅くなりました。

※ちょっと長めです。

 

 ーーどうしてこうなった?


 私は今、春人の家の玄関にいた。


 しかし、一緒にいるのは比奈ちゃんだけではない。


 ーーなんで俺も行くなんて言い出したんだろ。


 なぜか隼も一緒だった。


 お父様に言われ、私は素直に隼に話した。


 その結果、なぜか隼も一緒に行くと言い出し、今に至る。


 しかも今……隼は、迎えに出てきてくれた春人を睨みつけている。


 春人は春人で何も言わず、じーっと隼を見つめている。


 春人は表情が読めないからよくわからないが、


 2人の間で何かあったのだろうか。


 ーー前になんかで揉めたりしたのかな?


 まあ、なにがあったのかは知らないけど、


 とりあえずここで無言でじっとしてるのはやめて欲しい。


 なんだか変な空気で居たたまれない。


 それはどうやら比奈ちゃんも同じようで


 私達は2人で顔を見合わせた。


 ……はぁ、仕方ない。


「隼様、どうなさいました? 斎藤様、私達早く猫が見たいですわ。」


「……いや、なんでもない。」


「案内しますです。でも、なぜ隼サマもいるですか?」


「俺がいてはいけないのか?」


「隼様が一緒に行きたいと仰ったので一緒に来ましたの。」


「……そーですか。皆さんようこそです。」


 ふぅ、やっと入れる。






「隼様も猫見たかったんです?」


「あ、ああ。そうだ、俺も猫好きなんだ。」


「僕も大好きデス。」


「私もですわ!」


「私も。ねえ、お部屋に飼っていらっしゃるの?」


「はい、猫達専用のお部屋です。もう少しで着きます。」


 猫専用の部屋かぁ。楽しみだなぁ。


「ここです。あ、入る前に殺菌を。山田。」


「はい、皆さんお手をお出し下さい。」


 うわー、殺菌とかちゃんと考えてるのかー。えらいな。


 家で猫飼ってた時普通になんもしてなかったわ。


「じゃ、どーぞ。手乾いた方から触っていいですよ。」


「ふわぁぁぁ!」


 部屋は広めで、そこかしこにニャンコがいた。


 とりあえず近くにいた子達に近づいてみる。


 すると数匹のニャンコが近づいてきてくれた、


 頭をスリスリしてきたり、お腹を見せてきたり反応は様々だったけど……


「かぁわぃぃなぁぁ!」


 撫でてあげると喉をゴロゴロと鳴らせる。


  癒されるわぁ〜。


「あははは、崩れてるぞ愛梨。」


 はっ!


 いつの間にか後ろに隼がいた。


 何が崩れてるかはなんとなくわかった。


 でも……こんなに可愛いんだもんなぁ。


「あれ?隼は猫と触れ合わなくていいの?」


「いや、好きなようにしてるから大丈夫だ。愛梨こそ


 楽しんでて良いんだぜ? ここにいる奴らなら素でも大丈夫だろうし。


 斎藤だけちょっと不安だが……。まあ、誰かに言ったりしなそうだしな。」


「あ、見て見て!ほら舐めてる!可愛いくない⁉︎


 あ、この子もスリスリしてきてるし!ほんっと可愛いわぁ。」


「………可愛いなぁ。」


「でしょでしょ〜。可愛いよね〜。」


 隼も猫の可愛さが分かったようで何よりだ。


「いや、可愛いのは…ボソッ…ょ。」


「あ、この子めっちゃかっこいい!すらっとしてる!」


「愛梨サマ。」


「「うわぁ⁉︎」」


「他の人にも配るつもりなんですけどおやついります?」


「欲しい!あ、すごい!それ魚?」


「はい、乾燥魚チップです。これがミオとココとソウのお気に入りのマグロで、


 こっちがナナとチコとのお気に入りのタイ。


 あとメイとリオとナオはこのクリスピーチーズが好きです。」


「えっと、どれがこの子達の名前?」


「今言ったのが愛梨サマの近くの猫の名前です。


 あ、一匹一匹言っていった方が良いです?」


「ええ是非!」


「おい俺は?」


「ああ、隼サマもいましたか。じゃあこの秋鮭スティックを


 ランとマオにあげて下さい。」


「名前教えてくれないとわかんねえよ。」


「……この子がランで……こっちがマオです。」


「遠くないか?」


「この辺のは愛梨サマにあげてもらいますから。」


 ああ、また嫌な空気に。


「隼様がこの辺の子達にあげたいのなら、私がランとマオにあげますわ。


 春人様どれをあげればよろしいのかしら?」


「え、ああ、これとこれです。こっちがランでこっちがマオ。」


「わかりましたわ。どうせならその近くの子達にもあげてきます。


 他のおやつもください。この3匹は?あ、あとこの子とこの子も。」


「その3匹は白いのがハクでこの煮干し。黒っぽいククと


 三毛のイチはこのミートビッツ。で、そっちのまだらがハナでこのジャーキーをーー」


 よく覚えてるなぁ。もしかして部屋中の子達全部覚えてんのかな。


 まあ、なんにしろ……。


 これでニャンコ達に集中できる!ーーーー






※ユニーク8500人越え!ありがとうございます!


※途中でマオがソウになってしまっていたので直しました。

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