#22 猫好き。
※短いです。
「うそでしょ⁉︎」
なんと!
中学生以上でなければ行けないらしい……。
「うあぁぁ、行きたかったよぉー。猫ちゃん……。」
くっそー。もう行く気満々だったのに!
このモフりたい欲求をどうしてくれるんだ!
お母様がアレルギー持ちだから猫飼えないしなー。
あっ、比奈ちゃんとどこ行こう。
とりあえず、明日比奈ちゃんにこの話して、もう一回行きたいとこ聞いてみようかな。
「猫カフェ!行きたかったですわー。ふむ、でも猫でしたら確かあの方が……。
ほら、この間同じ班だった斎藤 春人様。
あの方がお家でたくさん飼っているらしいですわよ。」
なんでそんなこと知ってるんだろうと思っていると、
「結構有名ですよね、斎藤様の猫好きは。」
と付け足した。
なるほど、そういえば聞いたことがあった気が……いや、ないな。
私噂とかあんま興味ないからなぁ。
「斎藤様のお家にお邪魔させていただいたらいかがですか?」
「うーん、聞くだけ聞いてみましょうか。」
「はい!」
正直気乗りしないけど……比奈ちゃん嬉しそうだしなぁ。
まあお詫びだし仕方ないか。
「良いですケド。」
「本当!?嬉しいわ!」
本当に嬉しそう。
「いつ来るです?」
「この週末ですわ。空いているかしら。」
「多分僕は大丈夫ですけど、一応父様にも聞いてみますです。」
「よろしくお願い致しますわ。」
「楽しみにしていますわ!」
なんかさっきからテンション高いし、楽しそうだなぁ。
そんな比奈ちゃんを見ていると、春人と関わるのも悪くないかなと思えてくる。
苦手なことに変わりはないけど。
「なんだ、また男の子のお家なのか?愛梨。」
帰ってお父様に話したら、そんなことを言われた。
「ええ、そうだけれど……今回は比奈ちゃんも一緒だし、
あくまで猫を見に行くのが1番の目的ですわ。
斎藤様のお家には猫がたくさんいるらしいの。」
「そうか……。猫を触った後はきちんと手を洗うんだぞ。
……その、なんだ、愛梨にはもう隼君がいるだろう。婚約者。
そのこと、隼君には話したのか?」
「いえ、話していませんけれど……。」
いや、さすがにまだ彼氏作るような歳じゃなくない?
「まだ、そういうことを考慮するのは時期早々ではないかしら。」
お父様はキョトンといった感じで固まって、と思ったら急に焦りだした。
「そ、そうだな!ハハハ、すまない、忘れてくれ。」
その後、でも一応隼君には話しておけよ。という言葉を聞き、私は部屋を出た。
明日にでも話しておこう。
どうせ同じクラスだしね。ーーーー
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