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#01 どうやら悪役令嬢になったようです。

初めての投稿です。

 

「愛梨、この子は隼くん。


 君の婚約者、旦那さまになる人だよ。」


「…隼です。よろしく…。」


 その男の子を見た途端、なぜか懐かしくなり、つい叫んでしまった。


「桐崎 隼!?」


 九条家の令嬢とは思えないくらい大声で叫んだ後、


 頭が焼き切れそうな痛みを感じ


 そのまま意識を手放した。









 時は遡る。。。


 私は4人家族の長女で、仲の良い妹1人と両親がいた。


 住んでいる場所は、都会でもど田舎でもないところ。


 少し貧乏だったようだけれど、何不自由なく育ち、物心ついた時には


 ……ちょっとオタクだった。


 元々感化されやすいたちの私は、


 ゲーマーのお母さんの影響で結構コアなゲーマーになり、


 中学の時に前の席になった女の子の影響で2次元の虜になった。


 コミュ力がなく地味な私は、ぼっちだったこともあり


 2次元のアイドルやイケメン、美少年達にどんどんのめり込んでいった。


 そんな私がハマっていたのが


「何度だってキミに恋しよう。〜あなたは誰と恋する?♡〜」という乙女ゲーム。

 

 通称「キミ恋」。


 このゲーム、ストーリー性が高く、結構有名でアニメ化もしたし


 ラジオもやってたし声優さんも豪華だし、


 とにかく大好きだった。


 その日も私はいつも通りアニメを見て、


 推しキャラの蓮くんのポスターにおやすみを言って寝た。


 ……はずなんだけど。


 目を覚ましたら、見知らぬ部屋の見知らぬベッドにいた。


「うーん…どゆこと?」


  ほっぺを思いっきりつねってみる。


「いひゃい。」


 ジンジンする。うぅ、痛いってことは夢じゃないのかな?


 思い出せない。なんでこんなとこにいるのか……。


「痛っ!」

 

 思い出そうとすると、また頭が痛くなってくる。


 ん?また?


 ああそうだった、私は婚約者を紹介されて突然叫んで倒れたんだ。


「っ、そうだ桐崎 隼!」


 ガバッと起き上がる。


 婚約者としてお父様に紹介されたのは、見覚えのある顔。


 そう、「キミ恋」の登場人物だったのだ。


 といってもゲームと比べるとかなり幼い。


 まだ小学校にもあがっていないだろう。


 しかしすでに面影はあった。


 ゲームの中では俺様系男子だった。


 なぜ彼がここにいるのか…。


 それは私の名前も合わせて考えれば、いやでも頭に浮かんでくる。


 ここは「キミ恋」の中だということ。


 信じられないけれど、今はそれしか考えられない。


 一旦は現実として受け止めよう。


 そうなると、もっと重要なことがある。


 それは、


 ーーーー この私「九条 愛梨」が


  ヒロインと他のキャラの仲を邪魔する悪役令嬢であり


  このキャラはどのエンドでも必ず不幸になる


  悪ければ死んでしまうキャラであるということーーー







ちょっと中途半端かもです。

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