?「俺が私が糞な人生なのは全部全~部!親やその先祖のせいだ!!」 ?「その通り!」
その通りです。
私は綺麗事は申しません。
その通りです。
嫌味でも何でもなく。
本当にその通りです。
あなたの先人達が全て悪いんです。
自分が悪い部分がもしかしたら・・?
ないです!
断言します!
はい。
ないです。
そうやって俺が・・私が・・もしかしたら悪いんじゃ?という心の可能性は消しましょう。
残酷な程に。
先人達のせいだという信念を持ちましょう。
あなたの親も被害者です。
ある意味で。
そうでしょう?
で。
あるならば。
責任追及はもう・・意味がなくないですか?
日々、誰々が悪いと、悶々としている日々。
心の奥底で繰り広げられている責任についての討論会。
『この現状は一体誰のせいなのか!?』
きっと・・。
誰のせいでもないんです。
幸せを夢見ない人間はいません。
本当に。
最っ初から不幸を望む人なんて、居ません。
仕方なかった。
なるべくしてなった。
運命だった。
『ここまでは』
なんて言いませんよ私は。
ここまではね、だからこれからだよ!なんていう人間は何も分かってない。
過去があって、未来があるのだから。
免許があって、車を運転出来るのだから。
お金があって、モノが買えるのだから。
0にいくらかけても0なのだから。
切ないですよね。
しかし。
私が少~しだけ。
その悪い運命の歯車の回転を逆回転させる・・か・・止まる魔法の言葉を・・誠に恐縮ながら・・教えてもいいですか?
まずは。
まず、『まずは』です。
心が責任追及でズタボロです。
誰のせいだと日々頭の隅で高速回転しまくってるその部分はボロボロ。
いいですか?
教えますよ?
聞いてください?
まずは・・落ち着いて・・深呼吸して・・誰のせいでもないと、言ってみてください。
誰のせいでもないとボソボソ言ってください。
きっと、運だったと。
きっと、時代だったと。
きっと、本当に・・偶然だったんだと。
あなたの先人達のそんな積み重ねだったんだと。
言ってください。
だから、そんなこんなの・・せいなんです。
誰のせいでもない、誰の責任でもない全ての そ れ ら の 事 のせいに。
あなたが底辺の生活をしたくない。
低レベルの異性と結婚したくない。
そう思うのは分かります。
分かります。
しかし。
し な い と い け な い の な ら ば 。
それらのせいにして、仕方なくやりましょう?
低レベルなのはあなたのせいではありません。
そんな仕事をしなければいけないのは、しなければならなくなったのはあなたのせいではないんです。
自分だけは分かってあげましょう?
自分だけは・・あなたの味方でいてあげてください。
もう・・責任追及は止めて・・「それら」という名前の運命の・・悪い歯車のせいなんです。
全部。
全部。
全部。
全部。
全部。
全部。
全部。
全部。
全部。
全部。
全部そうなんです。
だから・・何処にもない責任の置き場所を、探すのを止めて・・動く前に、許しましょう。
誰も悪くなかったと・・ボソっと言ってください。
もう一度言ってください。
繰り返し言ってください
もうこの世にいない先人達や、見えない歯車のせいなんです。
いくら責任の出処を探しても・・もう・・。
もう・・全く・・意味、意義、ないんです。
あなたは悪くないのですから。
目に見える全てに責任の置き場所はないのですから。
責任の置き場所は・・とっくに朽ちたか・・風化してしまいました。
いくら探してもありません。
動く前に。
動かそうとする前に。
呟いて。
誰のせいでもなかったと。
繰り返し呟いて。
誰のせいでもなかったと。
そうすればほら・・ね?
少し軽くなった。
まだまだ。
呟く。
あなたは呟く。
「誰のせいでもなかった」
また軽くなる。
そうしたら。
ある日に、自然に・・。
太陽の下に出ようかなと思います。
まずは・・コンビニへ?
散歩?
重くなったらまた呟く。
あなたは呟く。
「誰のせいでもなかった」
仕方なかった。
なるべくしてなった。
確定したのは10年前?20年前?いや・・100年前には既に確定済み?
その規模で仕方なかったんです。
だからほら・・あなたは呟く。
「誰のせいでもなかった」
嘘だと思って。
騙されたと思って。
いいからほら。
さあ。
あなたは呟く 『誰の 』
そして本当はやりたくない低い仕事でも仕方なくやりましょう?
動きましょう?
仕方ねえなあとか言って。
自分はやりたくないんだけど、現状が許さないから、仕方なくやるんだからな?とか言って。
そして、否定されたら、視線を浴びたら。
呟きましょう?
『誰の 』
終わり。