ハロウィン♪
やってしまった…。だが反省しない!!(`・ω´・ 。)っ
ガチャ「お待たせしました。」
私の仮装は化け猫です。猫耳カチューシャに尻尾の飾りを着けています。短パンだから恥ずかしいな。黒を基調としていて、赤いリボンが目立ちます。
「良く似合うよ。」
「ありがとうございます。シーファさんはミイラ男ですね。」
首や腕などの露出している所が、包帯で巻かれています。そして、顔は斜めに掛かっています。被っている黒いハットがけっこう似合っているのが、少し癪に触ります。
「似合うでしょ♪じゃあウォルフの所に行こっか。」
「はい。」
ウォルフが居るドアを開けました。
「「trick or treat」」
「どうした。」
「お菓子くれよー!!」
「悪戯でも良いですよ。」
「…ん」
「ウォルフが作るとか無いわー。」
「カラフルですね…。」
「うっせー。」
キラキラ光輝くクッキーは色が徐々に変わります。何故そうなったのかな。でも、さっくりしてて美味しいな。ココアだけど、見た目で分からないですね。
「…俺も仮装するべきか?」
もうなくなった。足りない…。
「ウォルフは狼男だろー。」
「仮装しなくてもしてます。」
「そうか……その手はなんだ。」
「おかわりだな」
「ですね。」
しぶしぶでもちゃんと用意しているウォルフさんさすがです。
「はぁ、ほらっ!」
投げるなんてひどい。食べ物は大事にしなくちゃ。
「あんがと!俺はもう帰るわ。」
「さようなら。」
「おう!」
外は真っ暗で鏡みたい。後ろにいるウォルフさんが、わかっててガオーってしてて面白い。
「…trick or treat」
「えっ!」
ウォルフさんがお菓子を望むとは思わなかった。シーファさんにもうあげちゃったからな…。さっき貰ったのしかないな。
「あげたのはダメだから。」
デスヨネー。ポッケとかを見てみるけど無い。
「無い…です。」
口角を上げて悪い顔をしたウォルフさんは、耳元で囁くように言った。
「それじゃあ、悪戯だな。」
「あは、は…手加減は?」
「覚悟しろ。今日は寝かさないから。」
「もうひゃめれくらさいー!」
「…」
「ひゃああ!!本当にもう…あはは!!ふぁあ!」
日が出るまで、こしょばされ続きました。ウォルフさんは鬼だ…。体が痛い…ぐすっ。ウォルフのバカー。(`□´)