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半分魔女になりました。  作者: まひろ
第一章 俺の最後
7/19

俺の名前が決まったようです

うん、開き直ろう。

主人公いじってるときが一番楽しいね。

と言うわけで今回もグダグダしてます、全速匍匐前進中です。

こんな拙い文章でも楽しんでいただければ幸いです。

 「えっと、ウィッチ・ウィークにしてみたいって、どういうことですか?」

 どういう意味だろうか、俺にウィッチ・ウィークになれということだろうか?

 そもそも俺はウィッチさんみたいな魔法は使えないんだけど・・・


 「言葉通りよ、あなたをウィッチ・ウィークに仕立て上げるの、あたしの目的のために表舞台に立つウィッチ・ウィークとしてね。ついでにあたしの技術も継承させる気だからよろしくね。」

 ウィッチさん俺をウィッチ・ウィークって言うスケープゴートにでもする気何ですかね、と言うか技術継承がついでって言うのもどうかと思います。


 「後、名前が無いって言うのも不便か……よし、あたしは今日から君を撫子なでしこと呼ぼう。異論は認めないからね、じゃあさっそくご飯を食べにいこうか撫子。」

 「え……あ?……えぅ?」

 話の急展開についていけない。

 なし崩し的に俺の名前まで決まってしまった!異論は挟めないようでウィッチさんの中でこの呼び方は決定らしい……もっと男らしい名前がよかった……

そしてこの部屋から連れ出され階段を下りて部屋に通され俺は目の前が真っ暗になった。

 部屋そのものは結構広く見た感じ30畳くらいでしょうか、ただ一言で言うならその部屋はカオス!色んなものが散乱していてお世辞にも綺麗とはいえない、その散乱具合でかなり窮屈に見える。

 さらにその部屋は……食欲無くすような標本がリアルにいっぱいありまて……そんな中ウィッチさんは歩いていって冷蔵庫らしきものを開けたのだが……中のものはモザイクかけないと見た目やばいものしか入っていなかった。

 それを引きずり出して捌いていくウィッチさん、手に持ってるのは俺を脅したとき使ったことのある黒い刃……それ包丁だったんですね!!?


 「すぐ出来るからちょっと待ってて……あ、テーブルに座って待っててくれればいいから」

 すぐ出来るって何が出来るんでしょうか、七色の湯気がでてるんですが……これ以上料理工程を見るのは衛生上よろしくない気がする。

 なので言われたとおりテーブルの所で待っていよう、そう思いテーブルを見ると……


   ……何かと目が合った。


 テーブルの上にはグロテスクな何かの肉塊があり、いつの間にか瞳がついていてそれがギョロギョロ動いて俺と目が合ったのだ、そして血涙を流しだした。


 「ひっ……」

 俺の全身に鳥肌が立ちガタガタ震えだした、これだめ……これだめ……これだめだよ~気持ち悪すぎる……

 怖い……いやマジで怖い。これ俺にとってトラウマになりそうなんですが!?


 だが、テーブルの上の肉塊はそれで終わりにはしなかった。


 その肉塊に口がついた……と言うか開いた、それも三日月型にゆがませて此方を見続けている。そしてそれはテーブルの上をゆっくりズルッズルッっと這い出してテーブルの上から落ちた。


  ― グシャッ ―


 落ちたとき瞳からいったのか何かが潰れる音がして肉塊の下から血が広がっていく……そしていつの間にかまた正面に瞳があり此方を見続けている。

 肉塊、はさらに口角を上げこちらにズルッズルッと近づいてくる、さらにそれは形を変え始め触手らしきものを何本も出しうねうねさせ始めた。


  ― ぷつん ―


 俺の中で何かが切れた。


 「やだやだやだやだやだやだ!くるなくるなくるなぁぁぁ!!」

 こいつは俺のトラウマになった。

 パニックを起こし見た目の歳相応のような状態でその場からウィッチさんの方に逃げ出した。

 そしてそのままウィッチさんに抱きついたのだが。


 「あっ!!?」


 焦ったウィッチさんの声が聞こえた。

 結構な勢いだったらしく抱き付かれた拍子に黒い包丁を落としてしまいそれが俺の目の前を通過。


  ― ストン ―


 と綺麗に床に刺さり、それを確認したら俺はへたり込んでしまいそして俺は泣きだしてしまった。

 

 「ひっく……う~……うあぁぁぁ……」

 気がついたら生暖かい何かがまた床を濡らしてたんだ……やっちまった……

 またやっちまったorz


 「えっ!?えぇっ!!?これあたし!?またあたし何かやっちゃったの!!?」

 ウィッチさんは状況が分からずおたおたしていた。

 だけどそうしてる時視界の隅に何か目に入ったようで……


 「ほ~……そういう事か……このをいじめるって事は覚悟は出来てるようだなぁ……トリックスター」

 ウィッチさんの表情は最初に俺を脅したときのような表情になってました……正直こっちも怖いんですが?

 そしていつの間にか黒い包丁はウィッチさんの手の中にあり……投げた!?


  ― ズドン ―


 とすごい音がして肉塊の目の前に刺さった。

 「ちょちょちょっとした冗談じゃない!!こんなものでぶった切られたら死じゃすまないんだけど!!?」

 そう言いながら肉塊は別の姿に変わった。その姿は小人と言える大きさで妖精みたいな羽を持ってる女の子だった。

所でウィッチさんはあれに向かってなんて言ったっけ、確かトリックスターって言わなかった?

 トリックスター……どこかで聞いたことあるような……あれ、どういう意味だっけ?


 「撫子はもうあたしの子なんだよ、今度泣かしたらたとえ破壊と生産、狂気と混乱を司る神族だろうが消滅させるからね!」

 ちょっと待ったぁぁぁぁ!!?それってニャルラトテップじゃ無いの!!?





 と言うわけで新キャラ出たんですがけして某小説からと言うわけじゃないです!

 思うところがありニャルラトテップをトリックスターに変更しました。

 次話で説明するより此方で出したほうが説明簡単だと思ったので……まぁ呼び方が変わっただけなんですがそれに伴い最後流れが少し変わってます。

ウィッチの一人称変更私→あたし

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