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草野さんは寝ぼけているに違いない。

パニック中の脳みそに更なる混乱を招く発言をしやがる。

「寝ぼけるのも大概にしてくれません?私大混乱中なんですけど!

これ社員総出のドッキリか何かですか?社長達みんないないし!」

なんかだんだん腹が立ってきた。

目の前の上司は馬鹿みたいにポカーンと口を開けてこちらを見ている。

「え?ホントに宮さん…?なんでそんな事になっちゃってるの?んで、ここどこ?」

いつも飄々していて冷静な草野さんの声が震えてる。

「みんなは?なんで外に?それよりもなんで宮さんが子供に?」

頭の良い人でもパニックに陥るとこうなるのか…と私は逆に冷静になってきた。

子供か…

私子供になっちゃってるのか…。

って子供?!

ふと自分を見下ろすとダボダボのパーカーに着られている。はいていたはずのジーンズはなく、靴すらも履いていない。

自分の両手を見ると、明らかに小さな子供の手。

「あ…なん、なんで?こ…れ何?どーなってん…の?」

パーンと何かがはじけ、私は意識を手放した。




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