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最終話 (2/2)

 ショッピングモールの中も大きなクリスマスツリーや雪の結晶をモチーフにした装飾で溢れている。クリスマスの煌びやかなムードに満ちた店内はいつもより客の数も多く、その中にはうちの学校の制服を着た奴もちらほらいる。

 他の場所と比べて明らかにうちの学校の生徒が多いフードコート近辺を避け、おれ達はシネマコンプレックスのある最上階に続く階段へ向かった。ここはモール内の中央にあるエスカレーターから離れていて、この時間帯になると映画を観に来ている人以外の客は滅多に通行しないことを知っているからだ。


「思ってたより混んでるな。下のカフェが満席になってるのなんて初めて見た」

 階段の踊り場で壁の手すりに腰を下ろしながら、黒田はため息をついた。当初の計画では一階にあるカフェで温かいものを飲みながらゆっくり過ごすつもりだったのだが、席が空いていなかったため仕方なく飲み物をテイクアウトしてきたのだ。

「まあ、しょうがないよ。それにあそこじゃうちの学校の奴らに見つかるかもしれないし」

「そうかもしれないけど……」

 さっきから黒田は明らかに不満そうな表情でホットのカフェラテを飲んでいる。階段の周りに誰もいないことを確認してから、おれも黒田の隣にそっと腰を下ろした。壁に取り付けられた手すりに浅く座ってるだけだから、ほとんど立ってる状態と変わらないけど。

「ごめんな。久しぶりに二人で帰れたのに、こんなとこで」

「なんで黒田が謝んの? 変なの」

 隣からほのかに甘い匂いが漂ってくる。何だろ、これ。あんまり嗅ぎ慣れない匂いだ。

「なんか、甘い匂いがする」

「ん? ああ、これかな。少しシナモンが入ってるから、その匂いだろう」

 黒田は自分の持っている紙のカップから蓋を外し、おれの顔に近づけた。立ち昇る湯気と一緒に甘い匂いがいっそう濃くなる。

「あーこれこれ。いい匂い」

「ひとくち飲むか?」

「えっ? あ、いや……いい」

「そうか」

 黒田は表情ひとつ変えず、またカップに蓋を被せた。


 な、なんだ。何なんだ、今の。

 いやいや、落ち着け。黒田は本当に言葉通り、おれにひとくち飲むかって聞いただけだろ。なに動揺してんだ。

「……」

 ああもう、なんかダメかもしれない。おれ一人がこんな意識してんの、いい加減しんどくなってきた。

 手を繋ごうとしないのもそうだけど、黒田ってそういうこと本当に何も考えてないのかな。いやでも、前におれの髪を触ったことに対しては謝ってたから、一応そういうやましい感情を持ってることは自覚してるっぽいけど……あまりにも無防備というか、おれとの温度差が大き過ぎる。黒田の何気ない言葉や仕草の裏にある真意を深読みしていちいち動揺していたら心臓がいくつあっても足りない。

 おれみたいに変に意識し過ぎるのも良くないが、かと言ってここまで意識されてないのもそれはそれでどうなんだよ。まあ、自分と同じ男に対して意識しろってのも、よくよく考えたらかなり無理のある話ではあるけど。

 でもなんかこれじゃ、おれ一人が空回りしてるだけみたいだし。


「……あ、あのさ」

「ん?」

 さっきから階段を通る人の姿はない。おれは飲みかけだったホットチョコレートの残りを一気に飲み干すと、空になったカップを膝の上でぎゅっと握った。

「黒田は、その……いいの? こんなんで」

「いいって、何が」

「だっておれ達、付き合ってるんだよな?」

「ま、まあ……そうだけど。それがどうした」

 横目でちらと隣を見る。黒田はおれから顔を背けて、カップの蓋に口をつけた。

「今のおれ達がしてることって、付き合う前とほとんど何も変わってないじゃん。たまに一緒に帰るようになっただけで、学校ではろくに話さないし」

「その分メッセでやりとりしてるだろ」

「いや、そうだけど、そういうことじゃなくって」

「なんだよ」

 さっき飲み干したホットチョコレートのせいだろうか、喉が焼けつくような甘さがいつまでもそこにまとわりついている。マフラーの下で首がじっとりと汗をかいている。

「こ……こういうの、とか」

 おれは下を向いたまま、そろそろと右手を隣に伸ばした。カップを包み込むように持っている黒田の左手に、自分の右手をそっと重ねる。その瞬間、黒田の腕がピクッと小さく震えたのを確かに感じた。


「こういうこと、したいって……黒田は、思わないの?」


 黒田の手は冷たかった。

 本当はおれの手が異常に熱いだけで、そのせいで黒田の手を冷たいと感じているだけなのかもしれない。

「あ……いや、俺は……」

 明らかに困惑したその声で、はっと我に返る。黒田、嫌がってる。

「……ごめん。キモいこと言って」

「ちっ、違う!」

 おれが手を離そうとしたのとほとんど同時に、黒田の手がおれの手をぱしっと掴んだ。びっくりして顔を上げると、至近距離でまともに目が合ってしまう。眼鏡の奥の瞳が戸惑ったように揺れている。

「俺は、鈴原の嫌がることはしたくない。それは本当だから」

「おれの嫌がることって?」

「だから、その……」

 またか。おれが何を嫌だと思うかなんて黒田には分かるわけないって今までに何度も言ってんのに、どうやら黒田にはちゃんと伝わっていないようだ。そうやって一人であれこれ考えて結局何もできなくなるのも黒田の優しさだと分かってるけど、そのせいでおれがこんなにやきもきさせられてるってことには思い至らないのか、こいつは。

 おれの手を掴む黒田の手を解いて、黒田の指の間に自分の指を絡めてそっと握ってみる。黒田の指、こんな長かったっけ。

「……こういうの、黒田は嫌なの? おれは、全然嫌じゃないけど」

「す、鈴原」

 黒田の声は少し掠れている。絡めた指を通して、さっきからずっと異常に速い心臓の音が黒田に伝わってしまいそうだ。黒田の目を直視できなくて、まつ毛を伏せて視線だけを下に向ける。

「こんなこと考えてんの、おれだけなのかな」

「違う。俺だって、同じこと考えてる」

 黒田が小さく息を呑む音がした。電車の中で抱きしめられたあの時のことを思い出して、心臓がドクンとひときわ大きく脈打つ。

「……いいんだな。しても」

「え……」

 視線を上げた瞬間、急に視界が暗くなった。


「……っ、んうっ……」

 何が起こっているのか分からない。ただ、視界だけじゃなく口も塞がれていることは分かる。

 むせかえるようにあたりに漂う、シナモンの匂い。甘くて少しほろ苦い味がして、頭の後ろが痺れたように感覚を失っていく。

「……っ」

「んっ……う、んん」

 酸素を求めて口を少し開けようとしても、黒田がそれを許してくれない。目を開けるのが何だか怖くて、おれはぎゅっと瞼を閉じていた。めまいがする。両足をついている床がふわふわ回ってるみたいな変な感じ。脚にも腕にも力が入らなくて、まだ指を絡めて繋ぎ合わせたままの黒田の手をぎゅっと握ると、黒田もおれの手を握り返してきた。

 どうしよう。息、できない。

 瞼に何か硬いものが押し当てられるのを感じた時、口を塞いでいたものが突然ぱっと離れた。

「わ、悪い」

 恐る恐る目を開けると、黒田は眼鏡のテンプルを指で押さえながらひどく動揺した様子でおれを見ている。どうやら、さっき瞼に当たっていた硬い感触の正体はこの眼鏡だったようだ。

 浅い呼吸を繰り返して酸素を吸い込みながら、おれはようやく事態を把握した。


 ……今のって、もしかして。

 おれの口を塞いでたのって、あれって……黒田の。


「なっ……なに? いきなり」

「え?」

「なんでこんな、急に……キス、なんか」

 もうこれ以上は無理だろってくらい、黒田の頬は真っ赤になっている。多分おれの顔も同じような状態なんだろうけど、そんなこと今はどうでもいい。それどころではない。

「だって、鈴原がしたいって……」

 ずれた眼鏡をかけ直しながら、黒田は困惑しきった表情でおれを見ている。髪の隙間から覗く耳も端まで真っ赤だ。まだ握ったままだった黒田の手に気が付いて、おれは咄嗟にその手を振り解いた。

「ばっ、バカ違う! おれそんなこと言ってない!」

「な、いっ、言っただろ!? こういうことがしたいって」

「おれは手を繋ぎたいって言っただけで、きっ……キスしたいなんて、言ってないんだけど!?」

「は……? え、じゃあ」


 なんだ、なんだよ。

 じゃあさっきのって、黒田の勘違いだったってことか?

 こっちは心の準備とか全然してなかったのに。あんまりだろ、こんなのって。


「……おれ、今のが初めてだったのに」

 なんかもう頭ん中ぐちゃぐちゃで、泣きたいような気持ちになってきた。いっそのこと本当に泣きたかった。初めてのキスに理想や憧れを抱くことには男も女も関係ない。どんな人と、どこで、どんなシチュエーションで、心の中でずっと思い描いてきたその瞬間が、まさかこんな不意打ちみたいな形で奪われてしまうだなんて。しかも相手の方はおれの言葉を勘違いしてたとか、もうあまりにひどすぎて笑えない。

「ごっ、ごめん! 本当にごめん! その……俺てっきり、キスがしたいって意味だと思い込んで」

 その時のおれは今にも泣き出しそうな顔になっていたのだろう、黒田は見てるこっちが可哀想になるくらいあたふたと謝ってきた。

 黒田に悪気がなかったのは分かってるけど、だからってあっさり許すのもそれはそれで癪だ。黙ったまま下を向いていると、黒田はふと静かになって改まった態度で深々と頭を下げた。

「……本当に、悪かった」


 これ以上おれ一人が意地張ってても仕方ないって分かってる。黒田だって本当に悪いことしたってすごく反省してるみたいだし、それに、もうしてしまったものはどうしようもないし。

 でもおれ、さっきは黒田の手を握っただけなのに、どうしてそこから『おれが黒田とキスしたがってる』って推測を導き出せるのか。いくら何でも無理があるんじゃないか、それは。

 もしかして黒田って、おれといる時ずっとそういうこと考えてたのかな。おれが黒田と手を繋ぎたいって思ってる隣で、黒田はおれとキスしたいって思ってたんだろうか。もしそうだとしたら、黒田も今までずっとおれのことを意識し過ぎて一人で思い悩んでいたのかもしれない。おれがそうだったみたいに。


 何だか急にものすごく恥ずかしくなってきて、黒田の顔をまともに見られなくなってしまった。こいつ、いつもすました顔してるくせに、頭ん中ではそんなことばっかり考えてたのかよ。おれだって考えたことがなかったわけじゃないけど、まずは手くらい自然に繋げるようになってからだろ、こういうのは。

 いや、だけどおれ達は付き合ってるんだから、何もおかしなことではないんだよな。おれもそういう感覚に早く慣れなきゃって思ってたし。

「別に……付き合ってんだから、キスくらいするだろ。普通に」

 半分は自分に言い聞かせるようなつもりでそう呟くと、黒田はやっと頭を上げた。

「でも、鈴原の嫌がることはしないって、俺……」

 まだそれを言うか、この鈍感。

「嫌なんて言ってねーだろ」

「え……」

「……でも、さっきみたいにいきなりするのは、今後ナシな」

「わ、分かった。これからは必ず鈴原の許可を取ってから、する」

「いや、許可とかそういうことじゃなくって、なんて言うか……その場の空気読んでしろよって」

「難しいこと言うな」

 確かに、無神経で超鈍感な黒田には難しいだろうと思う。しかし、だからと言ってキスする度にいちいちおれの許可なんか取ってたらムードもへったくれもない。そもそも、そんなものをこいつに期待する方が無理があるのかもしれないけど。

「まあ……いいよ。黒田がしたいんなら、したい時にすれば。別におれは嫌じゃないから」

「そういうわけにはいかないだろ。とにかく、今後は気を付ける」

 黒田はおれの右手をとると、両手でそっと包み込んだ。

「ごめんな」

「……ん」

 どう答えたらいいのか分からなくて、小さくこくんと頷く。別に謝ってほしいわけじゃなかったんだけど……ま、いっか。


 その時、シネマコンプレックスの入っているフロアから数人の客が階段を下りてきて、おれと黒田はどちらからともなく距離を空けて手すりに座り直した。上映中の映画がちょうど終わったのかもしれない。そんなに長い時間ここで黒田と話し込んでいた感覚はないんだけど、実際はそうでもなかったようだ。

 ……危なかったな。さっきキスしてた時、誰も来なくてよかった。

 本当に今更だけど、とんでもないことをしてしまったのだとようやく自覚する。普段は人通りが少ないとは言え、いつ誰が来るかも分からないような場所であんなことをしてしまうなんて。今回は誰にも見られてなかったけど、それは運が良かっただけだ。もしうちの学校の奴に見つかったりしたら、なんて、想像するだけで背中が冷たくなる。

 また階段に誰もいなくなったのを確認してから、おれは念のため小声で黒田に話しかけた。

「……もう、こういうところではしないからな」

「分かってる」

 黒田はわざとらしい咳払いをして顔を背けた。


 しかし、ここで新たな問題が浮上してきたことに気付いてしまった。

 キスって、どこでやればいいんだ?

 おれと黒田がこうして二人で会える場所なんて学校帰りのショッピングモールか駅くらいしかないのに、今後そういうことをする時はどこに行くのが最も安全なんだろう。手を繋ぐくらいなら外を歩いてる時にできるだろうが、キスとなるとさすがに場所を選ばなくてはならない。

「なんか……外で会うのって、落ち着かないな」

 思ったことをついそのまま口に出してしまった。もしかしたらそれは今日初めて思ったことではなくて、ずっと前から心の中でそう感じていたのかもしれない。

 黒田はしばらく黙って何か考え込んでたけど、ふとこっちを向いた。

「そうだ。じゃあ今度、俺の家に来ないか?」

「えっ、黒田んちに? 行っていいの?」

「当たり前だろ。家の中なら周りを気にしなくて済むし、その……」

 途中で言葉に詰まっている。その気まずそうな表情だけで黒田の言おうとしたことがすぐに分かってしまい、耳がかあっと熱くなった。

「……黒田のスケベ」

「ばっ、馬鹿言うな! そういう意味で言ったんじゃない!」

 おれ何も言ってないんだけど、そう言おうとしてやめた。せっかく黒田の方から家に誘ってくれたのに、そうやって茶化すようなこと言うのはよくないよな。黒田だっておれが周りの目を気にしないで済むようにって考えてくれたんだろうし。

 それにおれも、黒田の家には行ってみたい。そこは変な下心なく純粋に興味がある。

「それじゃあ、いつ行こうかな。黒田んちってキタシオだったっけ」

「鈴原は一ノ瀬だから、学校の帰りに来たら遅くなるだろう。今週末は空いてるか?」

「うん、土日どっちも暇」

「なら土曜日でどうだ」

「分かった。あっ、でもそしたら黒田んちの人にお土産のお菓子とか持って行かなきゃだよな? 何がいいかなあ、もうすぐクリスマスも近いし……」

「必要ない。いつも週末は両親とも仕事で家にいなくて俺一人だから」

「……え」

 微妙な沈黙が流れる。

「あっ、いや……か、勘違いするなよ! 別に変なことしようとは思ってないから、気軽に遊びに来てくれればいいし、それに俺は鈴原と一緒にいられるなら家じゃなくても……」

「なに動揺してんの」

「うるさい、バカ」

 黒田は意味もなく眼鏡のブリッジを指で押し上げながらそっぽを向いた。


 なんか、夢みたいだ。黒田の家に行けるってことも、黒田とキスしたことも、黒田とこうして二人で話してるのも。今日だけでいろんなことがあり過ぎて、今でもまだ信じられない。

 付き合うって、現実ではすごくささやかで地味で平穏な日々の積み重ねだと思っていたけど、時にはこんなふうに映画やドラマよりも一気に急展開することもあるんだ。


「なあ、黒田んち行ったらさ、一緒に映画観ようよ」

 手すりに腰掛けたまま黒田との距離を詰めていき、ぴったりと黒田の横にくっついて座る。黒田はすぐこっちを向いたけど、離れろとは言わなかった。ただ、少しだけ恨めしそうな目をしてはいるけど。

「おれ、黒田の好きな映画が観たい。ジョゼットだけじゃなくて、他にも好きな映画いっぱい教えて」

「……そうだな。俺も鈴原の好きな映画が知りたい」

「へへ、なんか今からめっちゃ楽しみなんだけど」

「俺も」

 また階段の上から人が下りてきて、おれはあわてて黒田から離れようと腰を浮かせた。でも、手すりについた手を黒田に掴まれて、立ち上がることができない。

 外から見えないようにおれと黒田の間に手を引き込んで、黒田はおれの手に指を絡めてきた。階段を下りてきた人が去って行っても、黒田はおれから手を離そうとしない。

「……もし鈴原さえ良ければ、今週末はうちに泊まらないか」

「えっ?」

「その、やっぱり外で会うだけじゃ、全然時間が足りないから。俺はもっと鈴原と一緒にいたい」

 それは確かにそうだけど、おれも黒田ともっと一緒にいたいって思ってるけど、でも……いきなり泊まりって、急展開すぎじゃないのか? もっとこう、物には順序ってものがあるし。

 黒田はじっと前を向いたまま、こっちを見ようとしない。握りしめた手のひらに滲んでる汗はおれのものなのか、それとも黒田の汗なのか、それすら分からなかった。

「あの……」

「無理して応えてくれなくてもいい。鈴原が俺の家に来てくれるだけでも、俺は……」

「おれは、いいよ」

「え」

 こっちを向いた黒田はすごく驚いた顔をしている。その顔を見て、おれは自分が何を言ったのかそこで初めて理解した。

 しまった、完全に無意識で返答してしまった。

「いいよ、って……」

「ばっ、バカ違う! なに変なこと考えてんだよ、黒田のスケベ!」

「スケベって……俺は何も言ってない! 鈴原の返事がおかしいんだろ!?」

「おっ、おれは、泊まってもいいよって言っただけで、その……変な意味で言ったつもりは」

「そうか。二言はないな?」

 眼鏡の奥の瞳が、おれを捉えて離そうとしない。こんな真剣に見つめられて、やっぱり無理ですなんて言えるわけないだろ。

 ほんの少しの不安と、その後ろに見える隠し切れない期待。きっと黒田も今、おれの目の奥に同じものを見ている。

「……うん」

 小さく頷くと、黒田は少し照れたように、でもすごく嬉しそうに笑った。


 ……やっぱりこんなの、急展開すぎるって。

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