8月6日
天気は快晴。
気温は、昨日に比べればまだ涼しい。
とは言っても人の身には辛い暑さだ。
今日は早朝から江雪さんと獅子王、数珠丸さんが畑作業をしていた。
途中から今剣や秋田くん、五虎ちゃん、北谷菜切、千代金丸も参加して夏野菜の収穫をしていた。
茄子や胡瓜、トマト、おくら、苦瓜などを収穫して、見せてくれた。
その収穫した野菜を使って歌仙と燭台切が朝食を作っていた。
夏の食欲が落ちる時期でも食べられるように工夫がしてあり、どの刀剣たちも完食していた。
朝食が終わるとそれぞれの部屋に戻っていった。
私も政府からの仕事が来ていたので、片づけることにした。
コンコンと襖を軽く叩く音が聞こえ、陸奥守が部屋に呼びに来た。
昼食は素麺だから早く来てほしいらしい。
時計をみると12時を過ぎていた。
広間にいくと誰もいない。
薬研が「大将!」と呼ぶ声が聞こえた。
声は中庭から聞こえ、短刀たちのはしゃぐ声も聞こえてくる。
行ってみると流しそうめんをやっていた。
鶴さんが「やっぱり驚きが必要だからな」と笑っている。
たまにはこうやって外で食べるのも悪くはない。
食べ終わると長谷部が近寄ってきた。
「主、連隊戦は何時頃出発しましょうか」
午後から連隊戦の予定だったことを思い出し、全員の支度ができたら出発してもいいと伝えた。
しばらくすると出発すると報告に来た。
あまり無茶せず、無理せずに行ってくるよう言葉をかけ、見送った。
たぶんおやつ時には帰ってくるだろう。
今日のおやつはゼリーにしよう。
手の空いている刀剣たちに声をかけ、みんなでゼリーを作った。
さて帰ってくるまでに今日の仕事は終わらせておくか