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念願の異世界
「やっと手に入れた! 異世界にいけるゲームという噂の超レアゲーム『ファンタジーオブテイルズ』」
俺の名前は田中 佐藤。
大のゲーム好きである俺はその趣味が昂じてファンタジー世界に強い憧れがあった。
一度で良い、胸躍る冒険をして、命を懸けて世界の為に戦ってみたいと!
その夢が今現実になるかもしれないぜ!
「つかゲームソフトで異世界にいくなんてまどろっこしい! グリードア○ランドかよ!
トラックに頼らせてくれ!」
ピッ
▼性別は?
「ん~、普通のゲームっぽいな、男っと」
▼名前は?
「タナカ サトウっと」
▼希望する属性は? 火・水・草
「なんでこの三っつ!? ポ○モンかよ! とりあえず火かな!」
▼ではより良き旅を!!
「うおっ、目の前が真っ暗に!! マジで異世界行けんの!?」
▼名前がふざけているので転生システムにペナルティが発生しました。
「えっ!? 本名なんだけど!?」
とてつもない爆発音とともに俺はこの世界を後にした。