がんばった最強
今俺は休憩中だ
なぜなら俺がランニング中、ダスティーが俺は大人だなどと叫びながらこ
ちらへむかってきたのである
どうやら俺のランニングに混ぜてほしかったみたいで
途中からダスティーのペースが遅くなり真っ赤になって倒れてしまった
というわけだ
野菜のような何かを売っている店を見つけたのでそこでダスティーの金を
使い大量に食糧と調味料を買った
ついでにオリーブオイルのような何かとフライパンのような鍋を買った
お金の単位がよくわからんが、店員に
「743Qです」
といわれたのでとりあえず一番大きなコインを出しといたら
「おつりが257Yです」
といわれた
どうやらあっていたようだ
そうだ、試しにひとつ料理を作ってみよう
コップと皿は牢屋にあったものをきれいにして持ってるし、
ダスティーが起きる前に飯作って起きたら・・・
まあ後から考えよう・・・
「ん・・・ディ、ア?」
起きたようだ
「少し起きるのが早いぞ」
「何だこのいい香りは・・・!」
「多分ネギチャーハンだ」
「ねぎちゃあはん?」
「うまいぞ」
「食って良いのか?」
「良いぞ」
俺の得意料理の一つ
簡単 うまい 早い チャーハン だ!!
「さて、食うとするか・・!」
「すまねえもう食っちまった」
「・・・・・・!」
速いっ! 速過ぎる!!
「ま、まあいい どうだうまかったか・・・?」
「もうおめえ・・・これは・・・一言では・・・・」
うん? 何か間違ったか? 米がなかったからにたようなものを使ったの
がいけなかったのか?
「うますぎだぜぇ!!おい!こんなの生まれて始めて食った!」
「それはよかった」
「こんどからはお前が作ってくれよ!あ、作り方教えてくれ!」
「ああ、また今度にな」
「よっしゃあぁ!!」
好評のようだ
「なあディア?そういやお前俺に勝つとか言ってたよな?」
「ん?ああ」
「そうだ教えてくれよ数字、ちなみにおれは2450だ お前は?」
「2450・・・?」
「知らないのか?魔力知数だぞ」
「・・・知らないな」
「まあ、お前は子供だし500くらいかと思うんだが、な」
「どうやってはかるんだ?」
「腹に力を入れて、ゆっくり息をするんだ そして息を胸にためるイメー
ジ そしたら息を止めて、我慢できなくなったら息を吐き出す」
「数字はどうやってわかるんだ?」
「なんだか頭の中に声が響いてくるんだよ」
「やってみよう」
「吐き出した息で属性もわかるんだぜ 便利だ」
「・・・・すうぅぅっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「オ、オイ いつまでとまってんだよ・・・」
「・・・・・・・はぁぁぁぁ」
「おっ炎?氷?風?なんだろな~!」
「・・・銀色だ」
「銀?」
「数字は?」
「何も聞こえない・・・・」
「はぁ? それじゃわかんねぇじゃんかよ」
「銀だから・・・氷?」
「氷は水色だ 銀、は初めてだな・・・・」
「あ、そうだ!お前、普段どんな魔法使ってる?」
「魔法か・・・ 使ってない」
「・・・じゃ、じゃああんま正確じゃないけど石つかってはかるか・・」
1時間後
「はぁはぁはぁ、どうしてディアって魔力をはかれねえんだよ!」
「まあ、必要ない」
「ディア!今は魔法がすべてだ!魔力がすくなければゴミで、魔力が多け
れば天才なんだ!魔力がなくなったら死ぬって言われてるくらい大切なん
だぜ!」
「いままで俺は魔法なしでも生きてこれたんだ 現に俺は生きている」
「あのとき助けなかったら死んでた!」
「・・・そ、それは俺があきらめてしまったからだ」
「あきらめなかったらどうにかなったのか!」
「なった」
「お前はまだ子供だ!すこし自信過剰しすぎているんだ!」
「俺は子供じゃないし自信過剰でもない」
「俺にもそんな時があった!あのころの俺は自信に満ち溢れていた!
だけど負けた! 実践なら死んでたんだよ!」
「俺はお前でもない」
「ディア!お前は弱い!魔力がはかれなぇってことはないってことだ!
今のお前は少しばかりしか魔力がないくせにいきがってたむかしの俺より
弱えぇんだよ!」
このとき、俺はキレた
俺から見ればあきらかに自分より弱いものが相手のことを知ろうともせず
しかも俺に・・・
前世では世界最強と歌われたこの俺に
よりにもよってこの俺に
『弱い』
などといったのだから
小学に入る少し前
俺はいじめられていた
相手は6年生5人
髪の色がほかの奴と少し違うというだけでだ
俺は弱かった
泣き虫で
臆病で
何もできない
弱虫野郎だった
その日から俺は強くなることを決めた
血のにじむような訓練
俺には才能もあった
小学では女子に嫌われた
顔があまりよくなかっただけで
中学では男子にも嫌われた
「自分より凄い奴と比べられたら・・・」
身勝手なことを言っては離れていった
途中からどうして強くなろうと決めたのかわからなくなってきてしまった
友達は一人だけだった
俺は孤独を鍛えることで埋めた
鍛えれば鍛えるほど強くなった
そうやってすごしているうちに最強になった
そして今にあたる
「あぁあ!弱いさ!力ばっかり強くても心が弱けりゃいみねぇよなぁ!
俺だって毎日毎日いろいろ考えてんだよ!自分なりに生き残るための術を
なぁ!考えて考えて考えて失敗して、また考えて考えて考えて失敗して
ぇ!!!!やっと見つけた居心地のいい場所からも無理やり引きずり出さ
れてぇ!!!!!挙句の果てには魔法?魔力?なんだよそりゃあ!ふざけ
るな!確かに俺は弱えぇよ!けどもお前よりゃあ強えぇんだよ!」
「なっ・・・」
「わかったかあ゛ぁん?」
「おっ俺はお前の身を思っ・・」
「どうして昨日今日あったばかりの奴に説教されなきゃならねえんだ!」
「・・・わかった」
「・・・・・・・」
「そこまで言うならお前が俺より強いって証拠、見せてもらうぜ」
人は誰しもつらい過去があるのです(たぶん)