最強・・・だよな?
「オイ、最近可愛い娘がうちの学校に来たらしいぜ」
「ああ、このところ人気のアイドルって奴だろ」
「一番人気のソニアって娘らしいな」
「そうそう、影の番長って噂のディアってやつが凄いらしいな」
「ああ知ってる、ソニアが来た理由もディアに会うためらしいぜ」
「やっぱ可愛い娘はイケメンに寄っていくんだなー」
「で、そのおこぼれを俺たちがもらうのよな」
「世界って何でこんな不平等なんだろー」
「俺たち中等科だろ?ディアってまだ小等部らしいぜ」
「舐めてるよな てかそれ始めて知ったわ」
俺は今、食堂で飯を食いたい
そして食堂のすぐ前にいる
だが入り口付近にいるこいつらの会話を聞いてしまったため、
うかつには出れない
どうする・・・
うう・・・休み時間があと10分しかないというのに
・・・仕方ない、今日の昼飯はがまんだ
ああ、どうやって部屋まで帰ろう
女子に見つかると大変なことになるし、
男子に見つかると・・・
想像したくもないことになるのだ・・・
「ディア・・・こっち!」
「おお!ライラ、助かったありがとう!」
どうやら抜け道を見つけてくれたみたいだ
「この穴に入って!」
「ああ、ところでどうやって見つけたんだ?」
「カンナって人に教えてもらったんだ」
「やさしい人だ」
「見返りに君の写真100枚ね」
「えっ」
「そうだ、今から写真とりにいこう!」
「お前がとるのか・・・」
「いや、カンナさんがとるよ」
「・・・まあいいだろう」
「カンナさん指定のポーズで」
「・・・・・・ま、まだ許せる」
「カンナさん指定の服で、場所で」
「・・・」
「ついたよ、カンナさんいるー?」
「えっ、・・・いますわよ」
「お前か・・・まあ礼を言う」
「いいのよウフフ さて、じゃあこの服着てくれる?」
「これは服というのか・・・?」
どうみても水着にしか見えないのだが・・・
「貴方に会うかしら?男物の良い水着を見つけたんだけど着せる人がいなくって・・・」
「ちょっとまて、俺は女だ」
「えっ、・・・まあいいわこれをきなさい」
「いいのか?」
ネタに迷ってます