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神の悪巧み  作者: 流
7/7

気づいたコト

あのあとオレの部屋に黒いスーツを着た人が来て、

嫌がる初を無理やり連れて行ってしまった。

オレは何も口を挟めずただじっと見ているだけになってしまった。


それからもう一週間が経とうとしていて、

オレはというと、どことなく寂しさと物足りなさを感じていた。

だが助けに行こうとも思わなかった。

だからいつもどおり櫂杜と登校している。

「なぁセナ、お前このごろ大丈夫か?」

オレは突然の言葉にとまっどた。

「なにが?」

「抜け殻みてぇーだぜ、今のお前。初ちゃんがそんなに好きだったのかよ。」

「!!  そんなことねぇって。オレはいたって元気!」

「・・・。まぁ、後悔するなよ。」

「しないよ・・・たぶん。」

「そうか。」


オレは今路の真ん中にいた。

やっぱオレは気づいたらはしりだしていた。

だって分かってしまったから。

寂しさも物足りなさも抜け殻みたいになるのもみんな、

アイツがいなくなったせいだって。

アイツはもうオレの日常の一部なんだってコト。

でもどこを探してもいないんだ・・・。

どうして。

オレは闇雲に探し回った。

飯を食べることも、寝ることも忘れたように。

でも見つからなかった。

オレは冷静になってもう一度考えた。

初は別れ際に何かヒントをくれたのかもしれない。

そう信じて。


そういえば!!!

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