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神の悪巧み  作者: 流
4/7

なんかの前ぶれ?

ゴールデンウィーク初日。


オレはなにをしたらいいのか迷っていた。

部屋に女と男が2人っきりでいる。

いや、何もしないよ。まさかね・・・。って、そっちぢゃなくて、なにか会話を!!

このままはさすがにきつくない?

「あ・・あのさ、オレ、ジュース買ってくる!」

「うん。」

きんちょーするよ。こんなの。まだ何も体験してない青春男だよ、オレ!

なんか家に帰りずれー。

「おーい、セナ~。」

この声、なんかテンション高いなぁ・・・。

「櫂杜、こんなとこで会うなんて珍しいな。」

「なんか気分転換にね。それより、聞いた?8組の(れん)が初ちゃんのこと好きなんだってよ!」

「蓮? あのお前とかぶってるようなやつが?」

「かぶってるって、失礼だなぁ。」

「ごめん、ごめん。」

そう、路乃蓮(みちのれん)

櫂杜と同じようにどちらかというと王子様キャラ。なのに、蓮は櫂杜と違って少し悪ふざけが好きなほうだ。

あいつがねぇ・・・。

オレはあまり喋ったことがないけど、女子がよく噂をしているのを聞いたことがある。

「でも意外だな。なんで初なんだろ?」

「そりゃ、決まってるだろ。かわいいからさ。」

「へぇー、興味ねぇー。」

いや、全然興味あるけど。


そんな感じで話していたら、時間が異様にかかってしまった。

とりあえず、家に帰ってみよう。

心配はされてないと思うが。

「ただいまー。」

「・・・。あ、おかえりー☆。」

なんか今すっごい真剣な顔で電話してたよな?

なんかあったのかな?

「なんかトラブル?」

「ううん。なんでもない。」

「そう・・・。」

「あっ、これからもよろしくお願いします。」

なんでかしこまってるんだろ?

「あぁ、よろしくな。」


特に何の進展もなく、・・・いや、ない方がオレ的にはうれしいけど、

一日が終わろうとした。

まさにその瞬間。

眠る初が・・・「ほんとにごめんね。」

「!?」

なんでそんなに謝ってんの?

これから何も有りませように・・・。

と、とりあえず必死の祈るオレ。

神は聞いてくれてるか知らないけど。



更新が不定期ですみません。

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