二十一話 「秘密の関係の真実」
安音が目撃してしまった、優子と大家姉の関係。
その日も、夜な夜な大家姉は優子を訪れた。
「優子、私の部屋に」
「もう聞ける事ないっすよ」
「まだ聞く〜。お菓子あるから」
「いらないっす」
「タバコ」
「行きます」
優子は、大家姉の餌に釣られてしまった。
「普段から、野美子ちゃんとのスキンシップはあるわけ?あっちからのボディタッチとか!」
「ないっす」
「あのぎゅーは?」
「初めてっす」
「酔い醒めてたもんなー、酔ってないもんな。すごいねぇ」
大家姉は、機嫌良さそうに体を揺らした。
「タバコないんすか?」
「タバコなー、やめた方がいいよ?ヤニ臭いと女の子嫌だろうし」
「話になってな――」
「まあまあ。お菓子のシガレットあげるから」
大家姉が渡してきたそのお菓子に、優子はしょんぼりした。
「ごめんな?お前のためだ」
「奈美子とはそういう仲にはならないっす」
「なぁ。ナカで思い出したんだが、お前下の欲の方は?」
「ないっすよ。思い出し方最低っすね」
「野美子には悪いが、試してみよっか」
ドッ......。
大家姉は、優子のことを押し倒した。
「どうだ、馬乗りになってるぞ?......私もな、ヤる相手がいなくて溜まってんだよ。実家にもこっちにもイイ男いなくてさ......処女だよ。お前も男だろ?」
大家姉は、唇が優子の耳につきそうなくらいに口を近づけた。
「捨てようぜ?次の子のためにさぁ」
(ヤバ、ガチで興奮してき――)
「......お姉さん好きじゃないっす。オバハンくさいんで」
「......」




