反省会と防具
ラルグの言葉聞いて後ろを振り向くとブルタリとクローティが立っていた。
ソウが後ろを振り向くと同時にクローティが声を発する。
「何やら楽しそうな会話をしていますね!混ぜてもらってもいいですか?」
ソウはクローティの言葉に少したじろいだがブルタリがそのまま話始める。
「ソウの途中からの攻撃は凄かったな!いったいどうやったんだ?」
ブルタリの質問にソウはクローティを少し見る。
クローティは含み笑いをしてから話始める。
「あれは魔力を身体の一部から噴出させて推進力を爆発的に引き上げて攻撃力を倍増させていたんですよ」
クローティは恐らく自分の考えで間違いないでしょうと自信ありげにソウを見る。
ソウは少し大人びて見えていたクローティの年相応の反応を感じ取って少し笑いそうになる。
「ああ、それで間違いないよ!ついさっき閃いたばっかりで魔力調整が上手くいかないからちょっと魔力を使い過ぎるのが欠点だけどな」
ソウの言葉にクローティは絶句した。
(ついさっき閃いた……ちょっと魔力を使い過ぎる……)
ソウはクローティが押し黙っているのを気にせずそのまま話続ける。
「それより身体の方は大丈夫そうで良かったよ!最後の一撃はお前も俺と同じように肘から魔力噴出させてたよな?」
ソウのその言葉にクローティは戸惑いながら答える。
「ええ、何とか一矢報いたくて見よう見まねで……」
ソウはクローティの言葉を聞いて上機嫌で話し続ける。
「やっぱりそうか!あの魔力を噴射するアレにも何か名前とかあるのか?」
クローティはソウの質問の意味がわからず聞き返す。
「名前とは?」
ソウはクローティに質問の意味が伝わってないことに気付き説明を続ける。
「ほら魔力を身体に纏わせるのはお前達が纏って言ってたじゃないか!だからあれにも何か名称があるのかなーって思ってさ!やっぱり噴射させるから噴とかか?」
ソウのその言葉を聞いてクローティは自身の心の中にあった疑念が少し和らいだのを感じた。
(纏も知らなかったようですし先程まで自身で使っていた破も知らないようですね)
クローティはソウが実はラルグが既に育てていた弟子で自分たちが噛ませ犬にさせられていると思っていたのだがその考えを少し改めてソウの質問に答えた。
「先程まであなたが使っていたのは発ですが本当に知らなかったんですか?」
クローティの質問にソウはキョトンしたがそのまま続けて答える。
「そうかー!あれは発っていうのか!魔力を発射するから発なのか?」
クローティはソウの反応を注意深く見ていたがソウは特に疑うことなくその言葉を信じていた。
そこへブルタリが口を挟んでくる。
「何言ってんだクローティ?身体の魔力を放出したなら破だろ?前にラルグの兄貴が教えてくれただろ!」
ソウはクローティの方を見るとクローティは微笑みながら答える。
「おや、そうでしたか!間違えてしまいましたね。
ソウさんは余り魔力技を知らないようなので教えますね。」
そう言うとクローティは魔力技に付いて話始める。
ソウは少しクローティに文句を言いたかったが心の中に止めた。
(この腹黒が…何か俺の反応を探ってたな…しかし色々と覚えたからテンションが上がって余計なことを話してたから気をつけないとな)
読んでくださりありがとうございます。
年末なのでプライベートが忙しくて中々更新出来ませんが見捨てないでください。
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