物語の主人公になれたなら
こんにちは。水無月 宇宙です。
本作品を選んでくださり、ありがとうございます。
この作品を読んでくださる人が、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
「ねえ、会いたいな」
「ごめんね…って、どうして?」
「彼と付き合うことになったの?」
「僕はもう出番がないの?」
「もう、いなくなっても…困らないの?」
「僕が、脇役だから?」
「脇役だと、気持ちに気付いてもらえないの?」
「脇役だから、伝えさせてもくれないの?」
ヒロインの君は、一瞬出ただけの僕なんて気にもせずに、舞台の真ん中で踊り続ける。
そしてクライマックスを迎え、君は出てきた主人公とハグをする。
僕はそれを舞台袖から見ている。
台詞は一つだけ。
出番は一度だけ。
君の目にも止まらず、出番を終える。
でもね。でもね。
言いたかったよ。
ずっと、ずっと、思ってた。
ずっと、ずっと、想ってるよ。
僕がもし、物語の主人公になれたなら。
君は僕を見てくれるかな。
僕は、君に、伝えられたかな。
「大好きだよ…ずっと、ずっと」
最後まで、お付き合いいただき、本当にありがとうございました。
楽しんでいただけたでしょうか。
もし良ければ、コメント、ブクマ、評価など、していただけると嬉しいです!
誤字等は、見つけ次第教えてくださると幸いです。
伝えたくても、伝えられない思いって辛いですよね。
僕は、恋愛感情を抱いたことがないですが、憧れで、大好きな人が二人いました。
だけど、二人とも、友達にもなれずにいなくなってしまいました。
今ではどこで何をしているかも分かりません。
もし、あの時声をかけていれば、未来は変わっていたかもしれない。
けど、あの時の僕には、話しかける手段がありませんでした。
勇気とか、そういうことではなく、二人ともネット上の人だったので、スマホを持っていない僕には話しかける手段がなかったのです。
二人がいなくなると知ったときは、とても落ち込みましたが、今は、二人のこれからを応援したいと思っています。
みなさんは、どんな言えなかった思いがありますか?
それではまた、他の作品で会えることを楽しみにしています。




