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なぜか俺だけモテない異世界転生記。  作者: 一ノ瀬 遊
第一部、 冒険者編
24/205

24、トラウマ再び...。




「いやぁ~、Aランクのロックドラゴンまで倒すとは。しかも無傷で...。」


ソーマは驚きを隠せなかった。


「兄貴が居ればこんなもんだべ。」


「僕なんか魔力枯渇症(マインドダウン)でまた倒れちゃうし...。面目ない...。」


「なに言ってるんだ?

二人が居なかったらこんなにあっさり倒せてなかったよ。」


俺はそう言いながら竜の亡骸(ロックドラゴン)を収納しようとするとソーマが、


「この竜の素材も君達の武具製作に使わせて貰っていい?

この素材があれば冒険者の街(アバドン)では手に入らない様な、かなりいい武具が出来るよ!」


「あぁ、お願いするよ。

使わない素材は売ってもいいか?」


「もちろん!

と言っても、僕が使うのは核と魔石位だけどね。」


後は、もろもろと売れる。

一体いくらになるんだろう...?

想像もつかない...。


(マスター。

顔が悪徳商人になってますよ...。)


ハッ!

いかんいかん!

これではモテないじゃないか!


(まだ諦めてなかったんですね...。)


俺は諦めない!

絶対モテてハーレムじゃ!

女の子の中で戯れて生きていくのじゃぁぁ!


(うっわぁ...。ひくわぁ~...。)


ヴォイスにひかれつつ、

荷物を全部収納して下山を始めた。


帰りもモンスターが出たが、

ドラゴンを倒してレベルがかなり上がったらしく、苦戦することも無くに極楽亭に着いた。



温泉で身体を休めながら、俺は久し振りにステータス確認をしてみた。




コウ・タカサキ(15)LV18→35

無職(ノービス)


・HP1200→2450・MP1000→2200

ユニークスキル

・「ミヨウミマネLV3→5」 ・「英知の書(仮)LV2→4」

オリジナルスキル

・「ヴォイス」


スキル

・上級剣術(仮)LV7→上級剣術LV2

・new双剣術(仮)LV1

・「一閃」・new「岩砕拳」・new 「隠密」

・new 「気配察知」・new 「風刃斬り」

・new「火炎斬り」

オリジナル技

・「一閃乱舞」・new「岩砕剣」・new「岩砕乱舞」

魔法

・ファイアアロー LV4・ウォーターボール LV4

・ウインドカッター LV4→7

・ライトニング LV5

・ヒーリング LV3→5

・プロテクション LV2→5

・フィジカルアップLV2

合成魔法

・ワイディングスタン LV2

・トリプルスピアー LV2

・ワイディングライトニング LV3

・newアイスツージャベリンLV1

バッシブスキル

・腕力 LV3→7・鉄壁 LV3→7

・回避 LV3→8・集中 LV 3→7

・体力 LV1→5

・魔力増大 LV3→7・魔力回復 LV3→7




なんだ...。

このぶっ壊れステータス。

ってか、1日でレベルが20近くも上がってる。

おっ。

上級剣術に(仮)が無くなってる。

こうして目に見えて強くなってるって最高だな。


(そうですね。

ワタシもマスターがドンドン強くなって行くのを見てるのが楽しみです。)


コウは想像以上にレベルが上がった事に、テンションもあがり、意気揚々と温泉を上がった。

そして、美味しい極楽亭のご飯を食べて、

いい夢見心地で就寝に就くのだった。




明日の帰り道を地獄(トラウマ)だとは知らずに...。






チュンチュン。



朝日と共に俺たちは起きて、

アバドンに向けて下山し始めた。


「いやぁ~!今日もいい天気だな~!」


「うん!そうだね~!」


「今日は俺が先陣切って行くから宜しくな!」


「「えっ?」」


3人の驚きをよそに、

コウは意気揚々と先陣切って歩き始めた。


「先生...。兄貴はトラウマ(ゴキブリ)克服しただべか?」


「うーん。どうだろ...?

わかんないけど、ゴンさん。

一応、戦闘準備して貰えますか?」


「分かっただ。」


アルトは皆に身体能力向上(フィジカルアップ)防御力向上(プロテクション)をかけて、コウに付いていった。





しばらく歩いていると...。

コウが止まった。





ガサッ。




ガサガサッ。




ガサガサガサガサガサガサ.....。





前方の方で気色悪く動いていた。

ロックローチ(ゴキブリ)の数は300匹とかなりの数だ。



「コウ君...。大丈夫...?」


返事がない。


「兄貴...。大丈夫だべか?」


返事がない。


アルトとゴングはコウの顔を覗きこんだ。




コウは顔面蒼白して白目剥いて、気絶していた。



「まじか!?

ゴンさんこれはヤバい!!

僕がでかい魔法で、ロックローチを一掃するからコウ君をお願い!」



「分かっただ!兄貴の事は任せるだ!!」



コウに向かって、一斉に飛んでくるロックローチ(ゴキブリ)をゴングは庇って全ての攻撃をもろに食らっている。


ゴングの身体は徐々に削られて傷がついていく。


「兄貴...。しっかりしてけろ...。」


コウはまだ気絶していた。



「ゴンさん!待たせました!

コウ君を抱えて離脱してください!!」


「わかっただ!」

ゴングはコウを抱えて直ぐ様アルトの魔法の範囲から離脱した。


氷刃の雨矢(アイスティングレイン)!!」



前方のロックローチに天から、

数百数千の氷の矢が降りかかりロックローチ(ゴキブリ)を見事一掃させた。





「先生の魔法も凄いだな...。」


「ハァハァ...。僕なんかまだまだだよ...。

それよりゴンさん怪我してる。

少し動かないで、ヒーリング。」



ゴングの傷がみるみる治っていく。


「先生ありがとだす!」


「いやぁ~!すごい魔法だね!

昨日に引き続き今日もビックリしたよ!

それにしてもコウくん。

気絶するなんて、

よっぽどロックローチ(ゴキブリ)がトラウマなんだな...。」


「そうですね...。

ソーマさん、コウ君が起きるまで待ちますか?」


「いや、待つのは危険だな。

ここは再出現(リポップ)が早い場所だし、

コウくんをおぶってさっさと(ふもと)まで下山しよう!」


「わかりました。

ゴンさん、コウ君をおぶって貰えますか?」


「んだ。おらに任せるだ!」




こうしてゴングにおんぶされたコウは、

気絶したまま下山したのだった。

更新速度が遅くてすいません。




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