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十連歌シリーズ

十連蛍流鳴歌

作者: 尖角

だんだん題名がおかしくなってきている気がします(笑)

何気なく光る蛍の儚さが、俺等の別れをさり気なく祝うような そんな世の中で、


とても悲しい気持ちになった俺は、枯れて底尽きた所為で涙を流すこともできず、


ただただ呆然と君の帰りを待っているけれど、結局 君が帰ってくることは永遠になく、


それでも俺は君の帰りを待ち続け、心は飢え、俺は変わり、世の中も変わり、君も変わり、


そんな繰り返しの中で生きなきゃならない俺は、ただ絶望と発狂の中で苦しく生きるだけ。


だけど、涙も声も心も枯れた俺は、どれだけ叫んでも悲鳴を上げることができなくて、


苦しくって、辛くって、怖くって、寂しくって、 『嫌だ!』と思っても、それでも…


それでも、死ぬ勇気がないから、結局は生きる道しか俺には残ってなくて、嫌だって。


そんな無限ループにハマってしまった俺の心と身体は永遠に抜け出すことができなくて、


結局 寿命が尽きるまで永遠という名の後悔を繰り返し、声にならない叫びを叫び続ける。

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