2022夏 第一話 徘徊
ツイッターで投稿した作品、#ツイート怪談を新たに修正したものです。
読んでくれた方々には最大級の感謝です。ありがとうございます。これから読む方にも見つけてくれたことに感謝です。
感想、お待ちしております。
俺は街中を歩くたびに指を刺して怖がられてしまう。なんで、なんで、俺ばかりなんだ。俺以外にだって、たくさんいるじゃないか……
俺だって、あの火事が無ければ、君たちと同じだったのに。
どうか、夢なら覚めてほしい。
あの火事によって、皮膚は焼けただれ、目は熱で破裂した。一部は骨まで露出し、大半は歩くたびにぼろぼろと崩れ落ちていく。まるで、ゾンビの様だ。いや、ある意味、ゾンビなんだ。
俺はもう、既に死んでいるのだから。
ー了ー
十一週連続投稿作です。すでにすべて投稿した後ですのであとがきが書かれるのはこの第一話のみです。正直、すでにツイッターに投稿したものですので、なろうと読み比べとか様々な楽しみ方をしていただけると嬉しいです。
前書きでも書きましたが、読んでいただいた方には感謝申し上げます。これから、次回作を書き上げる予定ですので少々お待ちいただければと思います。