現地と叫び声と
第二話投稿です。
11/14加筆、修正しました。
12/10改定しました。
銀色の髪に赤色の虹彩を持つ目、服は麻のような上下と簡潔に作られたシンプルな革靴。蒼野裏 悠斗だ。
まわりは木ばかりで特に目立つものもなく、ある程度ひらけている場所に悠斗はたった一人で立っていた。
悠斗はそんな森を見渡していると一枚の紙が綺麗に折りたたまれていたのを見つけた。
悠斗は少し怪しいと思ったが周りにほかの物もとくになかったので紙を拾った。
拾った瞬間、紙が光りだした。
「うお!」
びっくりした悠斗は思わず紙を取り落としてしまった。
落ちた紙から金髪の女が出現した。神だ。
「やあ、無事に転生したみたいだね。」
先ほどと全く変わらない落ち着いた口調で話した。
「へ?あのちょっと、さっき、ええ?」
一瞬の間で疑問と驚愕で悠斗からなんとも間の抜けた声がでた。
神はそれを予想したかのようにその答えを述べた。
「言っとくけど、私本人は直接ここに来ている訳ではないからね、これは元の君の世界で言うホログラムとい
うものを採用してみた。」
言われてみると何か周りがぼやけている様に見える。
「というわけでまず1つ疑問がが解決できたね。次にいってみてようか。」
なんとなくむっとしたが悠斗は気にせず話に耳をむけた。
「では、まず。」
と言いつつ、神は指を鳴らした。
すると、空からカンペが流星のごとく落ちてきた。
「な…」
「とりあえず、それを見てもらえるかな。」
どうやらカンペが降ってきた事に関してはスルーらしい。
悠斗がカンペを拾うと神が再び語りだした。
「では、そのカンペを…ん、どうやら急用ができたみたいだ。じゃあ私はこれで。」
「はい。ってええ!!もういくんですか。まだ説明が終わっていないんじゃ。」
そこで神はあっけらかんに笑う。
「ああ。説明ならそのカンペがあるから大丈夫だ。っといってるうちに時間が本格的にまずいな。」
もう神自身が薄れかけている。と最後に神がいった。
「最後にひとつ。また君にあえるかもしれないな。」
そこでホログラムが消えた。
フッと強く短く息を吐き勢いよく尻を着いた。
「疲れたな。もう短時間で色々起きすぎだ。」
緊張の糸が切れたのだろう。悠斗は寝転がった。木ばかりで光はあまりこないが少し休むのにはもってこいだ
った。
片腕を頭に敷きもう片腕でカンペを持った。そこで改めてカンペの文章を読み始めた。
「えーとなになに『概要1』?」
概要1…
名前 蒼野裏 悠斗
性別 男
種族 ヒューマン
称号 輪廻神の加護 適合
「これは基本情報だな。名前は前世と同じか。まあ覚えなくても済むし、楽でいいな。称号ってなんだ。よく分からないな。」
ごろごろしながらカンペを読んでいると突如、獣の叫びのようなそんなものが耳に届いた。
「GRYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!」
「っつ!なんだ。」
びっくりして、悠斗は体を起こした。距離はそこまで遠くないように思える。
「なにかやばいっぽいな。」
ひとしきり考えた後、悠斗はある考えに達した。
「考えるより、行動か。」
読みかけのカンペをかばん(さっき気づいた)に放り込んだ。
そのまま、悠斗は立ち上がると叫び声が聞こえた方へ走り出した。
次回、戦闘になると思います
新獲得称号
このコーナーでは話ごとに手に入れた称号の簡単な説明していきます。
輪廻神の加護/アルカナフィルア
そのまんま加護ですね。効果としては生存率が大幅にあがる、ですね。まあ簡単にぶっちゃければ自然死以外、極端に死にづらいということですね。ここの輪廻神というのは悠斗が初めて出会った神様のことです。
適応/トランサー
はい、これもそのまんまですね。
悠斗が頼んだ特典です。神(輪廻神)が色々底上げしちゃってるのでスペックがとんでもない事になってます。
効果としてはあらゆる状況、環境に対応し、それに見合った能力を持ち主に付与する。
具体例は次話をごらんください。
では、このへんで。