表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
✾お花屋さん戦記✾フラワーウォーズ✾花売りエルフの魔法のお花屋さん✾  作者: ナロージュ•ピクセル


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/4

【花言葉選択〜フラワードセレクト〜最終輪✾猩々木(ポインセチア)✾】

 ーー此処(ここ)は✾花と魔法に満ち(あふ)れたエルフの世界✾

 ーー✾エルフローラ✾と呼ばれている。


 私は、()の✾エルフローラ✾に住むエルフ。

 ーー名前は✾ローラ✾職業(ジョブ)はーーーー、


 「ーステータスオープンー」空中に手を当て唱えれば、



 ✾。*゜+✾.。*✾。*゜+✾。*゜+✾.。*✾。*゜+✾.。*✾


  【名前(ネーム)】 ✾ローラ✾


  【種族(タイプ)】 ✾グリーンエルフ✾


  【職業(ジョブ)】 ✾花売り(フラワーベンダー)


  【能力(スキル)】 ✾花言葉の選択(フラワードセレクト)


  【魔法属性(マジカルタイプ)】 ✾緑の魔女(グリーンウィッチ)


 ✾。*゜+✾.。*✾。*゜+✾。*゜+✾.。*✾。*゜+✾.。*✾



 ーーと。名刺代わりに簡単なステータスが確認出来る。

 ーー✾エルフローラ✾に住むエルフは十四歳で成人する。

 ーー自分の【職業(ジョブ)】を持ち働き自立するのだ。


 ✾緑の魔女(グリーンウィッチ)✾である私の【職業(ジョブ)】は✾花売り(フラワーベンダー)✾である。


 昨年に成人を迎え✾花売り(フラワーベンダー)✾となり早一年は経つが、まだ青二才もよいところ新米のペーペーと言ったところだ。


 十二歳の頃に【職業訓練(ジョブトレ)】の【お花留学(フローリストレッスン)】で弟子入りした私の【お花の師匠(フラワーマスター)】✾シスター・ローズ✾師匠(せんせい)に言わせれば『ーTu es trop Fleur Bleueー(アナタは青い花過ぎる純粋で騙されやすいから気を付けなさい)』と。まだまだ心配の絶えない若い新芽いわゆる初心者(ビギナー)でしかないのだ。


 「ー『ーTu es trop Fleur Bleueー(アナタは青い花過ぎる純粋で騙されやすいから気を付けなさい)』ー」

 私は今朝も仕事に出る前に師匠(せんせい)からの御言葉(おことば)を唱え肝に命じる。初心を忘れ無い様に。



 私が【職業(ジョブ)】✾花売り(フラワーベンダー)✾を選んだのには理由(ワケ)がある。


 ーー昔、戦争孤児になった私に。

 ーー魔法の花(生きる希望)をくれた。

 ーー憧れの✾花売り(フラワーベンダー)

 ーー魔法の花の力で度重なる種族間の紛争を治めた。

 ーー今や伝説と語り継がれる✾花売り(フラワーベンダー)

 ーー✾マザー・オリヴィエ✾に御礼を言いたい。

 ーー戦争孤児になった私に魔法の花(生きる希望)をくれた。

 ーーあの時の御礼を言いたいのだ。

 ーーそして出来る事ならば私の花束(感謝)を贈りたい。


 ーーそして出来る事ならば私も、あの時。

 ーー魔法の花で救ってもらったように。

 ーー傷付いた誰かに魔法の花(生きる希望)を贈れる様な。

 ーーそんな✾花売り(フラワーベンダー)✾になりたい。

 ーー花は傷付いた誰かの希望になる為に咲いてる。

 ーー私は、そう思うのだ。


 「ー今日も誰かの希望となる花を届けられます様にー」

 今や伝説と語り継がれる✾花売り(フラワーベンダー)

 ーー✾マザー・オリヴィエ✾に祈りを捧げる。


 「ー行って参りますー」オークの木で作った魔法の箒に乗って私は今朝も花を仕入れに行く。✾花売り(フラワーベンダー)✾の朝は早い草木もまだ起きていない頃から仕事は始まる。


 そして✾グリーンエルフ✾である私が営むのは、(ただ)のお花屋さんではないのだ。✾魔法のお花屋さん✾なのだ。


 この世界✾エルフローラ✾に少人数だが存在する『人間族(ヒューマニティ)』の営むお花屋さんは花の市場に早朝から花を仕入れに行くが、エルフである私達の花の仕入れは異なる✾魔法の花✾を仕入れに行くのだ。そして、その✾魔法の花✾は、この世界✾エルフローラ✾の闇から生まれし枯れた大木の様な獣達『枯獣(カジュウ)』を狩り『浄花(ジョウカ)』させる事で得られるのだ。そして『浄花(ジョウカ)』した『枯獣(カジュウ)』は✾魔法の花✾となる。


 『枯獣(カジュウ)』の狩り方は【能力(スキル)】や【魔法属性(マジカルタイプ)】によって異なるが、私の場合は【魔法属性(マジカルタイプ)】✾緑の魔女(グリーンウィッチ)✾そして【能力(スキル)】✾花言葉の選択(フラワードセレクト)✾を武器に『枯獣(カジュウ)』を狩る。


能力(スキル)】✾花言葉の選択(フラワードセレクト)✾は【選択(セレクト)】した花の数ある花言葉の中から『枯獣(カジュウ)』を狩る最善の武器となる花言葉を【選択(セレクト)】する事で、その花言葉を具現化し武器とする魔法の力。



 ーーーーキキキギギギチィィアァッッッ!!!!


 眼下を見下ろせば「いたわね」其処には『枯獣(カジュウ)』の群れが吹雪の中で枯れ乱れているーーーー。


 「ーさぁ。仕入れの時間ょー」

 

 ーーーーキュィイイイーーーーッッッン!!!!

 オークの木で作った魔法の箒を唸らせて私は臆すること無く『枯獣(カジュウ)』の群れへと急降下してゆくーー!!


 「ー今日は、どんな花を仕入れようかしらー」

 吹雪の中で枯れ乱れる『枯獣(カジュウ)』の群れを見遣り考える。

 「ー冬だからー✾あの花に致しましょうか✾」

 私は小さく囁いてから大きく息を吸い叫ぶーーーー!!


 「ー【能力(スキル)】✾花言葉の選択(フラワードセレクト)✾ー【選択(セレクト)】✾猩々木(ポインセチア)✾!!」


 オークの木で作った魔法の箒から飛び降りる!!

 魔法の箒が変貌を遂げ魔法の杖へとその形を変える!!

 魔法の杖を掲げ私は【選択(セレクト)】する!!


 目の前に浮ぶ✾花言葉(フラワード)✾の中から【選択(セレクト)】する!!



 ✾。*゜+✾.。*✾。*゜+✾。*゜+✾.。*✾。*゜+✾.。*✾


  ✾花言葉(フラワード)✾ ✾猩々木(ポインセチア)


  ✾聖夜✾ ✾祝福✾ ✾幸運を祈る✾

  ✾私の心は燃えている✾ ✾慕われる人✾

 

  【選択(セレクト)】 → ✾私の心は燃えている✾

 

 ✾。*゜+✾.。*✾。*゜+✾。*゜+✾.。*✾。*゜+✾.。*✾



 「ー✾花言葉の選択(フラワードセレクト)✾ー✾私の心は燃えている✾!!」


 数ある✾猩々木(ポインセチア)✾の✾花言葉(フラワード)✾から私が【選択(セレクト)】した『枯獣(カジュウ)』を狩る最善の武器となる花言葉は ✾私の心は燃えている✾魔法の杖が真紅の焰の如く燃え盛り✾花言葉(フラワード)✾ー✾私の心は燃えている✾ーが具現化され『枯獣(カジュウ)』を狩る武器となる。轟轟(ゴウゴウ)と燃え盛る火焔を放射する火焔放射器へと魔法の杖が変貌を遂げる。


 ーーーーゴウゴウォオオオォオオオ!!!!



 ーーポォン!!ーーポォン!!ーポォン!!

 ーーポォン!!ーーポォン!!ーポォン!!


 吹雪く『枯獣(カジュウ)』の群れから生命を凍えさせる冷気を帯びた氷の塊が幾度となく発射されるーーーー!!!!


 ……だが、その放たれた氷の塊は、花売りエルフの✾ローラ✾には届かない!!花言葉(フラワード)✾ー✾私の心は燃えている✾ーにより具現化された『枯獣(カジュウ)』を狩る武器となった。轟轟(ゴウゴウ)と燃え盛る火焔を放射する火焔放射器となった杖のその先から凄まじく燃え盛る火焔が放射され眼下の吹雪く『枯獣(カジュウ)』の群れを跡形も無く燃やし尽くしたからだ。



 ーーーーフシュゥウウウウゥゥゥゥゥッッッ!!!!


 跡形も無く燃やし尽くされた吹雪く『枯獣(カジュウ)』達は断末魔の啼き声の代わりに凄まじい蒸発音を大音量で奏で軈て静かに✾魔法の花✾へと『浄花(ジョウカ)』する。燃え盛る真紅に輝く✾猩々木(ポインセチア)✾へと『浄花(ジョウカ)』してゆく。



 ーースタッ!!と地上に着地して『浄花(ジョウカ)』した『枯獣(カジュウ)』の✾魔法の花✾を燃え盛る真紅に輝く✾猩々木(ポインセチア)✾を深緑(フォレストグリーン)外套(ローブ)の袖から取り出した花籠(フラワーバスケット)いっぱいに摘んで回収する。燃え盛る真紅に輝く✾猩々木(ポインセチア)✾の他にも純白に無垢に輝く猩々木(ポインセチア)✾や希望に満ちた黄色に輝く✾猩々木(ポインセチア)✾も咲いていた。 ……色とりどりの色んな色の✾猩々木(ポインセチア)✾を花籠(フラワーバスケット)いっぱいに摘んで回収する。



 「ー今日の✾魔法の花✾は✾猩々木(ポインセチア)✾ー」花籠(フラワーバスケット)いっぱいに摘んだ色とりどりの✾魔法の花✾猩々木(ポインセチア)✾の一輪を愛らしく輝くピンク色のー✾猩々木(ポインセチア)✾ーを手に取り花売りエルフの✾ローラ✾は深緑(フォレストグリーン)の瞳を閉じ呟く。


 「ー今宵は聖夜『人間族(ヒューマニティ)』の祭典…(きよ)しこの夜は…花卉入れ時(かきいれどき)…お花が良く売れるのですー」


 エルフは花は売るが買う事はしない。そもそも花を()でる心と言うものが乏しいのだ。何時(いつ)も花を買い()でるのは豊かな心を持つ『人間族(ヒューマニティ)』そして()の世界の闇を生み()の世界を枯らす『枯獣(カジュウ)』を生むのもまた豊か過ぎる『人間族(ヒューマニティ)』の心の闇に他ならないのだ。エルフの中には、そんな豊か過ぎる心を持つ『人間族(ヒューマニティ)』の事を忌み嫌う種族も存在するが、私は『人間族(ヒューマニティ)』の持つ豊か過ぎる心が嫌いでは無い。だって、私に魔法の花(生きる希望)を贈ってくれた✾マザー・オリヴィエ✾は…ハーフエルフ…その心の半分には『人間族(ヒューマニティ)』の豊かさが流れているのだ。仮に✾マザー・オリヴィエ✾がハーフエルフで無く普通のエルフであったならば、度重なる紛争を治める事も私に魔法の花(生きる希望)を贈ってくれる事も無かっただろう。心の乏しいエルフは、誰かの為に心を砕く事は()ずしないのだから。だから私は『人間族(ヒューマニティ)』の豊かな心に感謝している。そして何より。『人間族(ヒューマニティ)』は、花が良く似合う。


 

 ーーそっと深緑(フォレストグリーン)の瞳を開き囁く。


 ーー✾猩々木(ポインセチア)✾の花言葉の一つを贈る。


 ーー(きよ)しこの日に信心深き『人間族(ヒューマニティ)』は、


 ーー信仰する神に祈りを捧げると言う。


 ーーエルフは無神論者。神に祈る心は持ち合わせてない。


 ーー私は✾花売りエルフ✾なので花の似合う『人間族(ヒューマニティ)』へ祈りの✾花言葉✾を捧げよう。


 ーー……「ーあなたの祝福(しあわせ)を祈るー」……ーー



 今年は本日で店仕舞いだ。年末年始は【お花の師匠(フラワーマスター)】✾シスター・ローズ✾師匠(せんせい)に今年の売上の報告に行かないといけませんね。年末の最後の営業日は多忙だ。繁忙期なのは喜ばしいが、なんせ商売敵の『人間族(ヒューマニティ)』の✾お花屋さん✾は皆様揃って商売上手なのですからね。そもそも心の乏しいエルフは残念ながら商売には向かないのよね。商魂と言うものもあまりないワケだし。何とか今年も一年✾魔法のお花屋さん✾花言葉(フラワード)✾を一人で切り盛りしてきたが「やっぱ一人で営業は、しんどいな」(ひと)()ちて思う。売上も何とか軌道に乗ってきたし。そろそろ「春になったら一人。店員を募集しよう」そして、そうだなぁ「ー花の良く似合う『人間族(ヒューマニティ)』の子にしようー」それが良い。花売りエルフの✾ローラ✾は、腰の辺りまで伸びてきた深緑(フォレストグリーン)の髪を火傷の痕の残る手で払い同じ深緑(フォレストグリーン)外套(ローブ)のフードを被りオークの木で作った魔法の箒に乗り急ぎ帰宅する。まだ仕事は終わっていないのですよ。(むし)()れからなのです。

 ()れから今年最後の✾魔法のお花屋さん✾花言葉(フラワード)✾のハードな繁忙期の営業が始まるのですからね。


 「ーああ。忙しいー(まさ)しく✾お花屋さん戦記✾フラワーウォーズ✾…って奴ですね…」花売りエルフの✾ローラ✾は一人。(ひと)()ちた。



 

 ーー此処(ここ)は✾花と魔法に満ち(あふ)れたエルフの世界✾

 ーー✾エルフローラ✾と呼ばれている。


 私は、()の✾エルフローラ✾に住むエルフ。

 ーー名前は✾ローラ✾職業(ジョブ)はーーーー、


 ✾花売り(フラワーベンダー)✾そして『枯獣(カジュウ)』を✾魔法の花✾へと『浄花(ジョウカ)』する彼女達は✾花売りの少女(フラワーガール)✾と呼ばれている。そして✾花売りの少女(フラワーガール)✾である彼女達の仕事は『枯獣(カジュウ)』を✾魔法の花✾へと『浄花(ジョウカ)』しこの世界の平和の均衡を保つ事。そして生きる希望を失くした者に其の✾魔法の花(生きる希望)✾を届ける事だ。『枯獣(カジュウ)』は、この世界の闇から生まれ蔓延り。この世界に生きる種族を根絶やしに枯らす。世界を枯らすまいと戦う✾花売りの少女(フラワーガール)✾の正式な名は✾花卉の守護者ホーティーガーディアン✾と言う。


 そしてこの物語は✾花売りの少女(フラワーガール)✾ローラ✾の切なくも美しい✾お花屋さん戦記✾フラワーウォーズ✾なのだ。



 ーー「ーこれにて店仕舞いで御座いますー」ーー



 ✾お花屋さん戦記✾フラワーウォーズ✾

 ✾花売りエルフの魔法のお花屋さん✾

【花言葉選択〜フラワードセレクト〜最終輪(最終話)猩々木(ポインセチア)✾】


     ー✾閉店で御座います✾(✾完結致しました✾)


 これにて❣❣

✾お花屋さん戦記✾フラワーウォーズ✾花売りエルフの魔法のお花屋さん✾

 全4話の単発連載完結で御座います❣❣

 完結まで読んでくださった皆様有難う御座います♡

 短い連載でしたが何気に連載物を完結させたのは、

 この作品が初めてです(笑)

 そして、この謎のお花屋さん職業戦記物!?

 な謎の小説!?を引っさげて!?(笑)

 他サイトですが漫画原作のコンテストに(笑)

 ブッ込んできやすwww(๑•̀ㅂ•́)و✧

 なろうで開催してるコンテストにも❣❣

 何時も通り元気にブッ込んだ❣❣キランwww(。•̀ᴗ-)✧

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ