# 99. 久しぶりのテント泊
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少しずつ面白くなっていく…と思います!(精進します)
皆それぞれのテントを展開していく。
展開はすぐに終わり、中に荷物…といってもシュラフぐらいだが、運ぶことができる。
風などでテントが吹き飛ばされないか心配な場合は、付属のペグを打つことで耐風性を強化することができる。
中央で焚き火を起こし、暖を取る。
ここの山岳地帯は昼は温かいが夜になると冷え込む。
テントの中は温かいが、食事を摂るため外に出なくてはならないので、外は焚き火の熱だけが頼りだ。
その寒さと無関係な男がいる。…エヴィだ。
彼は今一生懸命に料理を作っている。
ストライカーから調理器具や皿などを取り出し、テキパキと調理を行い、更に分けていった。
「よし、できたぜ!
食べてくれ!」
出されたのは、パスタだった。
「ナポリタンってんだ。
もともとは西洋の料理だったが、東洋独自のアレンジになっているぜ。
うまいぞー!」
フォークでクルクル巻き取って口に運ぶ。
「これは…」
「美味しいー!」
「なかなか良いわね」
「美味いな」
「うまいだろー?
この麺を茹でる時間で食感も変わってくるんだ。
麺タイプの他に、マカロニやペンネ、ファルファッレといったものがあるぜ!」
「詳しいんだな」
とネイト。
「ああ、これでも毎日勉強しているからな!」
「そういえば、キャシー、髪切ったのか?」
「気づくの遅いよ―!」
などと談笑していた。
そして、ひとり、またひとりと自分のテントに入って寝るのだった。
エヴィはひとり満足げに皿洗いをして、なにかの達成感を得ていた。
夜は明けて次の日の朝。
皆テントから出てきた。
「皆準備をしながら聞いてくれ。
今日も山岳地帯を進む。
暗くなるまでには砂漠地帯に到着するはずだ。
トランスポーターまではあと二日といったところだ」
やがて出発準備ができて車列が動き出す。
「敵性反応がそこらじゅうにあるぞ。
できる限り迂回するが、何度がインターセクトする。
皆気をつけてくれ!」
「了解だよー!」
しばらくするとレイダーと交戦する。
レイダー相手なら慣れたものだ。
キャシーとベルダで応戦する。
「レイダーなら30人いても問題ないねー!」
「ああ、私達二人ならあっという間だな」
とそこにM.A.C.S.が出現した。
「エネミーのM.A.C.S.だ!
キャシー、ベルダ、下がるんだ!」
下がったのを確認して、ランドクロウラーの主砲が火を吹く。
続いてストライカーの特殊砲が炸裂する。
このあたりの…レイダーが乗っていると思わしきM.A.C.S.もアセンブルが滅茶苦茶すぎて、ちょっとの攻撃でバランスを失い無力化できるようだ。
その後、ベルノイドと数回ほど交戦して、夜になった。
「他のリージョンに比べて、エネミーが多いねー!」
「そうだな、レイダーは隠れるところがたくさんあるし、モンスターにとっても条件が良いんだろう」
しばらくして、身の隠せそうな場所に出る。
「今日はこの辺でテントを張ろう」
テントを張り、焚き火を囲み、エヴィの料理を食べる。
このあたりはいつものルーティーンだ。
「明日の早い時間に重砂に到着する。
そこからトランスポーターを利用して南東方面に移動する予定だ」
「トランスポーターは面白い乗り物だよなー!」
「そうなのか、私は乗ったことがない」
「砂の海を渡る船みたいな感じだぜー!」
次の日の早朝、皆は起きてきて出発準備を進める。
「ここからそう遠くないところにトランスポーターの発着場に着くはずだ。
近いからと行って気を緩めずに行こう」
車列は軽快な音を立てて、砂埃を撒き散らせながら進み出す。
ほどなくして、発着場に着いた。
補給はできないがちょっとしたキャンプになっているようで賑わっていた。
【トランスポーター発着場
おひとり200ヴェル(子供は100ヴェル。6歳以下及び200歳以上は無料)。
M.A.C.S.は2,000ヴェル(クルーザー、キャリアーは載せられません)。
バギー、バイクは1,200ヴェル】
ソララ大陸と同じ文言だった。
同じ企業が運営しているのだから、それは同じになるだろう。
ドクターは「200歳以上無料」には突っ込まないことにした。
ビークルをトランスポーターに載せて、ネイト達も乗り込む。
しばらくして、トランスポーターが動き出す。
ズズ…ズズ…と擦れる音が足元から聞こえる。
「この駆動系が面白いんだよ!」
とエヴィが勢いよく砂を掻き出す駆動系を見ていた。
アナウンスが流れる。
「ポーン!
ご搭乗の皆様。本日の当機のご利用、誠にありがとうございます。
当機は、ヴァロー・ポイントを出発して、重砂を南東方向へ進み、エコー・ベイへと参ります。エコー・ベイへは明日の午前7時到着予定です。
機内には飲食サービス、睡眠用の仮眠ベッドなどがございますので、到着までぜひおくつろぎいただきますようよろしくお願いいたします。
また、モンスターが出現したときは、タレットや迫撃砲で応戦する都合上、射撃音が聞こえてくることがございますが、運行上皆様には危険はございませんので、何卒ご安心して到着をお待ち下さい。ポーン!」
これも、行き先が違うだけでソララ大陸のトランスポーターと同じ文言だった。
「そういや、腹減ったな。
なにか食ってくるぜ!」
エヴィは飲食サービスコーナーへ向かった。
それはそうだ、時間は経過してもう12時を回っている。
皆、それぞれの時間を堪能している。
こうして、エコー・ベイに向けてトランスポーターは進んでいくのであった。
読んでいただき、ありがとうございます!
拙い文章ですが、一生懸命考えて書いたつもりです。
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