# 98. ゲヘナ・リージョン
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引き続き、一生懸命執筆していきますので、もしよろしければ、ブックマーク・★★★★★・リアクション・評価などをいただけますと嬉しいです。
少しずつ面白くなっていく…と思います!(精進します)
テンペスト・ノーチラスに乗船してから4日が経過した。
陸が近いのか、静かに浮上し始めた。
そしてアナウンスが流れる。
「ポーン!
まもなく、ゲヘナ・リージョン最西端のサンタラル・コロニーに到着します。
お間違え、お忘れ物など無いようにお願いいたします。
それでは、テンペスト・ノーチラスにご乗船、誠にありがとうございました。
またのご利用をお待ちしております。ポーン!」
「着いたか」
ハンガーへ入るドアの前で待つ5人。
気圧の関係で、航行中はハンガーに入ることができないのだ。
やがて船体が浮上しきって、眩しい光が差し込む。
それはまるで、メタルセルのエレベーターゲートが地上で開いたかのようだった。
表と船内の気圧を合わせるプシューという音が聞こえる。
ガチャンという音と主に、ドアが開いた。
「よし、ビークルに乗ろう」
一行は、それぞれのビークルに乗り込み、搬入口が開くのを待った。
ゴゴゴ…という音とともに、搬入口が開く。
目の前には、コロニーが見える。
海から入るときにはライセンスカードのチェックと滞在理由は聞かれない。
乗船時にそういったチェックがされるからだ。
なので、ネイト達も何も聞かれること無くコロニーの中に入ることができた。
補給などはカムイ・ステーション・コロニーで済ませているので、ここのコロニーはエヴィの食材の買い足し程度の滞在時間だった。
「先にエントランスゲートに行っててくれ!
オレは食材を買ってくるからよ!」
とエヴィは雑踏の中に消えていった。
「俺達は、エントランスゲートでエヴィを待とう」
30分後、エヴィが戻ってきて、合流する。
この付近は、雨季でありながら乾燥している。
それはソララ大陸のような感じで、地元を思い浮かばせた。
「なんだか懐かしいねー!」
「こんな遠くに来たのにな。不思議なもんだ」
「ネイト、この後のコースはどうするの?」
とドクターが聞く。
「まずはキャンプを経由しつつ東へ向かう。
山岳地帯を超えたら砂漠地帯に入る。途中、重砂があるのでトランスポーターを利用して南東へ向かう。目指すイーグルアイはその先にある。全行程5日の予定だ」
ドクターは、自分でも調べたことが正しいとわかり少し安心したようだ。
「それと、このリージョンはドミニオン・シンジケートの本拠地があるとされているところだ。
奴らと交戦する恐れがある。皆慎重に進んでほしい」
確認を終え、一行はサンタラル・コロニーを後にした。
程なくして、山岳地帯に入る。
「前方300メートル先に反応ありだ。
この反応は…レイダーだろう。11人いる。
エスケープはできない。60秒後にインターセクト(交戦)する。
キャシー、ベルダ、頼んだ!」
「わかったよー!」
「了解した」
キャシーとベルダが武器を構え、左右に展開する。
「まもなくエンカウントだ」
「もう見えてる、いっくよー!」
キャシーとベルダは攻撃態勢に入った。
「回転する力の軌跡!」
「胡蝶の舞!」
二人のスキルが炸裂する。
レイダーのグワァという叫び声が聞こえてきて、あっという間に戦闘が終わる。
時間にして1分も掛かっていなかっただろう。
「キャシー流石、ファイタータイプだ。
動きが洗練されている」
「あなたもね、ベルダ!」
「ピピッ…ビューマノイド 11タイ トウバツ シマシタ」
「この程度ならなんてこと無いな!」
とエヴィ。
M.A.C.S.の出番はなかったが、相手がヒューマノイドの場合、こちらも人間装備で戦うほうが都合が良いのだ。出番があるとすれば戦闘が始まった直後にM.A.C.S.による遠隔攻撃程度だ。ただしエネミーがパワードアーマーを装備していないときに限る。
今回の場合、インターセクトまでの時間があまり無かったことと、11人全員が生身のレイダーだったことで全てをキャシーとベルダに任せたのだった。
その後、レイダーやベルノイドと何度か交戦して、1日目の夜を迎えた。
M.A.C.S.を警戒モードにして、簡易コロニーではない、久しぶりの各自のテントを展開しての夜となった。
読んでいただき、ありがとうございます!
拙い文章ですが、一生懸命考えて書いたつもりです。
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