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# 95. カムイ・ステーション・コロニー

この度はご愛読ありがとうございます。


お陰様で、5000PVを突破することができました。

引き続き、一生懸命執筆していきますので、もしよろしければ、ブックマーク・★★★★★・リアクション・評価などをいただけますと嬉しいです。

少しずつ面白くなっていく…と思います!(精進します)

一行はオロッパス・コロニーから150キロほど離れたところにある、カムイ・ステーション・コロニーに到着した。

こんな近距離にコロニーが隣接しているのは珍しいが、エネミー…主にドミニオン・シンジケートから拠点を守るためにどんどんと要塞化していって、キャンプからコロニーへと変わったのだろう。


到着時間は日が傾いた夕方である。

ビークルを駐車スペースに停め、コロニーの通過儀礼なのか、身元の証明と滞在理由を聞かれる。


ここのコロニーにはHoMEがあるため、これまでのシュートダウントラッキングシステムの換金を行った。


「久しぶりのHoMEだったねー!」


「そうだな、HoMEがあると落ち着く」


「ネイト、潜航フェリーの運行状況を調べたわ。

 今日はもう無くて、明日朝10時に一便だけ出港らしいわよ」


「そうか、わかった。

 ちょっと早いが、ご飯にして、その後自由時間にしよう」


一行はダイナーへと向かう。

まだ時間が早いこともあってか、中は比較的空いていた。


「オレは肉だ。肉を食いたいぜ!キュリィもお願いだ!」


「私はサラダね!」


皆それぞれ注文する。

料理が来る間に少しばかりのミーティングを行う。


「今日のベルダの戦闘を見てわかったんだが、戦闘陣形を少し変えようと思う。

 前衛が二人に増えたことにより、まずは近接が左右に展開、中央にM.A.C.S.、ドクターは最後尾という布陣とする。

 エネミーがレイダーなどのヒューマノイドの場合、近接2名で左右から叩いてくれ。

 エネミーにM.A.C.S.がいた場合、まずはランドクロウラーの主砲とストライカーの副砲による攻撃を行い、無力化を行う。狙えればチャージアタックによる追撃もありだ」


皆ふむふむと聞いている。


「ベルノイドなどのモンスターの場合は…」


と一通り説明は済んだようだ。

言ってしまえばベルダの戦闘能力が予想以上だったので、それに対応する感じで陣形に変更したのだ。

この陣形は、ボーンズでも使っている割とポピュラーな陣形ではあるが、近接が2名以上いないとなし得ない陣形でもあったのだ。


「ただ、私の活動限界は5分が限度だ。

 それ以上はオーバーヒートして体が言うことを聞かなくなる」


「わかった、それも考慮しよう。

 ドクター、活動限界を超えたときのベルダを診てやってくれ」


「わかったわよ」


「キャシー、5分を経過した時、頼むぞ。

 思いっきりスキルをぶち込んでくれ!」


「うん、わかったよー!」


そして、皆それぞれの時間を過ごすのであった。


--ネイト


ネイトは波止場に来ていた。

昔はどこでも魚介類が捕れていたらしいが、酸性雨の所為で海も酸化しているため、極一部の汚染されていないところでしか捕ることができない。

なので、魚介類の値段は非常に高い。養殖を行っているところもあるが、それでも高い。

サハル・リージョンの北カラブールで捕れているカラブール・サーディンは稀な例と言える。

その厳しい環境下でも生き残った生体はモンスターとなり、凶暴化するという話だ。


この先、新たなエネミーが次々と現れるだろう。

作戦と準備を怠らないようにしていこうと、ネイトは考えた。


--キャシーとベルダ


キャシーとベルダは、駐車スペースに来ていた。

ベルダのバイクを見たかったからである。


「ふーん、キャノピーが乗るとこを覆っているんだねー!

 これなら雨が降っていても走れるね!」


「そうだ、ここら辺の雨季は、酸性雨だからな。

 耐酸性コーティングも施してある」


「エアコンはこれね。私のには付いていないんだー」


「フルカウルだから付けられる装置だな。

 じゃないと熱や冷房が逃げてしまうからな」


「私のバイクも、ベルダのように改造しようかなぁ」


「バイクがあるのか?」


「…うん。サハル・リージョンを出た後は、北半球になって季節が雨季になるから、私のバイクじゃとてもじゃないけど走行は無理なの。

 だから、バイクはネイトのランドクロウラーに積んでもらって、ドクターのバギーに乗って移動してるんだ―」


「そうだったのか。

 ビークルの機動力は、戦闘の初動にそのまま繋がることが多い。

 自分でコントロールできる足があると有利に進められる」


「そうなんだよねー!

 いろいろ考えてみるよ!

 バイク、見せてもらってありがとう!」


「問題ない。ノープロブレムだ」


--エヴィ


エヴィは調理道具を探しに市場に来ていた。

彼が作る料理は、修行先がそうだったこともあってか、東洋寄りである。

ハンドヘルドコンピューターで調べたら、西洋にはもっと違う料理があり、これから向かうゲヘナ・リージョンも東洋料理とは違う料理があるようなのだ。


「ケーキっていうのも作ってみたいんだけどよ…」


そう、エヴィは食後に楽しむスイーツを作りたいと考えていたのだ。


「毎回出せるとは限らないけどな…」


市場を見て回る。


「これなんか使えそうだぜ」


生地を伸ばす棒と、その記事から型を取る金具、その他いくつかを買って満足気にその場を後にした。


--ドクター


ドクターは、潜航フェリー乗り場に来ていた。


「今日の分のフェリーは出ちまったぜ。

 また明日来ることだな」


「それはわかってるわ。

 潜航フェリーってどんなのかわかる?」


「そうだなぁ。

 人や荷物を積んだら、『潜る』んだよ。そりゃ圧巻だぜー。

 この先の海域は、えらい荒れるって話だ。だから海上じゃなくて嵐などの影響が無くて揺れの少ない海中を潜航するんだぜぇ

 補給無しでゲヘナ・リージョンまで一気に行くって話だ」


「なるほどね、情報をありがとう」


「なぁに、情報ってもんじゃねぇけどよ」


ドクターは、「楽しそうな乗り物ね…」と言い、その場を去った。



読んでいただき、ありがとうございます!


拙い文章ですが、一生懸命考えて書いたつもりです。

もしよろしければ、ブックマーク・★★★★★・リアクション・評価などをいただけますと嬉しいです。


みなさまからの応援が、私の何よりのモチベーション維持となります。

頑張って書きますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

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