# 74. ヤマト
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それから数日が経過した。
一行は、太陽の出ている間は移動を行い、日が沈むとテントを張るという生活を送っていた。
やがて、舗装された片側4車線のきれいな道に出て、それが山奥へと続いているのが見えた。
「多分この先がヤマトだろう」
ヤマトの防衛領域内なのか、主だったエネミー(敵対行動体)は確認されなかった。
しばらく道なりに進むと、見慣れたというか懐かしい構造体が見えてきた。
「エレベーターゲートだ!」
「やっとだねー!」
「ようやくだぜ!」
「着いたわね」
皆口々に感想を言う。
コロニーやキャンプを経由して船に乗船し大陸間を渡り、ビッグフットから直線距離にして7000キロ、実に約一ヶ月ぶりのメタルセルである。
エレベーターゲートの前でゲートが開くのを待つ。
「世話になった。俺はここで失礼する。
もし何かあれば連絡してくれ」
とツェンが離脱してどこかに消えていった。
そういえばヤマト付近に賞金首がいるらしいと言っていたのだった。
まもなく、ゴゴゴ…とゲートが開き、一行は中へ入る。
しばらくするとゲートが閉まり、下へ降りはじめる。
「この感覚、久しぶりだね―!」
「そうだな」
ネイトとキャシーは、ビッグフットのことを思い出していた。
キャシーの「口撃」で重い腰を上げて探索者になったこと、初めての戦闘でベルノイドに勝利したこと。
エヴィとの出会い、ボーンズとの共闘で美味しい料理を食べられたこと。そしてキャシーの負傷…。
様々な思いを胸に、ようやくヤマトへ着いたのだ。
数十分後、エレベーターが停止するかすかな衝撃を感じると、再度ゲートが開いて球体部に到着した。
ランドクロウラーとストライカーをハンガーに格納し、バギーを共用スペースに駐車した。
懐かしい匂いがする。
「ビッグフットを思い出すねー!」
「だな、懐かしい」
スフィアエントランスを潜って連絡通路通る。
トーラス部に到着した。
「地上のほうが明るいねー!」
いくら太陽光ライトを使っているからとはいえ、自然の太陽に比べたらまだまだ暗い。
「しばらくは滞在するんでしょう?
なら、あたしの家を使いなよ。皆の分のゲストルームはあるから」
「それは助かるぜ―!」
エヴィが喜ぶ。
「まずはHoMEだな」
これも久しぶりのカポカーに乗り、HoMEを目指す。
流石、空間内を完璧に制御しているメタルセルである。
あっという間にHoMEに着いた。
中に入ると、ビッグフットと同様に200名くらいが入れる空間に所狭しと探索者がいた。
コロニーにもHoMEはあるが、ここまでは広くない。
エチャリーもあっちいったりこっちいったりと忙しそうだ。
「まずは換金しよう」
といって、カウンターに向かう。
「お疲れ様です。換金しますね。ライセンスカードをお預かりします」
皆はライセンスカードを渡して、シュートダウントラッキングレートに応じた報酬をもらう。
「それでは、エクスプローラーズ・オブリュージュ!」
「ネイト、この後はどうするのー?」
「そうだな、移動続きで疲れたから、数日ほど少しゆっくりしたい。
ドクター、済まないがしばらく居候させてくれ」
「ええ、いいわよ」
HoMEを出てカポカーに乗る。
カポカーのすごいところは、個人宅でも認識して向かうことができる。
ただ、それは犯罪の原因となり得るため、音声認識で本人かどうか、もしくは本人との友好的なつながりがある者かどうかを判断しているらしい。
「ドラゴン区、マッセイ・ヴァイオレットまでお願い」
「オンセイカクニン デキマシタ。
ムカイマス」
一行は、ドクターの家があるドラゴン区にカポカーで移動した。
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