表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
66/336

# 66. 補給

この度はご愛読ありがとうございます。


お陰様で、3000PVを突破することができました。

引き続き、一生懸命執筆していきますので、もしよろしければ、ブックマーク・★★★★★・リアクション・評価などをいただけますと嬉しいです。

時間はすでに夜。


4人はぞれぞれ自由な時間を過ごし。デッキに集まってきた。


「いい汗かいたわね」


「そうだねー!シャワーも気持ちよかったよー!」


「あの映画は最後納得行かなかったぜ!」


月明かりが水面に揺れる中、静かな船内にアナウンスが響いた。


「ポーン!

 まもなく、補給地点に到着いたします。

 夜ですので、下船はおすすめできません。

 補給は40分ほどで完了する予定しますので、ご乗船の皆様は船内でおくつろぎください。ポーン!」


船内の照明が穏やかに揺れる中、デッキの窓から海の向こうを見つめると、遠くに灯りが瞬いているのが見えた。

それはまるで漆黒の海にぽつんと浮かぶ灯台のようだった。


「あれが補給地点だな……。

 特に見るものもないし、下船せずに待っていようか」


ネイトが言うと、キャシーとドクターも頷いた。


ゴウン、ゴウン、と船の動きが緩やかになる。

やがて、補給地点へと船が接岸すると、作業員たちが静かに乗り込んできた。

甲板ではクレーンが動き出し、燃料タンクや食材が運び込まれていく。

コンテナが次々と積まれ、金属が擦れる音が闇夜に響く。


エヴィはその光景をじっと見つめていた。

クレーンが荷を吊り上げ、モジュールキャリア(Module Carrier)が忙しなく走る。

エンジン音が夜の静寂に低く響き、重機特有のオイルの匂いがかすかに漂ってくる。


彼の視線は、そのひとつひとつの動きに釘付けだった。


「エヴィ、どうしたの?」


キャシーが不思議そうに尋ねる。


「なんでもねぇ!

 ただ、機械が動くところを見てると、なんだか落ち着くんだよ!」


エヴィは目を輝かせながら答えた。

キャシーは少し笑って、


「そうなんだねー!」


と相槌を打つ。


その間にも作業は着々と進む。

巨大なコンテナが吊り上げられ、甲板に丁寧に降ろされる。

リキッドフローコンジット(Liquid Flow Conduit。燃料補給のホースのこと)がつながれ、燃料が補給されていく。


ネイトは腕を組みながら、甲板に腰を下ろしていた。


「この船の燃料消費量ってどのくらいなんだろうな?」


と、ぼそっとつぶやく。


ドクターがタブレットを取り出し、補給リストを確認する。


「少なくとも、今回の補給で4日分くらいはまかなえるみたいね」


「なるほど…」


ネイトは興味深そうにリストを覗き込む。


バンダル・ラウ・キャンプでは全工程分の物資を積むことができなかったため、この島で補給を行っているようだった。


補給地点の作業員たちは手際よく動き、無駄なく荷を運んでいる。

遠くで誰かが指示を出す声が聞こえる。


エヴィは再び作業の様子を眺めながら、ポツリと言った。


「いいよな……こういうの」


「エヴィって、ホントに機械好きだよねー」


キャシーがクスリと笑う。


「まぁな。人間ってのは気まぐれで、裏切ったり、嘘ついたりするもんだけど…機械は違だよ。

 ちゃんと整備して、正しく扱えば、必ず応えてくれるんだぜ!」


エヴィの声には、どこかしらの信頼が込められていた。


キャシーは「なるほどね」と言って、彼の横に座る。

二人で並んで、作業員たちが動く様子をしばらく眺めていた。


やがてアナウンスが流れる。


「ポーン!

 補給作業は間もなく完了いたします。

 5分後に出航いたしますので、ご準備ください。ポーン」


甲板では、最後のチェックが行われていた。

エンジン音が再び響き、クレーンがゆっくりと折りたたまれていく。


「さて、出航だ、中に入ろう」


ネイトが立ち上がり、船室へと戻っていく。

キャシーとドクターも続く。


エヴィは最後まで作業を見つめていた。

クレーンが止まり、作業員が手を振ると、彼は小さく頷いて船室へと向かった。


エンジンの振動が少しずつ大きくなり、船は静かに補給地点を離れた。

再び、暗い海へと向かっていく。


夜の帳が降りる中、船は静かに進んでいった。

ネイト達は、それぞれ睡眠を取るために仮眠室へと歩いていった。


読んでいただき、ありがとうございます!


拙い文章ですが、一生懸命考えて書いたつもりです。

もしよろしければ、ブックマーク・★★★★★・リアクション・評価などをいただけますと嬉しいです。


みなさまからの応援が、私の何よりのモチベーション維持となります。

頑張って書きますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ