# 65. 出港
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4人は次々に港に集まり、船に乗り込んだ。
「出港まで10分。
ギリギリだったな…」
ネイトは少し散策しすぎたようである。
「『米』は手に入ったかしら?」
「おう、バッチリだぜ!
ドクターは何を買ったんだ?」
「『米』に合うスパイスをちょっとね…」
「沢山買ったんだよ―!」
「それは楽しみだぜ!」
などと話していると、出港の時間になったようだ。
「ポーン!
本日は、クルーザー『アクア・クルセイダー(Aqua Crusader)』へご乗船、誠にありがとうございます。
当船は、バンダル・ラウ・キャンプを出港いたしまして、5日間かけて北北東へ約1,700キロ離れた、三鼎・キャンプに入港いたします。
途中、補給のために一度停泊いたしますが、その後はノンストップで三鼎・キャンプへを参ります。
では、良い船旅を。ポーン!」
「せ…1,700キロ…」
エヴィは崩れ落ちた。
彼だけ、まだ船の揺れに適応できていないのである。
クルーザーのような大型の船には、その長旅を飽きさせない仕組みがいくつもある。
まず、エンターテイメントとして、夜のライブミュージック、映画上映回、カジノがある。
パフォーマンスショーとして、マジックショーやコメディアンによるライブ、ダンスなどである。
アクティビティーとして、プールやジャグジーが開放されていて、フィットネスジムも完備している。
それ以外として、歴史資料館といったものが展示されていて、5日ではとても回りきれないくらいのボリュームだ。
ここでの食事は無料ではない。ウェーブランナーのときと同様に、ヴェルを支払う必要がある。
「俺達は食堂へ行くが、エヴィはどうする?」
「うっぷ…、先に行っててくれ、あとで行くぜ!」
「そうか、わかった。せいぜい頑張ってくれ」
エヴィを残し、3人は食堂へと向かった。
「私はオメガ―ミートボール(Omega Meat Bowl)をお願い!」
「あたしは、フュージョンラムステーキ (Fusion Lamb Steak)をお願いするわ 。ワイン付きでね」
「俺は、メトロバーベキュー (Metro BBQ)だ」
「かしこまりました」
と店員が注文を取り、厨房へ向かう。
「ここはタブレットじゃなくて、人間が注文を取りに来るのね」
「そうらしいな」
しばらくすると、料理ができたのか、テーブルに配膳される。
「美味しそうだね―!」
「ああ、全くだ!」
さぁ食べようとしたところにエヴィが登場。
「OEPPしまくってたら、腹が減ってきたぜ!」
食事中なのだからちょっとは言葉を選べと誰もが思ったに違いない。
「オレは合成肉のオーロラステーキ(Aurora Synth-Steak)を頼む!キュリィも付けてくれ!」
「かしこまりました」
しばらくして、エヴィの分も配膳された。
「よっしゃー!いただくぜ!」
遅れを取り戻すかのように、ガツガツと食べるエヴィ。
「揺れには慣れたのか?」
「いんや、ちっとも慣れてないぜ!
でも、M.A.C.S.の操縦はこれ以上に揺れるからな。
それに比べたらマシだって気づいたんだぜ!」
「そうか…それはなによりだ」
M.A.C.S.のコア(操縦席)は、球体をしていて、ジャイロ機構が働いているため、揺れをほぼ感知できないはずだ。
「あー、オレのストライカーにはオートバランサーを切っているんだよ!
機械の動きを肌で感じたいからな!」
「なるほど。メカニックらしいセリフた」
「それよりもポテトおかわりだぜ!」
と、キュリィも注文する。
総額3,000ヴェルになっただろうか、ネイトは、
「ここは俺が出すよ」
と、店員にライセンスカードを渡した。
「はい、3,000ヴェル確かに。
またお待ちしています!」
「ねぇ、キャシー、あとでフィットネスジムに行ってみない?」
「いいね!行こう行こう!」
「オレは映画を見てくるぜ!
ネイトはどうするんだ?」
「歴史資料館を見たいと思う。
この世界がどうして荒涼とした大地になってしまったのか、少しでも知りたいんだ」
「そっか、勉強熱心なんだな!」
読んでいただき、ありがとうございます!
拙い文章ですが、一生懸命考えて書いたつもりです。
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